MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

温泉しかばね芸者

2022-03-02 23:26:44 | 邦画
今月のライツキューブからリリースされてる作品では
一番見たかった、っていうか期待して居た作品だったんですが
白石晃士監督の作品を見てしまった後に見たのが失敗だったのか
実際につまんなかったのか
私にはかなりつまんなかった
 
劇中の目白監督が辻凪子演じる脚本家が持ってきた作品に
“死ね、こんなんがおもしろいって思ってるのかっ”って脚本突っ返した時のセリフをそのまんまお返ししたい
こんな”クソみたいな作品よう作りはりましたなぁ“なんでもかんでもホラー的な要素を突っ込めばクソでしかなくなるは
って言うおバカ見本市みたいな作品
 
作品に“芸者、ゾンビ、ストリップ、チェーンソーに極彩色なグロテスク”入れ込むだけ入れ込んだら、そりゃ散漫になるわなぁ
映画的な賑やかさと監督の才気はわかるけど、詰め込んだら詰め込んだだけ面白くなるわけではない
相乗効果っていうより相殺してはりますがな
 
さらに予算のは関係からか、意図的かはわかりませんが
夜間だろうが室内だろうが自然光での撮影って
いくらデジタル機材でも見にくいったらありゃしない
もう私的には否定的な文言を並べるしかないような作品
 
全くこんな作品作らせた責任者出て来いや
ナカムラルビイ演じてるしかばね芸者じゃないけれどポン刀で斬り刻んでやりてぇ
唯一これはって思わされたのは脚本突っ返す時の監督の後ろの壁に貼ってあったホラー名作に対するオマージュ的な邦題だけだった
 
2017年製作、日本映画、FILM OMAZUM作品
鳴瀬聖人編集・監督作品
出演:辻凪子、ナカムラルビイ、長野こうへい、錦織聡、衣緒菜
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カオス・ウォーキング

2022-03-02 17:47:34 | 洋画
これって一応って言っちゃ失礼に当たるのかしら
なんだか全三部のYAジュブナイルのsci -fi小説の原作があるようですね
いつも書いてますが、私ジャケット借りですから
SF映画とは知らずにレンタルしてきちゃいまして、少女が出てくるまでっていうか、主人公の少年トッドが、少女を見つけ、その思考脳波で首長のマッツ・ミケルセンに脳波を読まれるとことまでSFだと思わずに見てました
 
そして少年少女を見て
アラ、“スパイダーマン”と“スター・ウォーズ”の競演なんや
ってちょっと興味惹かれました
マッツ・ミケルセンは悪役だろうって見当はすぐつきましたが
どこが”カオス・ウォーキング“なのかは最後までわかんなかったけど・・・
 
そうこの地球に似た惑星にある、主人公の少年の住んでる村落には
男しかいなくて、
首長によるとエイリアンに襲われて女は皆殺しにされたとか・・・
そんな村落に金髪の少女が現れればみんな色めき立つのはあったり前ですよね
少年は心ときめいて、もうこころの中の脳波で出まくり
脳波が出るたびになんかケムみたいなオーラとなって噴出してきます
ここいらの映像処理が良いのですが、字幕とかが読みにくくて・・・
 
設定では女には脳波が出ないようで、男は脳波を出すし、出た脳波は誰でも読めるというか聞こえるから、彼らはこの脳波をノイズと言ってるのはわかるけど
寝てても出てくる脳波ですからねぇ
油断も隙もないし、煩くてっていうか全く心も夢も読まれれれば安眠できないやね
 
まぁそんな世界観の中に現れた少女は偵察宇宙船が墜落して1人生き残った地球人
首長はそれを利用して母船を乗っ取ろうと少女を捕らえることを下命する
 
まぁそれやこれやで少女を助け、違う集落まで送り届ける少年との道行というか逃避行を描いた作品でして
アクセントとしてワンちゃんが出てきますし
少年は少女に恋心を抱いたりとストーリーが展開していく中で
彼の村落には女がいないわけとか
首長の過去とかが明かにされていくわけでして
そしてワンちゃんはなんと途中で殺されてしまいます
 
ノイズによる少年の心内が知れて退屈はしませんが
トム・ホランド、デイジー・リドリーにマッツ・ミケルセンと主役級の三人の共演作品にしては実に物足りない作品でした。
 
2021年製作、アメリカ・カナダ合作映画
ダグ・リーマン監督作品、パトリック・ネス原作・共同脚本
出演:トム・ホランド、デイジー・リドリー、マッツ・ミケルセン、デミアン・ビチル、シンシア・エリボ、ニック・ジョナス
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