頭を空っぽにして見る映画、っていうか観る人を選ぶ作品と言えるかも
私は好きな作品でしたが
個人的に私は見てはいないんですが「架空OL日記」を作った芸人バカリズムが
多分に楽しんできた、あの血沸き肉踊る少年時代というか、大人になっても十二分に楽しめる
ヤンキー漫画の舞台設定とキャラクターを、現代のOLに置き換えて
その世界観を再現させて魅せてくれた作品と言っていいだろう
だから気楽に頭を空にして楽しめりゃ、それでイイネって言う映画。
個人的には漫画やアニメ見ませんから大手を振ってバカリズムが
ヤンキー漫画のメソッドとOLの世界観をフュージョンさせてアクションコメディ映画に仕上げたってとこでしょうか何て偉そうにいえませんけども
ヤンキー漫画のメソッドとOLの世界観をフュージョンさせてアクションコメディ映画に仕上げたってとこでしょうか何て偉そうにいえませんけども
バカリズムのこの発想がこの映画を成功させてると言っていいだろう
そして芸人としての小ネタ満載で笑いを取ってくる脚本も上手いよね
そもそもヤンキー映画って、それぞれの高校の番長が地域一番を狙っての喧嘩三昧ですからねぇ
個人的には先に書いたように漫画もアニメも見ませんが
それらの実写化されてる映画はこのんで見てますから、ヤンキー漫画のメソッドは十分に知っております
それを遺憾なく企業OLの世界観に置き換えて
そう男子高校生の喧嘩上等の世界観から、女それも企業戦士ではないOL同士での、まずは社内勢力争いから始まり、それが地域社会drの各企業との間でOLの覇権争いという拡がりをカリスマ広瀬アリスの最強OLにやらせていくとこと
そのヤンキーになりきれないというかそんな世界から遠い世界に生きてる普通のOL永野芽郁との友情といったとこから
他企業のヤンキーOLの覇権闘争いに巻き込まれた普通のOL永野芽郁を、広瀬が単身敵地に乗り込んで・・・
ていうヤンキーバトル漫画のあるあるをネタとして放り込んで置いて
ちょっと広瀬に見せ場を設けて置いて
永野芽郁が実は・・・だったっていう展開の上手さに
永野芽郁が実は・・・だったっていう展開の上手さに
こっちはやられた感が強かったなぁ
そしてなんと広瀬はそこからスポ根漫画よろしく喧嘩の腕を磨いて
最終的に永野芽郁に勝負を挑み
そして定石通りに激しいバトルの果てに倒れた二人
立ち上がったのは当然永野芽郁
しかし、そこに会社唯一のイケメン君が登場して広瀬に愛の告白を・・・
立ち上がり去っていく永野芽郁の背中に被る”完敗“のスーパー
落とし方も見事だったなぁ
同僚ヤンキーOL各派閥の頭に菜々緒、川栄李奈、大島美幸の3人、後に広瀬の支配下に
最終的に敵となる企業のヤンキーOLの頭たちには、なんと女装させて完全にヤンキーOLを演じさせて居る遠藤憲一、松尾諭、丸山智己、勝村政信ってもいう布陣
遠憲さんの怪演もこの作品の見どころの一つに・・・
さらにその後ろに控えしは小池栄子さん
みんな役にハマってましたね。いやー、小池さん最初誰だかわかんなかったくらい白塗りしすぎ
擬闘演出は誰だったんだろうか、トーシロさんたちをよくここまで
ってくらいのアクションシーンでした
ってほとんどヤンキー映画のまんまの誇張したバトルシーンでした
2021年製作、日本映画、「地獄の花園」製作委員会作品、WB配給
バカリズム脚本・出演、関和亮監督作品
出演:永野芽郁、広瀬アリス、菜々緒、川栄李奈、大島美幸、松尾諭、丸山智己、勝村政信、遠藤憲一、小池栄子、ファーストサマーウイカー、近藤くみこ、かなで、室井滋
