⚡️米ヌカ道楽倶楽部⚡️ 微生物の無限の可能性

農業と林業をベースに、微生物の力を最大限活用して環境再生に取り組んでます。このブログは活動と日々の暮らしの記録です。

地震注意警報

2021年11月23日 12時50分22秒 | feel natural









真夜中に満月の下に長〜い一本の雲があって、これを確か鹿児島で見た事があって、その時は東北の震災の前だった気がする。



地震いろはかるたって言って、

1996年に子供たちに地震の予知を教えようと地震学者の亀井義次氏が地震の前兆現象をいろはかるたにた物があります。


どういったものかと言うと。



い  イワシの大群川さかのぼる
ろ  ろくろく食べずにイヌほえまわる
は  花が咲き出すじきはずれ
に  虹で予知する椋平さん

ほ  砲台もないのに大砲の音
へ  ヘビのように朝日とり巻くいやな雲
と  冬眠のヘビやカエルも飛び出した
ち  地鳴りがきこえて大きい地震
り  陸地へぞろぞろ海のカニ
ぬ  ぬるま湯になる井戸や川
る  るいりと魚の死がい波打ちぎわに
を  沖に浮かぶは深海魚
わ  湧き水にごり泉は涸れる
か  カラスとび交い鳴きさわぐ
よ  よっぱらいダコが浮き上がる
た  ただならぬイヌの遠ぼえあちこちで
れ  列をつくってネズミが逃げる
そ  空低く星が大きく見える夜
つ  月がまっかだ火の玉だ
ね  ネズミもネコも仲良く逃げる
な  ナマズがあばれる飛びはねる
ら  らくらくとウナギもコイも手づかみに
む  むしむし暑い頭が重い
う  ウシがおびえて奇妙なさけび
ゐ  井戸が鳴るのは直下の地震
の  のめなくなった井戸水にごる
お  温泉噴いて大地震
く  狂った満ち潮引き潮だ
や  山から聞こえる山鳴り地鳴り
ま  毎夜まい夜の稲光り
け  けたたましいキジの鳴き声地震の知らせ
ふ  ふえたりへったり井戸の水
こ  こんな大漁はじめてだ
え  得たいの知れない稲光り
て  天気もうろう大地震
あ  アワビもエビも浅瀬に集まる
さ  サザエも見えず海にごる
き  キンギョやコイが浮き上がる
ゆ  雪がとけてる地面がほてる
め  メダカもハゼも異常にふえる
み  見上げる太陽まっかだ大きい
し  深海魚網にかかって大さわぎ
え  えさも食べずにニワトリおどおど
ひ  干潟になった潮ひいた
も  もくもくわき出る入道雲が
せ  セミが地面にうずくまる
す  すごい火柱沖に立つ
ん  うんと異常続出大地震



危機意識を忘れたらいざって時にテンパるから入念な準備は怠らないようにしよう。


ボクなんて笑われるどころか、不安神経症なんて言われるくらいだけど、そうじゃなくてリアリストなだけだ。このまま行ったらどうなるのか、何でみんな分からないのか不思議で堪らない。



考えられ得るリスクを一つ一つ潰して行くと、誰かを救える余裕が僅かでも出来るかもしれない。


先ずは自分一人をしっかり守れる環境と知識、術を構築しましょう。

だがそれが良い

2021年11月18日 20時29分31秒 | self building
ちょうなにすっかりハマってしまいヤフオクとメルカリを睨みっぱなしで古道具を探していたら、数点良さげな物を見つけて落札しました。古道具屋を見つけたら、ちょうなあるかなあ〜と入ってしまう事も多くなりました。しかし、見つけただけでは使えなくて、古い刃物を見つけたら先ずは研いでみないといけません。

鋼の質が良いかどうかは研いでたらすぐに分かり、長く刃切れが持てるかは使ったらすぐに分かります。


これを研がず使わずで掘り出し物を探すのですから、ハズレが多いのかと言うとそうでもなく、使えそうやなぁ〜。と触ったり擦ったり、写真のアップ画像で判断するのも楽しみの一つ。

今回のヤフオクでの買い物2点は、キレッキレの大当たりでした。


このちょうな、当たりの刃物でラッキー!で終わりでなくて、名栗に向く蛤刃に仕上げなくてはいけません。特殊なサンダーの刃で蛤に加工して、数種類の人口砥石と天然砥石でもってキンキンに刃付けします。


砥石の世界はまるで迷路。どこが終着点か全く分かりません。幸運なのは段階ごとに先生がいる事。修行の世界には道がつくのが面白い。


研ぎの達人になりたいと思うけど、研師を目指していると言うと違う。なんと言うか、心得としてとても大事な事だと思うから習得したい。


ちょうなの刃付けが決まっても、柄が古くて使えない時は丁度良い柄を今度は見つけなくてはいけない。しかしこのちょうなの柄は、槐(エンジュ)と言う凄まじく硬い木を曲げて、使う人の身体に合わせて作られているので、そんな簡単に作れないしそもそも売っていない。昔はこの槐の木を針金を巻きながら育成し、丁度良い長さになったら切って乾燥し、柄にしていたそうだ。それは農家さんや山師がしていたそう。今では全く聞かない。


運良く自分にあった柄を見つけたら、蛤刃に仕上げたちょうなに付ける事が出来、名栗加工に使える道具になる。


ここまで行こうとする人間が今どれだけいるだろう。物好きしかいないのは確かだ(笑)


さぁなぐろう!となってもなかなか綺麗になぐれない。コツを聞いてやっと形になっても、模様とピッチが均等では無い。でもそんな不出来なブサイクでも、夜に照明が当たったり朝日が当たったりするとただの壁や柱が凄まじく格好良くなる。これが手仕事の世界か!と感動し、せっかく山師もどきみたいな事をしているんだから、木を伐採する所から板を製材する所、丸太から柱を作り、それを六角、八角、十二角に製材する所、そしてそれに名栗を入れて数百年残っても恥ずかしくない芸術に仕上げる所までのパートを超小規模ながらやれたらなと思いました。


時代は確実にボクに味方している。(と思う!)  ので、一本の木をどれだけ価値を高められるか。で勝負したい。


農業では無くて百姓、林業では無くて木こり。漁業では無くて漁師。自分は大量生産に向いている人間では無いと思う。良くも悪くもだ。


機械の導入にもかなりセンシティブになった。でも、これだけは導入した!って言うのがチッパー。ディーゼルの自走式!


コイツでやりたい事が沢山!






人と違う事を誇りに思える様、人間性や身体と頭を抜かりなく磨こうと思う。









天草⇔唐津

2021年11月16日 00時16分15秒 | self building
出来る限り建築資材節約の為、取りに行ける木材を直接材木屋さんに取りに通っております。

棟梁の口ききのおかげでかなりのコスト削減が出来て、材木のピックアップは往復10時間のドライブが、合計で8回位になるそうです。2回持ってきたから、あと6回!トラックは左官屋さんが貸して下さいました。清水さん。快く貸して下さってありがとうございます。







毎晩毎晩ご飯食べながら棟梁達の道具やその手入れについて教えて貰うのが楽しみで、家を建てながら職業訓練学校に通っているような感じです。


細かい細工が必要な家具や建具の工事にはピンピンに刃物を研がなくてはいけなくて、砥石や鋼に対する探求は終わることが無いような気がします。


ボクの研ぎはプロの世界からしたらハナクソレベルなので、1から修行し直す事を決意し、宮大工や指物大工レベルの研ぎクラスまでは絶対行きたいであります。その上は、もう刀剣研磨の方の世界でしょう。


そして、ずっと関心があった名栗(なぐり)加工と言って今では化石の様なちょうなと言う大工道具で木に模様を付けていく加工を雨の日に教えて貰ったのですが、これがたまらなく気持ちよくハマってしまいました。


京都にはこのちょうなを使った名栗職人の凄い人がいて、栗やシイの原木を6面、8面、12面等に落とし、その表面になぐりを入れていくそうなのですが、それがとっても美しくて。


自分で切り出した木を製材してなぐりを入れる。んで、何かに使う。こんな素敵で楽しい遊びはないでしょう。取り敢えず木っ端で練習してから、家のどっかの材をなぐってみようと思います!


料理も大工も百姓も、他にも沢山、やっぱり刃物が活きていなきゃ良い仕事は出来ないなぁー!!と改めて思う毎日です!



砥石に興味を持つ人が激減しているので、価格は暴落。ボクは笑いが止まりません。。。(笑)


時代に逆行するのは、たんのすぃーなぁー!









始まった拠点作り

2021年11月04日 00時14分25秒 | self building
11月に入り、いよいよ建て方が始まった。果たして年内に終わるのか!?

やる事は盛りだくさん。これを期に、日曜大工からなんちゃって三流大工。位にスキルアップしたい所です。



唐津から早朝にまずは第一便が届く。3トンユニック車2台。




その後、足場組んで。






翌日、棟梁達が来て大引きとベースの床材を貼る作業、一日半。




ボクはひたすら白蟻防御材を塗り、ヒバ油を所々垂らす作業。

ヒバ油は日本ミツバチに影響無く、白蟻避けに最高の効果があるので多用します。ネックは費用が高い事。


友達から聞いたのは、柿渋に煤とベンガラを混ぜて塗るとムカデ、ゴキブリが寄らないと言う事。白蟻にも効くか分からんけど、多分効果あると思うからしつこく塗ろうと思う。



棟梁からは大工になれと熱いアプローチがありましたので、遠慮なくこういった事が出来る様になりたいといくつか理想を言ったら、そんなんハナクソみたいなモンたい!と笑われました(笑)


これから数ヶ月を利用して、その理想に近付けると良いなぁと思いながら気長に、とにかく楽しみながら覚えたい。

棟梁からは1年で3個のスキルを習得する計画を立てる事を聞いた。10年で30個のスキルを覚えたら大体、何の仕事でも一人前になるので、あとはそれの応用を積み重ねる。


その他に技術の掛け算となるスキルをさらにまた1年、1年、積み重ねて行くと、30年で90個のスキルになる。そうなったら、もう向かうところ敵なしたい!だと。


あの武蔵が、大工の棟梁に例えて兵法の道を説いた事を思い出して、何だか嬉しくなった。




明日は、トラックで材を取りに行かなきゃ。


暫く忙しい日々が続きます。来年末までは多分走り続ける日々となるでしょう。



木を触るのは小さな頃からずっと大好き。紆余曲折あり、結局の所塞翁が馬で適切な人生になってきてるかもしれないと思うのは、過ぎた時間のおかげかな。


肩の力がようやく抜けてきたかな。