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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

薔薇。

2011-06-24 06:56:04 | 今日の一枚。
 憧れの薔薇・・・棘ある薔薇の近づきにくさ。眺めているには美しく、採ろうとして怪我を余儀なくされる血のイメージ。

 象徴としての薔薇・・・。

 現実の薔薇はただ静かにそこに咲き、そこに散るばかりである。

『風の又三郎』24。

2011-06-24 06:36:38 | 宮沢賢治
変なこどもはやはりきょろきょろこっちを見るだけきちんと腰掛けてゐます。

 きょろきょろ・・・巨露巨露・・・巨(大きい)露(あらわれる)
 きちんと・・・奇珍と・・・奇(不思議)で珍(滅多にないこと)
 腰掛けて・・・虎視(鋭い目で見回すこと)かけて。

☆変なこどもはやはり巨大を露にし、不思議で滅多にない虎のような鋭い目で見回しています。

『城』520。

2011-06-24 06:18:17 | カフカ覚書
いずれにしても、あれくらいよく眠らなければ、どうしてこの連中に我慢できるでしょう。でも、いいかげんに自分で追いだしてやらなくてはなりませんわ」

 眠る/schlief→Schrift/文字。
 我慢する/ertragen→ertraumen/夢想する。
 連中/Leute→Leuchte/明かり。
 追いやる/hinaustreiben→hinaustragen/広める。

☆ちなみに文字の限りではないけれど、この明かりを夢想するでしょう。でも、自分で広めなくてはなりません。