あっつい。毎日あっつい。屋根に上がると更にクラクラ来て危ないので午前は違う事をし、3時以降からガンガン解体に励んでます。
コツコツやって少しはスッキリしてきたかな。
ニコが乗っていた時とは大違い。
サッシを外し、瓦を剥がし、野地板を剥がし、骨組みを少しずつ外してやっと梁に来ました。
100年経った家の梁はだいぶ年季が入っています。また使えそうな木が数本あったのでこれが終わったらワイルドなベンチを作ろうと思います。
あとは殆ど冬場の薪ストーブ行きになりそうです。2、3年は困らなそう。
こっからはよ〜く考えて、壊す順番を決めてきます。
外す順番を間違えてドンガラガッシャーンとなるのは絶対避けたいところであります。
と言うのも、震災で半壊の家屋を壊した時に怖い思いをしたからです。
その時は大工のいとこと2人、90万の見積もりの解体工事をお小遣い程度で引き受けてしまったのです。。。
その時の教訓で、面倒くさくても建てた時の逆で壊す。
これさえ守ればバールとチェーンソーで家なんか解体出来ます。
ユンボがあったら最高に早いですが、一気に壊したら瓦礫の分類と処分に人間の手が沢山要ります。
なんで暇を見てコツコツ壊し、燃やせるものを燃やし、来年の薪にしたり、金属は地金屋に売りに行ったり、ガラスはクリーンセンターに持ってったり。なんてしてたらあっという間に綺麗な更地になります。
男の子だったら安易に業者に頼まず、なんでも出来る事は自分でやってみましょう。やってみて出来なかった時、出来ない判断とメリットデメリットを考慮した上で、プロの手を借りたら良いんじゃ無いかな(^^)
解体が終わったら、どうせなら気持ち良い空間を作りたいので、今から動線をイメージしながら次の建築物をどうするか想像が楽しいです。
絶対に外せない物は重〜いチークの一枚板テーブル。オールドチベットの真鍮花瓶。どでかい木枠に収まるアート。
山ん中にポツリと非現実的なエスケープスポットがあったら最高に面白いと思うんです。
仕事を上がろうと思う時間の夕陽がその日の労働のご褒美です。