今日、クリスマスイブに、児童遺棄事件があったみたいだ。
今回は無事赤ちゃんの命は助かった。
産んだお母さんの身体(体調)が心配だけれど。。。
24日午後4時40分頃、埼玉県三郷市高州で、犬を散歩させていた市内の女性(66)が、国道298号近くの植え込みに置かれたバッグの中で赤ん坊が泣いているのを発見、110番した。
生後数日とみられる女児で、低体温症の症状があり、病院で手当てを受けたが、命に別条はないという。吉川署が保護責任者遺棄事件として調べている。
発表によると、女児は身長約48センチ、へその緒がついていた。女児は、タオルケットとひざ掛け、バスタオルで三重にくるまれ、ビニール製のトートバッグに入れられていた。
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(別の記事)
イヴの夜、乳児置き去り 埼玉、国道沿いの植え込み
24日午後4時40分ごろ、埼玉県三郷市高州2丁目の国道298号付近を通りかかった女性から「赤ちゃんが捨てられている」と110番があり、約10分後に駆けつけた吉川署員が、国道沿いの植え込みに置かれたビニールバッグの中で泣いている乳児を発見した。
吉川署によると乳児は生後間もない女児で、へその緒がついていた。衣類は身に着けておらず、数枚のタオルにくるまれていた。バッグは青色でショッピングバッグのようなものという。
気象庁によると、埼玉県南東部の午後4時ごろの気温は5・9度。乳児は低体温症のため病院で治療を受けている。吉川署は保護責任者遺棄容疑で調べている。
生後数日。。。
きっと数日は母親がなんとか育てたのだろう。
母親の救いとなるものは何もなかった。。。
児童遺棄は今も、こうして起こっている。
人は言うだろう。「なぜ児童相談所に相談に行かないのか?」、と。
けれど、人には、言えないことや相談できないこともあるのだ。
そのことを、多くの人は理解しない。
「相談すればいい」
その通りだ。けれど、ずっとずっと長い歴史の中で、相談できずに遺棄してしまう人がいるのだ。
相談できないから、遺棄をするのだ。
この問題は終わっていない。
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世の中は、クリスマスイブで浮足立っている。
でも、その影で、苦しんでいる人たちがいる。
幸せの影にいつも悲しみや絶望がある。
そこから目を背けたくはない。