MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

Mr.ノーバディ

2021-11-14 17:34:21 | 洋画
いや、久しぶりに愉しいアクション映画を見させて貰った感が強い
“楽しい”.じゃなくてこれが本当の“愉しい”映画
見終わって調べたら「ジョン・ウィック」の脚本家のデレク・コルスタッドと「ハードコア」のイリア・ナイシュラー監督がタッグを組んだ作品だったのね
だから愉しかったんだ
 
まさかのクリストファー・ロイドが爺さんっていうかお父さんだったのね
銃撃戦で生き返ってしまったようですね
そうですかアメリカで老人ホームで過ごすお爺さんの見るTVは日本の時代劇を老人たちが見るように(って日本じゃCS放送でなきゃ、今は地上波ではどこも時代劇OAしてんないけどねぇ)西部劇を楽しんでるんですね
この西部劇見てる何気ないシーンも伏線だったとはねぇ
 
オープニングではジャケットのデカデカとした惹句というか主人公の日常のルーティンというか普通の日常を描いていく
実にどこにでもいるお父さんをわざわざ意味づけて、後半どのギャップを強調していく
っていうかオープニングで取り調べ室でカンを開けて猫に餌与えるのもいいシーンでしたし
ラスト新居の下見で奥さんが”この家地下室あります?“っていうのもいいよね
 
いいと言ったらSEに使われる曲も良かったなぁ
敵に襲われ死体だらけに家を燃やすシーンでは覚醒した主人公の新たな高揚感と敵に対する復讐心を表すかのように「What A Wonderful World」そして主人公の覚醒したテーマ曲のように「悲しき願い」がかかる
個人的には尾藤イサオさんでしか知らなかったから私自身”誰のせいでもありゃしない
みんなオイラが悪いのサ“って口ずさんでいたけど
原語では知りませんが確かに主人公のテーマだよねぇ
 
強盗に入られ、何もできないんじゃなくしなかったお父さん
軍というか国家機関の情報員だったようで機密事項の人物
あまりに貧しい強盗たちだったためにやるせなさにおそわれてバスに揺られていたら
そこにあらくれ者が・・・
やるせなさの捌け口になってしまった若者たちだったが死んだ相手が悪かった
ロシアンマフィアの幹部の弟だったから
このお父さんロシアマフィアに命をねらわれる羽目に・・・
 
殺したマフィアに昔語りに過去の自分の身分を明かしたりで
向かってくるロシアマフィアの子分たちを自分のテリトリーに誘って
ってその前にあちらコチラに罠を仕掛けて誘い込み
元FBIのお父さんに異母弟まで加わっての戦闘一家がロシアンマフィアを一掃しちゃうお話しでした
 
ってかちょっとラストの下見オチでも不思議な電話があったり
そしてエンドクレジットの合間に爺さんと異母弟が銃器大量に運んでるってシーンが挟まれてるってっことは続編あるのかなぁ
 
アクション映画としては一応オーソドックスな作品でしたが、殺した人数は半端なく多い作品だったかな
 
3021年製作、アメリカ映画
デレック・コルスタッド脚本、イルヤ・ナイシュラー監督作品
出演:ボブ・オデンカーク、コニー・ニールセン、RZA、マイケル・アイアンサイド、クリストファー・ロイド、J・P・マヌー、ポール・エシェンブル

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ヤウンペを探せ! | トップ | 蒲田前奏曲 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは! (ヒロ之)
2021-11-14 22:07:56
コメントありがとうございました。

ちょっとした細かいネタもきちんと内容として繋がっているとか、この辺の脚本作りの上手さが伺える作品でした。
ゴルフクラブで殴る殴らないの序盤での焦らしプレイがあったからこその、バス内での暴れっぷりにはスカッとしましたし、クリストファーロイド含めて3人がコテンパンに敵をやっつけてしまうクライマックスの痛快さが最高でした。
返信する
ヒロ之さん、こんばんは (morkohsonimap)
2021-11-15 03:02:38
コメントありがとうございました。
前作「ハードコア」ではある意味ゲーム感覚のようなシューティング専用みたいな映像の作品でしたが
今作ではちゃんとした映画的の撮り方に変更してたのが成功の原因でしょうか

ダメオヤジが実は・・・のはパターンと
無双でないものの強い男だったっていうのもある意味リアルでしたねぇ
クリストファー・ロイドの健在ぶりが素敵でした
返信する

コメントを投稿

洋画」カテゴリの最新記事