Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

2020年ドイツ修養の旅3日目!アクシデント多発&保育園見学断念…

修養の旅、3日目。

この日は、アクシデント多発で、もう大変でした(;;)

でも、みんな元気です。誰も問題はありません。

日本は今、新型コロナウィルスCOVID-19で大混乱ですね。

ドイツも今、徐々にその脅威にさらされつつあります。

NHK的なテレビ局のZDFでもこの話題がトップに。

ある州の幼稚園教諭が新型コロナに感染したという報道もあり、これはまずい…と。

この日は、ローテンブルクの保育園の見学&おりがみ実践の予定だったのですが、ドイツでもかなり大きな話題になっているので、早朝、保育園の園長先生にメールしました。「新型コロナが問題になっています。行くべきかどうか、迷っています。子どもやそのご家族のことを考えると、やめたほうがよいのではと思っています」と。

そうしたら、お返事が来て、「今回のみなさんの訪問をとても楽しみにしていましたが、多くの親がこのウィルスを心配しており、今回の訪問はやめていただく方がよいかもしれません。本当に残念です」、ととても丁寧なお返事をいただきました。

保育園見学は学生も僕もとても楽しみにしていましたが、この状況下で、子どもたちのいる保育園に行くのは、やはりご迷惑だろう、と。ローテンブルクという土地柄を考えると、祖父母と一緒に暮らす子どもも多いだろう、と。新型コロナの危険度の高い日本人集団が来る、というのは、やはり園としても心配だろう、と。

今回は断念することに決めました。

悪いことは重なるものです。

そもそもローテンブルクに行くこと自体が、大変でした(;;)。

でも、出発時点では、そんなことが起こるとは思ってもいませんでした。

ドイツの新幹線には、テーブル席が結構あります。

値段も高くサービスも悪く融通も利かないJRとは大違い(苦笑)。

テーブル席の学生たちは楽しくトランプをしていました。

他の学生たちは、車窓からの景色を楽しんだり、日記を書いたり…

ワイマールから、エアフルトに行き、乗り換えて、ニュルンベルクへ。

ニュルンベルクで次の電車まで45分くらいあったので、各々自由に…。

ニュルンベルクと言えば、、、

これ!!

駅前の「フラウエントーア塔」!

ニュルンベルクは城壁の街。その門のある塔です。

今回はここには泊まりませんが、ミニツアーってことで。

もちろん、ニュルンベルクに来たら、、、

ニュルンベルガーソーセージでしょう!!

独特のやわらかい触感が印象的なニュルンベルクのソーセージ。

マスタードもこれがめっちゃ美味しいんです。

このマスタードを知ると、日本のマスタードは食べられない!

ニュルンベルガーソーセージはやっぱり美味しかった!

ここまではよかった。。。

けれど、なんと、ニュルンベルクからの電車がまさかの「運休」。

ええ!?!?って。。。

乗るべき電車が「本日運休」。。。

ドイツ鉄道のHPで調べると、ニュルンベルクからアンスバッハに行く電車区間で何かあったようで、ほぼ全部が運休。

一つだけオルタナティブがあったので、そちらで。

45分待ったのに、更にそれから50分くらい待つことになりました。

ニュルンベルクは大きい駅なので、困りはしませんけど。。。

僕は一部の学生とケンタッキーでホットチキンを食べました。

なんか、ケンタッキーって感じじゃなかったかな!?(;'∀')

アンスバッハ経由ではなく、ノイシュタット経由で。

しかし、ニュルンベルクから乗った電車が15分くらい遅れてまして、、、

ノイシュタットに着いた直後に、次の電車が出発してしまうという悲劇が…

ノイシュタットって「新しい街」という意味なんですけど、、、

駅前もその周辺も、な~んにもないという、、、

しかも、次の電車まで50分もあり、、、

またもやこちらで待ちぼうけです。。。

既に2時間くらいの遅刻です。

保育園に行く予定がキャンセルにならなかったら、大変だったぞ…。

この待ち時間の間、みんなで「ワードウルフ」をやりました。

ワードウルフ、面白過ぎます、、、(;'∀')

あっという間に50分が過ぎ去りました。

ここが、50分待たされたノイシュタット駅。

出発時刻少し前に電車は来たのですが、この電車も定刻から20分ほど遅れて出発。

上でJRを批判しましたが、DBもまた問題だらけ、、、(;;)

なんだ、この時刻のカオス感は、、、

そんなこんなで、12時に到着予定だったのに、着いたのは15時過ぎ。

本来なら12時に着いて、13時から中世犯罪博物館に行って、14時半から保育園見学という流れだったんですけど、全部の計画が狂ってしまいました。。。(;;)

予定通りにいかないのが旅なんですよね。

まぁ、でも、新型コロナがもっと酷かったら、そもそもドイツに来られていたかもわからないので、来れただけでよかったと思うことにします。

というわけで、、、

ローテンブルク市庁舎前に到着!!!

来たぜ、ローテンブルク!

やっぱり、絵になるんだ。この町は。。。

新型コロナの影響で、中国人観光客が全くいません。

アジア人を見ると、ほぼみんな日本人。

なんだ、この懐かしい感じは!?!?!

昔は、日本人だらけだったローテンブルク。

でも、中国の経済的発展以後は、中国人だらけになったローテンブルク。

今回は、なんか20年くらい前のローテンブルクに来ているようでした。

心なしか、店員さんもいつもより優しい気もします。

僕の旅では、絶対に欠かさせない「城壁の外」のローテンブルクを見に行きます。

僕オリジナルの散歩コース♪

この塔の外に出ると、綺麗な公園があります。

その先に進むのが、僕のツアー♪

昨年と同様、ここにも来ました!

僕は絶対に登れないこの不思議な橋の間。

そして、ローテンブルクの最大のスポットを目指します。

そのスポットの向こう側から、そのスポットに向かう感じで。

ここです!!!

この二つに分岐した不思議な道。

この下り坂の先を歩いてきたわけです。

ドライフルーツ(ドライアップル)のお店。

ここのおばあちゃん、お会いするのはもう何度目だろう!?

今回は学生たち全員にドライアップルを食べさせてくれました。

Danke!!

そして、夜は、、、

もちろんのもちろん、、、

ルーブルです!!

ローテンブルク唯一の日本食レストラン!!!

ここに来たら、もうこれしかないんです!!!

ジャジャーン!!

まさかまさかの海老天ラーメン!!

ローテンブルクで食べる海老天ラーメン。

もう、これがだめなはずがない!!

海老二本、かぼちゃ、しいたけ、ししとう?などが入った豪華な天ぷらラーメン。

もう、ホント、これが食べたくて、ローテンブルクに来るようなものです…。

あと、ガーリックライスがめっちゃ美味しくてたまりませんでした。

「現地の人は味の付いているご飯がお好き」ということで、作られたそうです。

チャーハンではないガーリックライス。

これ、日本でも広まってほしいなぁ、、、

ラーメンとの相性もばっちりでした。

親子丼です!!

こっちもダシが効いていて、とっても美味しかったです!!

最後に、夜の城壁ツアー(苦笑)

高くてちょっと怖かった、、、

というわけで、、、

予定通りに全く行かなかった3日目のレポでした。

でも、これはこれで面白かったかな!?

保育園に行けなかったのは、本当に残念でした。。。

来年こそ、是非訪問したいと思います!!

四日目は、いざネルトリンゲンへ!!!!

進撃の巨人だ!!


この日の夜。

ホテルの中に、喫煙所がありました。

そこで煙草を吸っていると、61歳のクリストフという男性がやってきました。

煙草仲間はすぐに仲良くなります(苦笑)

彼は本の印刷所で働いている人で、東洋人の僕に興味津々?!

色々と一通り話した後、話は思わぬ方向に。

僕が、自分が教育学者で、赤ちゃんポストの研究をしていると話すと、クリストフは、とても興味があるような表情をしました。そして、いきなり、僕の顔をじっと見つめて、「赤ちゃんポストなんてクソだ」と言ったんです。ひえ~、、、反対派だ、、、(;'∀')って。

僕は、「ドイツは子どものことを考えている国だ。生命保護の実践を行っている。全国に100か所も赤ちゃんポストがある。これはすごい」と言いました。そうしたら、クリストフは、「赤ちゃんポストはよいものではない。赤ちゃんを箱に入れて、そのまま黙って去るなんて許されるものじゃない。無責任だ。もしその女性がたいへんな状況下にあるんだったら、児童相談所(Jugendamt)に行けばいい。なんで、児童相談所に行かないんだ? それに、子どもは家族の中で育つべきなんだ」、と。その後、少し落ち着いて、「僕はコンサバティブ(保守的)な人間だから…」って。

僕はこれに対して、「赤ちゃんポストを作ったのは、キリスト教系の団体らであって、赤ちゃんポストの思想はコンサバティブな問題でもある」と応答しました。

でも、クリストフの意見も、たしかに一理はあるなぁって思いました。

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