⚡️米ヌカ道楽倶楽部⚡️ 微生物の無限の可能性

農業と林業をベースに、微生物の力を最大限活用して環境再生に取り組んでます。このブログは活動と日々の暮らしの記録です。

木の事池の事

2021年03月18日 12時40分00秒 | feel natural
山と深く関わる事で色んな林業家や建築家、大工に宮大工と出会う人間は木を扱う方々がとても多くなってきました。



そんな中でも際立って出会って衝撃を受けたのはもう殆ど残っていない本物の宮大工の世界でした。


伐採からはつり、製材、設計、墨付、刻み、これが段取り八割で組んだらあっと言う前に出来てしまう。
これを殆ど担えるのが宮大工。


建築家だったおっさんからは法隆寺の西岡棟梁の話を聞いたんだけど余りにも凄すぎて笑ってしまった。


寺社仏閣の建築をすることは神につかえることだから一般建築には手を出さずに普段は百姓をしていたと。


土や野菜の声を聞く事は宮大工にはとても重要で、木の癖や性質を知るのに非常に役立ち、百姓と大工は相性が良いだそうです。


法隆寺の窓には大きな隙間があるらしくその隙間は雨が降ると自動で湿気で閉まり、晴れて暑くなると自動で開いて換気する仕組みになっている。


これは飛鳥時代、聖徳太子の時代を境に衰退した最高峰の機能美を備える技術で、1000年持つ建物が出来るそう。


うーん。。。1000年!!聖徳太子!

心惹かれるワードが連なります。
宮大工の技をかいつまんで聞いただけで、もうオカルトの世界の様でした。


話は鋼、木材、耐震、砥石といつまでも話していたいくらい尽きず、普段はニコニコ穏やかでも、時折見せるキリッとした眼付きがなんともカッコ良かった。




宮大工迄は無理だけど、自分で伐った木を自分で製材して小さい家くらい作れる様にはなりたい。


アイツの山の木は違うよ。
と言われるくらい木を育てる名人になりたい。目標は30年後くらいかな。まあ気長に行こう。農業も微生物の世界も結局のところ森林の事を知る下地だったかもなと思ったのは1000年以上続く技に触れて感化されたからだろう。


さて話は変わり




近所に小さな池があり、中には原種のフナが生息しています。甘露煮にしたら美味しそう。


これまた聞いた事だけど、ライギョの天ぷらは死ぬほど美味いから食ってみろ!と池の主に言われました。





ここは最近越して来たお友達の田んぼの上にある秘密の池。


凄い気持ちがいい場所で猪も入って来れない。


ここにボクのハス苗を植える事になった。念願の蓮池だ!^_^


森が豊かだった頃はもっともっと水がコンコンと湧いていたそうだけど、山のてっぺんまで植林したり、コンクリートの道路ひいたせいでやっぱり何かが変わっている。


昔は池だった場所はまだあるので、暇みて再生するのも面白くなりそうだ。


やっぱユンボ買おう!