ブリーダーの知り合いに押し付けられたダルメシアンのテンジンとグレートデンのプンプイは、劣悪な環境で生まれ育ち、我が家に来た時には全身ブツブツが有り、腫瘍のようなコブが沢山身体のあちこちに有りました。
木箱の下にペット用のヒーターを入れ、木箱に小さな酵素風呂を仕込みとにかくその上に寝せて、酵素菌を食べさせて、ミネラル資材を溶かした水をガブガブ飲ませました。
二週間位経つと、テンジンの硬かったコブが柔らかくなり、少しずつあちこちに移動します。これは人間のガンを観察してた時も同じ症状が起こりました。動物の場合には、人間よりも経過が凄く早いです。何十倍も。
その後は水ぶくれの様になって腫瘍は消えました。グレートデンのプンプイの方は、顔中に血膿が出て来たのが治った頃に酷かった下痢も治って来ました。
今では野犬を追い回してなかなか山から帰ってこない位元気です。

人間よりも動物の方が治るのが圧倒的に早いのは、観察してて何点かハッキリわかる事が有りました。
まず裸足で地面に近い暮らしをしている事。
あまり悩まないでこの瞬間に生きている事。
食べたくない時は絶対に食べない事。
特に二番目の、悩まないってのは一番重要なのかも!
動物には労働組合も無ければ銀行も無いから、今を懸命に美味しく楽しく生きるしか無いのですね。きっと、大昔の人間もそうだったのが、文明が出来て心配事が増えたのかもしれません。
そうだとすれば、もっと動物や木々や草花に謙虚に学ばなくてはいけないと思いませんか?
今度、小さなトイプードルの女の子を預かる事になりそうです。何やらガンになって抗がん剤で剥げたそう。。。
今は犬にも抗がん剤を当たり前にやるのですね。とっても心配してる飼い主さんでしたから、大丈夫。あっという間に治るよ。と伝えました。
今後考えている事は、山の病んでいる木々をどうしたら治せるかのかと言う事。それをとことん極めて行きたいです。

冬は薪ストーブの横の取り合いです。仕事終わって家に帰ったら、薪ストーブの真横で既に暖をとっているプンプイの暖かい毛に抱きつくのがとても楽しみです。邪気のない、我が家のトトロみたいな存在ですが、何せ力が半端ないのでこれまでにどれだけ破壊されたか分かりません。でも、幸せの税金だともう諦めています。
最近、もう使い物にならないと言われた競走馬の安楽死を知って、多分治るんじゃね?と思い、どうにか出来んのかなぁ〜と考えています。いよいよ馬に手を出すのかよと自分でも考えるとビビりまくっていますが、ジィさんバァさんの頃まで馬と共に生きていたからなんとかなんだろ。と気軽に思っておく事にしました。
JRAさん、殺すくらいならボクにください。