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MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

蒲田前奏曲

2021-11-14 23:02:59 | 邦画
この作品も積極的に日本映画を見ていこうという企画で視聴した作品
最初なんなんだろうこの作品は?って感じで見ておりましたが
そう個人的には相容れない作品すぎて途中でなんなんだ
と流し見しながら「蒲田前奏曲」でググって見たら
4人の監督によるオムニバス作品だと書いてあったものの
 
劇中4話と言いつつパート部分のつながりもわからぬまま
そして1話それぞれにスーパーでタイトルもつかずに松林うららさん演じる蒲田ミチコがヒロインとして各話ヒロインを務めているから
オムニバスと言いつつも一本の映画としても見ていけるんだけど
やっぱそれぞれのエピソードというか前後の脈絡のないお話に変化してて
ちょっとついてけなかったものの
1〜3話はある程度若くはないが27歳の売れない蒲田ミチコという女優さんの姿を通して
 
各監督の主張を蒲田マチ子という売れない役者を通して、映画界の現状とか、女性が社会で生きて行きにくさを克明に描い作風でした。
特にニ、三話は女性監督の怒りみたいなものも見えてくるし
四話目は、もう蒲田マチコ事態ほっぽらかして完全に、現状インディーズ監督の映画界におけるほぼ愚痴でしかなく、渡辺監督自身が固定カメラの前で自ら出演して好き勝手愚痴ってるだけの作品なんだけど
こんだけ本音をくっちゃべって大丈夫か?
いや相当溜まっていたんでしょうね、ある意味本人は気持ちよかったんでしょうが
見てるこっちは苦痛でしかなかった
 
何度途中で切ろうかって思ったけど、さきに書いたようにそれぞれの監督さんの主張の強い作品だったたまに
こっちもそのまま勢いに呑まれてしまって最後まで見させられて
かえって疲れた
 
2020年製作、日本映画
第一話「蒲田哀歌」中川龍太郎監督作品、
第二話「呑川ラプソディ」 穐山茉由監督作品、
第三話「行き止まりの人々」 安川有果監督作品、
第四話「シーカランスどこへ行く」 渡辺紘文出演・監督作品
出演:松林うらら、古川琴音、須藤蓮、伊藤沙莉、福田麻由子、川添野愛、和田光沙、瀧内公美、吉村界人、大西信満、近藤芳正、久次璃子
コメント
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Mr.ノーバディ

2021-11-14 17:34:21 | 洋画
いや、久しぶりに愉しいアクション映画を見させて貰った感が強い
“楽しい”.じゃなくてこれが本当の“愉しい”映画
見終わって調べたら「ジョン・ウィック」の脚本家のデレク・コルスタッドと「ハードコア」のイリア・ナイシュラー監督がタッグを組んだ作品だったのね
だから愉しかったんだ
 
まさかのクリストファー・ロイドが爺さんっていうかお父さんだったのね
銃撃戦で生き返ってしまったようですね
そうですかアメリカで老人ホームで過ごすお爺さんの見るTVは日本の時代劇を老人たちが見るように(って日本じゃCS放送でなきゃ、今は地上波ではどこも時代劇OAしてんないけどねぇ)西部劇を楽しんでるんですね
この西部劇見てる何気ないシーンも伏線だったとはねぇ
 
オープニングではジャケットのデカデカとした惹句というか主人公の日常のルーティンというか普通の日常を描いていく
実にどこにでもいるお父さんをわざわざ意味づけて、後半どのギャップを強調していく
っていうかオープニングで取り調べ室でカンを開けて猫に餌与えるのもいいシーンでしたし
ラスト新居の下見で奥さんが”この家地下室あります?“っていうのもいいよね
 
いいと言ったらSEに使われる曲も良かったなぁ
敵に襲われ死体だらけに家を燃やすシーンでは覚醒した主人公の新たな高揚感と敵に対する復讐心を表すかのように「What A Wonderful World」そして主人公の覚醒したテーマ曲のように「悲しき願い」がかかる
個人的には尾藤イサオさんでしか知らなかったから私自身”誰のせいでもありゃしない
みんなオイラが悪いのサ“って口ずさんでいたけど
原語では知りませんが確かに主人公のテーマだよねぇ
 
強盗に入られ、何もできないんじゃなくしなかったお父さん
軍というか国家機関の情報員だったようで機密事項の人物
あまりに貧しい強盗たちだったためにやるせなさにおそわれてバスに揺られていたら
そこにあらくれ者が・・・
やるせなさの捌け口になってしまった若者たちだったが死んだ相手が悪かった
ロシアンマフィアの幹部の弟だったから
このお父さんロシアマフィアに命をねらわれる羽目に・・・
 
殺したマフィアに昔語りに過去の自分の身分を明かしたりで
向かってくるロシアマフィアの子分たちを自分のテリトリーに誘って
ってその前にあちらコチラに罠を仕掛けて誘い込み
元FBIのお父さんに異母弟まで加わっての戦闘一家がロシアンマフィアを一掃しちゃうお話しでした
 
ってかちょっとラストの下見オチでも不思議な電話があったり
そしてエンドクレジットの合間に爺さんと異母弟が銃器大量に運んでるってシーンが挟まれてるってっことは続編あるのかなぁ
 
アクション映画としては一応オーソドックスな作品でしたが、殺した人数は半端なく多い作品だったかな
 
3021年製作、アメリカ映画
デレック・コルスタッド脚本、イルヤ・ナイシュラー監督作品
出演:ボブ・オデンカーク、コニー・ニールセン、RZA、マイケル・アイアンサイド、クリストファー・ロイド、J・P・マヌー、ポール・エシェンブル
コメント (2)
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