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MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

Miss.処刑人

2021-11-04 23:23:59 | 洋画未公開
私のレンタルDVDはジャケット借りです。
御覧のように美しきお姉ちゃんが銃を持ってますが
左手ですから反転で作ったジャケットかな
最近多いよね銃を構えてるジャケットでの反転映像
作る側はさほど気にしてないのかな
ま、それはいいとしてこれは大好物なガーリーアクションだろうっていうだけで伸び悩んでレンタルでしたが
 
ちょっと思ってたのと違う映画ではあったものの、存外楽しめた作品ではあったんですが
ちょっとジャケット詐欺だったのは、ヒロインが美女ではなかった(汗
ヒロイン演じてるエリザベス・コッターって下っていうか、この作品に出演するまでは、スタントウーマンだったようで
そのアクションを認められての主役抜擢だったようで
根っからのアクトレスでは無いんで美貌に関してはBクラスって言っちゃったらいけないんでしょうが
見てるうちにさほど美貌は気にならなくなりました。
 
田舎に母を残して都会で1人暮らししてるヒロイン
生きづらいんでしょうか、薬物に依存した生活を送っていて
そんな自堕落な彼女のもとに母の死を知らせる電話が・・・
それをきっかけにクルマを走らせて母の葬儀のために地元に戻る
自宅は母を救急で救助したんでしょうか玄関のノブが壊されたまま
そこでさりげなく彼女が士官学校生だった頃の写真何映されて
都会での自堕落な薬物依存の生活は兵士での戦争PTSDだった可能性も見えてきました。
 
そこに昔馴染みの不良で、今では保安官補の元彼がやってきて
母親が火葬にふせられたと知らせると
急に起こりだすヒロイン、アメリカでは火葬土葬どっちもありなんですね
で、土葬を願う彼女は慌てて葬儀場にいくと若い男が母親らしい遺体を運び去ろうと
しており男達に突っかかると多勢に無勢で彼女はオトされて一緒に運ばれて
息を吹き返すとそこは私設の臓器密売の巣窟だった
 
臓器摘出してる医師らしき男に怪我をさせて一応脱出するものの
ヒロインを追いかけてきたのはなんとさっきの保安官補
なんと警察に仲間がいると逃げる時に出会った女性からおそわっていたために彼を射殺すると
母の遺体を取り返す為の彼女の孤独な闘いが開始される
一応軍隊経験はあるために銃器の扱いはうまいものの、このヒロイン決して無敵ではない
バッタバッタと男どもをなぎ倒すというでもなく敵との遭遇の回避も上手い
ほどよく敵を倒して母の遺体を奪還するものの
彼女には妹ガドットいてボスらしいやつから”組織はお前が思ってるよりずーっとおっきいから妹の命の保証が出来ないと“
 
一難去ってまた一難で、今度は妹を探して彼女を救いつつ再び臓器密売組織の男どもと戦う羽目に・・・
PTSDからこの私的な戦闘によって自分を取り戻したヒロインがここら辺りから
俄然太々しく女としての輝きもみせてくれるようになっていくんですね
臓器密売組織のラスボスらしい男と最後の対決を迎えるんですが
彼を倒してみても
何とこの組織全国区の組織みたいでこの先に果てなき対決が待ってるような終わらせ方でしたが
 
臓器摘出設備から最初ににげだした時に出会った女性が組織の有り金全部かっさらっていたようですが
それはそれでヒロインはちゃんんと借り遠返してたってことでしょうか
でもラスト組織の使いが持ってきたお金と袋何一緒みたいだったんですが・・・
 
2021年製作、アメリカ映画
ブレイディ・ホール脚本・監督作品
出演:エリザベス・コッター、エミリー・ゲートリー、ライアン・ポステル、グレッグ・マイケルズ、タイラー・スコウクロフト
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ラスト・コマンドー

2021-11-04 17:11:17 | 洋画未公開
ようやく11月のレンタル作品に新作が流出してきました
その中から戦争映画と思ってレンタルしてきました
ってのも本国フランスでは上映中止っていうのも寄与してて今月のレンタルではいっちゃん最初に見た作品
 
アルジェリア戦争中のアルジェリア紛争地域にインドシナ戦線から除隊してフランスに帰還していたフランス軍大佐ブライトナーの元に
フランスブルジョアの奥様が訪ねてきて、アルジェリアで死んだ息子ドリニエール大佐の死体は持ってこれないだろうから形見になる品物を何か持ってきて欲しい
現地にはアラブ人掃討のためにフランス政府に働きかけ、息子の敵討ちのために6日後にはナパーム弾で
キャンプ地を消去するから、その前に持ってきて欲しいとの依頼を受ける
 
アルジェリア戦争って民族紛争の様相もあったり、アラブ民族と統治国フランスとの抗争もあったりで
当事者でもあんまりそこいらの交差する民族と国家との複雑な関係がよくわからないと、東洋の1島国に居住する人間からしてよくわかんないんですよね
 
ミッション完遂のために彼が選別した編成部隊の人員は
インドシナ戦線で夫婦になっていたベトナム女性兵士だった妻を伴い
黒人でフランス軍所属であるものの、戦闘中にアラブ人の子供まで殺せという命令に背いた軍曹と、フランス人の狙撃兵である二等兵、そしてアラブ民族で爆破のプロであるものの内紛で捕まっていたアラブ女性兵士の5人で遠征していく
 
主人公たちがアルジェリアに入るとそこはフランス軍の統治下にはあるものの
先に書いたようにアルジェリア側も民族で同士の紛争を抱えていたりと
フランスもいわゆる軍政下で傍若無人にアラブやアルジェリア人を無差別に殺戮していたりと、混沌とした戦争地域になっているんですね
実に無造作に捕虜を大量殺戮していく描写を多用しつつ
その中でブライトナー大佐の一行は自らでの戦闘を避けつつミッションクリアを目指して目的地目指していくものの
これまた混成部隊ですからねぇ、村人とか見つけたり子供たちを虐待してるのを見ると黙ってられなくて
介入したりしつつ目的地に近づくものの
 
なんです敵と
こう言った話し合いができるのかよくわからないけれど
一応ミッション成功になるものの
民族間のあり方とかで、大佐の隊員が一人また一人と死んでいく様が実に残酷です
アルジェリア戦争をよく知らないとそこいら分かりづらいとこがあるんですが・・・
ただナパーム弾での掃討シーンは予算の関係からか
実に貧弱な映像でしたねぇ
 
 
2019年製作、フランス映画
アブデル・ラウフ・ダブリ脚本・監督作品
出演:ヨハン・ヘルデンベルグ、リン・ダン・ファン、リナ・クードリ、ピエール・ロタン、オリヴィエ・グルメ、サリム・ケシュシュ
 
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