この作品も積極的に日本映画を見ていこうという企画で視聴した作品
最初なんなんだろうこの作品は?って感じで見ておりましたが
そう個人的には相容れない作品すぎて途中でなんなんだ
と流し見しながら「蒲田前奏曲」でググって見たら
4人の監督によるオムニバス作品だと書いてあったものの
劇中4話と言いつつパート部分のつながりもわからぬまま
そして1話それぞれにスーパーでタイトルもつかずに松林うららさん演じる蒲田ミチコがヒロインとして各話ヒロインを務めているから
オムニバスと言いつつも一本の映画としても見ていけるんだけど
やっぱそれぞれのエピソードというか前後の脈絡のないお話に変化してて
ちょっとついてけなかったものの
1〜3話はある程度若くはないが27歳の売れない蒲田ミチコという女優さんの姿を通して
各監督の主張を蒲田マチ子という売れない役者を通して、映画界の現状とか、女性が社会で生きて行きにくさを克明に描い作風でした。
特にニ、三話は女性監督の怒りみたいなものも見えてくるし
四話目は、もう蒲田マチコ事態ほっぽらかして完全に、現状インディーズ監督の映画界におけるほぼ愚痴でしかなく、渡辺監督自身が固定カメラの前で自ら出演して好き勝手愚痴ってるだけの作品なんだけど
四話目は、もう蒲田マチコ事態ほっぽらかして完全に、現状インディーズ監督の映画界におけるほぼ愚痴でしかなく、渡辺監督自身が固定カメラの前で自ら出演して好き勝手愚痴ってるだけの作品なんだけど
こんだけ本音をくっちゃべって大丈夫か?
いや相当溜まっていたんでしょうね、ある意味本人は気持ちよかったんでしょうが
見てるこっちは苦痛でしかなかった
何度途中で切ろうかって思ったけど、さきに書いたようにそれぞれの監督さんの主張の強い作品だったたまに
こっちもそのまま勢いに呑まれてしまって最後まで見させられて
かえって疲れた
2020年製作、日本映画
第一話「蒲田哀歌」中川龍太郎監督作品、
第二話「呑川ラプソディ」 穐山茉由監督作品、
第三話「行き止まりの人々」 安川有果監督作品、
第四話「シーカランスどこへ行く」 渡辺紘文出演・監督作品
出演:松林うらら、古川琴音、須藤蓮、伊藤沙莉、福田麻由子、川添野愛、和田光沙、瀧内公美、吉村界人、大西信満、近藤芳正、久次璃子
