続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

雨・・・。

2011-06-21 06:58:30 | 日常
 雨がしとしとふると・・・。
 雨よ降れ降れ・・・。
 雨雨降れ降れもっと降れ・・・。
 雨が雨が降っている、聞いてごらんよ、音がする。
 雨に濡れながら佇む女がいる・・・。
 雨夜の品定め・・。
「雨あがる」

 雨に寄せる思い・・・いずれにせよ、どこか一点に眼差しが注がれる集約された思い。
 主観客観を問わず、周期的に繰り返し地上を濡らす雨・・・悲喜こもごも。


 すべての存在は表裏一体の内実を持って生きて在る者に影響を与えるけれど、それを甘受しポジティブなスイッチを押し続けられるわたしでありたいと切望する。

『風の又三郎』21。

2011-06-21 06:49:48 | 宮沢賢治
 この作品の中の「赤」は釈(解釈〕を意味しているように思う。
 
 赤い髪の子供がひとり・・・

 ふしぎなことは先生があたり前の単衣をきて赤いうちはをもってゐるのです。・・・赤いうちはをもって急いでそっちへ行きました。


 赤い髪は、神(人力を超越した存在)の解釈。
 赤いうちはは、内輪(秘密)の解釈。
 単衣は、譚(物語)異(別の)・・・つまり、別の物語としての秘密の解釈という暗号だと思うのです。

『城』517。

2011-06-21 06:28:47 | カフカ覚書
「なんですった!」と、Kは叫んだ。「眠っているんですって!さっきあの部屋をのぞいたときはちゃんと目をさまして、机にむかっていましたよ」

 部屋/zimmer→Thama/テーマ。
 机/Tisch→Tausch/交換。
 向かう(座る)/sass→sasse/隷属民、土地所有者。

☆「なんですって!」と、Kは叫んだ。「死んでいるですって!さっきはテーマを考えて、隷属民の交換をしていましたよ」