⚡️米ヌカ道楽倶楽部⚡️ 微生物の無限の可能性

農業と林業をベースに、微生物の力を最大限活用して環境再生に取り組んでます。このブログは活動と日々の暮らしの記録です。

リアルジェンガゲーム

2020年08月30日 23時39分00秒 | self building
あっつい。毎日あっつい。屋根に上がると更にクラクラ来て危ないので午前は違う事をし、3時以降からガンガン解体に励んでます。


コツコツやって少しはスッキリしてきたかな。






ニコが乗っていた時とは大違い。
サッシを外し、瓦を剥がし、野地板を剥がし、骨組みを少しずつ外してやっと梁に来ました。



100年経った家の梁はだいぶ年季が入っています。また使えそうな木が数本あったのでこれが終わったらワイルドなベンチを作ろうと思います。







あとは殆ど冬場の薪ストーブ行きになりそうです。2、3年は困らなそう。

こっからはよ〜く考えて、壊す順番を決めてきます。


外す順番を間違えてドンガラガッシャーンとなるのは絶対避けたいところであります。


と言うのも、震災で半壊の家屋を壊した時に怖い思いをしたからです。


その時は大工のいとこと2人、90万の見積もりの解体工事をお小遣い程度で引き受けてしまったのです。。。

その時の教訓で、面倒くさくても建てた時の逆で壊す。

これさえ守ればバールとチェーンソーで家なんか解体出来ます。


ユンボがあったら最高に早いですが、一気に壊したら瓦礫の分類と処分に人間の手が沢山要ります。


なんで暇を見てコツコツ壊し、燃やせるものを燃やし、来年の薪にしたり、金属は地金屋に売りに行ったり、ガラスはクリーンセンターに持ってったり。なんてしてたらあっという間に綺麗な更地になります。



男の子だったら安易に業者に頼まず、なんでも出来る事は自分でやってみましょう。やってみて出来なかった時、出来ない判断とメリットデメリットを考慮した上で、プロの手を借りたら良いんじゃ無いかな(^^)


解体が終わったら、どうせなら気持ち良い空間を作りたいので、今から動線をイメージしながら次の建築物をどうするか想像が楽しいです。


絶対に外せない物は重〜いチークの一枚板テーブル。オールドチベットの真鍮花瓶。どでかい木枠に収まるアート。


山ん中にポツリと非現実的なエスケープスポットがあったら最高に面白いと思うんです。








仕事を上がろうと思う時間の夕陽がその日の労働のご褒美です。




暑い

2020年08月13日 00時23分00秒 | 日記
長雨の後はお決まりの猛暑ですが、暑さには強いハズのボクもここ数年は日中の作業で熱中症になってしまいます。



ウチの爺さんも85になるんですが、草刈りしていて熱中症になり畑に横たわっていた所を婆さんに見つけられてレスキューされたそうです。本当に笑えない出来事ですが、死んでも笑われるぞと家族で飯のネタに大笑いしてやりました。


これが結構応えたらしく、爺さんは水分を以前より摂る様になりました。酒を飲まない我が一族の労働の喜びは生ビールでは無く、塩ライチドリンクです。




ボクの方はと言うと、仕事の合間に古い家の解体まっしぐらです。



よく言う、キツイ、汚い、危険、  そう  THE 3K 作業の最中です。



家の解体はこれで二軒目ですが、三軒目はお願いだから生涯無い事を祈ります。


今解体している家は築100年越え。瓦を剥がし、屋根を剥いてみるとイタチが干物になっていたり、汲み取り便所の後始末が精神に応えたり、俺は一体今何をやっているんだ!?と、暑さとキツさで参りそうになりますが、その度にこう言い聞かせてます。



『これから災害が頻発するのが確実な中、なんて潰しのきく修行をしているんだ、全くナイスガイだな!

これで経験値が増えてまたタフになっちまった。3Kは友達さ!


業者に頼めば100万越えだよ!100万浮いて稼いで何に使うんだよ〜。。。』




終わりの見えない仕事はとにかく無になってコツコツしか無いです。









以前は屋根の上で走り回っていたニコも、もう屋根に上がれなくなりました。





解体が終わったら地盤の造成です。これは地元のユンボの達人にお願いしようと思います。




目標は9月中に終わらせる事。頑張るぞー💪