竹を切り始めてもう3年が経つが、その数こそ減れど、勢いは中々衰えない事に竹の生命力とねちっこさを嫌って言うほど感じている。
酵素菌も、犬が心地良く寝るくらいになったからひとまずオッケー!
こうして寝てくれるのも大事な大事な反応なのだ!
最近は仕事の合間に早朝、夕方に若竹を刈っているけど雨が降ればまた出てくるの繰り返し。
辞めよっかなとも思うが、共に体力勝負で相手も必ず疲れている。
その証拠に生えて来る竹は細く、根も浅くて細い物になっている!
観察していると、何パターンかの生育に分けられる様だ。
その1が、全面伐採後のパターン。
くぉれでもか!ってくらいに細い笹が出てきてあちこちに蔓延る。しかし、根は浅くてとっても細いのでコツコツ根を叩けば雑草や雑木の若木が勝ってきそう。ただ、しんどいけど! 筍も余り生えてこないし、生えてきてもかなり細い。
その2が、強間伐パターン。所々筍は生えるけど多くはない。
そして笹がさほど出てこないので有り難い!
その3は、伐採後に焼却した場所。
見事に根が焼けて全く出てくる気配がない。
筍も、笹も出てこない。
今の所ベストな作戦は、いきなり全部切ると竹の激しい逆襲となるので、強めに間伐して風通りを良くしながら、開けた場所を作って枯竹や伐採竹を燃やす。
そしてその間隔を広くしながら、燃やす場所を移動して根を焼き殺す。
それを5年もやれば大分景観は変わるだろうと思う。
ボクは荒れた竹林を、かつて存在したハナガガシという巨大なカシの山に戻そうとしている。
ハナガガシは九州に確認されているのは数本だけなので、今はドングリ集めの段取り最中だ。今年の秋はリスばりにドングリ集めに忙しくしてると思う。
今住んでいる山の家には、地主が子供の頃に植えたニッケイの大木やイチョウの木等が沢山あり、それらのお陰でとても気持ち良い空間が住居の周りに沢山ある。小さな苗木を、山から取ってきて植えたらしい。
50年以上の時間が経っただけで成長の早い木だったら、神々しささえ醸し出す。
地主さん植えてくれて本当にありがとうと何時も思う。
さて、50年後はギリギリ生きているかもしれないが、100年後の誰かに向けての贈り物。ハナガガシを始めとする雑木山をプレゼントしようと山を整備し始めて3年が経つ。
山での心の師は、明治神宮の杜を作った本多静六さん。
コツコツやってれば、あとは自然が勝手にやってくれるだろう。
酵素菌も、犬が心地良く寝るくらいになったからひとまずオッケー!
こうして寝てくれるのも大事な大事な反応なのだ!