⚡️米ヌカ道楽倶楽部⚡️ 微生物の無限の可能性

農業と林業をベースに、微生物の力を最大限活用して環境再生に取り組んでます。このブログは活動と日々の暮らしの記録です。

 去る蜂来る蜂

2021年04月04日 13時17分00秒 | feel natural
日本蜜蜂の養蜂家にとってソワソワする時期が来た。 今まさに分蜂の時期なのだ🐝



今日は蜂仲間との集まりで熊本空港近くののどかな集落で巣箱の勉強会でした。


日本蜜蜂を飼っているのは男の人が断然多い。少年の時にクワガタとかコウモリとか昆虫や魚、小動物を捕まえていた人は大人になってまたこういった事にハマりやすいんだと。



それはそうと、みんなで昼メシ食べていた時に分蜂が始まった🐝


4、5千匹の蜂の群れが飛びたってボクらの頭上を乱舞している。凄い綺麗で気持ちいい。






やがて一ヶ所に落ち着いて、手際良く箱に誘導したら巣別れもおしまいです。












我が家の蜂達は家出したきり戻ってこなかったら、違う群れが入りそう。今年少し早めに採蜜したけどやっぱ美味しい🍯
蜂達の働きに期待したいです。



皆んな蜂が可愛いもんだから色んな工夫をして飼っていて、自分の蜂の事を目をキラキラして余す事なく話してくれる。笑


ボクよりずっと年配だが、こういった友達がいてくれるのが本当に有難いです。



今年は凄くいい巣箱の作り方を教えて貰ったので来年に向けて増産したいと思います。


最近近所に引っ越して来たネパール人のお友達からはヒマラヤ山脈の蜂蜜ハンターの事を聞きました。
特別な人達にしか許されていなくて、中でも直接蜂の巣を崖からロープ伝いに降りて採ってくる人間は、幼き頃に夢で蜂の巣を崖から採ってくるのを見たことのある、お告げを受けた人間にのみ許される仕事らしいです。
微生物や菌の世界もそうだけど、実は自然界を操作しているのはこういうミクロな世界の住人で、決して人間ではありえません。綺麗な水も空気も作物も森林も小さな小さな世界の住人のおかげで成り立っている。


「微生物達の世界が神に1番近い」

と竹内のおやっさんが言っていたのを思い出すと、蜂を神聖な生き物として扱っていただろうヒマラヤの文化を少しだけ理解出来た。


蜂は奥が深い。





少し前に山仕事の合間に花見がてら川の近くで昼飯食べました。丁度散り桜で綺麗だった。



梅雨までにやる事たくさんですが、楽しくやってます。