スペイン映画だったんですね。
いつも思うんですが、アメリカ映画もそうなんですが
このスペイン映画も実にそうなんですが
この作品もある意味連続猟奇殺人事件であるんですが
日本の刑事物って、捜査本部が立ち上がっての人海戦術での組織捜査じゃないですか
でも外国映画っていつもコンビの二人だけで捜査してるよね
一応初動捜査では鑑識とか現場検証とか捜査員たちはいるものの
捜査本部は立たないで二人だけで聞き込みから、尋問から全てやってるのが気になって
どこがてか、誰が一括管理してるんだろうかって・・・
この作品でもベテラン女性警部補と新人女性警部補のコンビが
半目しあいつつ捜査にあたってるんだけど
一応本部長っていうベテラン警部補のセフレというか不倫相手に報告はして、さらに指示がでてるものの
制服巡査は彼女らの言うこと聞かない描写もあるんですが
確かにベテラン警部補の言動は反感産むようなものではあるんですがねぇ
そして女二人のコンビってありえねぇだろう
一応ジェンダーレスってかいうことはわかるんだけど、やっぱ体力面でねぇ
片方は男だろう
ほらみろベテラン最期やないかい・・・
って齟齬があったのも事実ではあるものの
まさかの結末でしたねぇ
それに加えて、ベテラン刑事さんと関係持ってる男どもは本部長含めてロクな奴じゃないんですねぇ
そこいらは狙ってのプロットだとは思うものの
掘り下げが中途半端であんま生きて派手いませんが
権力持った人間はどんな手段使っても権力にしがみ付きたいし
スペインですから差別ではないものの、未だ階級社会だし
そんな世界を見せてくれているのですね刑事って言ういう職業も階級社会では貧困層の階層なんですね
幼児二人抱えて共働きでないと食っていけない刑事って
どこから見ても貧困層やないかい
カラオケも世界的に完全に定着しちゃってるんですね
中国と韓国だけではないんですねぇ
どことなく雰囲気的には「特捜部Q」みたいな作品でしたが
あちらは未解決事件捜査班でしたけど
こちらは今起きてる事件の捜査でしたけど、やっぱ一人でした動いちゃうんですね
2019年製作、スペイン映画
ヘラルド・エレーロ監督作品
出演:マリベル・ベルドゥ、アントニオ・ベラスケス、アウラ・ガリード、ロベルト・アラモ、ダニエル・グラゴ
