大好きだったフリーダイビングも波乗りも魚獲るのも、山拠点で毎日の作業を楽しく時にキツくやっていたら何年も足が遠のいていました。

たまにサーフボードを眺めては、行きたいけどそれより小屋作りたいなぁとか、ユンボ借りて道作らなきゃとかが最優先事項になっていました。が、ひょっとした繋がりで地元のヨットクラブに呼んで頂いてクルーになる事に。
クラブの歴史は45年で、まだ初代立ち上げメンバーが主に活動されている由緒正しきヨットクラブ。って言うのは本当だけど少し大袈裟で、船とお酒が大好きな素敵なオジさん達の集まりでした。
風を読んで動くヨットは知的な道楽の様に思っていたのですが、結構ハードで、子供の頃から自然に学べる環境が幼稚園や小学生にあったら素晴らしいだろうなぁと改めて思いました。いや、これから絶対にそうするべきだと強く感じました。
ボクがこれからお世話になる船の一つは、 lela lui と言う船名で、意味はアイヌ語でずっと停滞していた風がまた吹き始める。
みたいな意味だったと思います。
この数年、山で木とばっかり付き合ってたけど、ひっさしぶりに波の上に立つ感覚と水平線は心を洗ってくれました。
凄く心が解放されたから自分を見つめるチャンスと、なんか新しい幕開けを得たみたいで漲ってます。
このフォースを自分のワークにぶち込んで何かの役に立つのが、海への最大の恩返しだと勝手に思っております。
