僕は王子~赤羽周辺にほとんど縁がない。
行きたいラーメン屋さんはたくさんあるけど、
自分の生活圏からはかなり遠いのだ。
この辺りで一番行ってみたかったのが、
赤羽の超大人気店の「麺高はし」だった。
オープンは2000年とのこと(参照)。
創業9年目・・・ってことかな。
お昼はあまりに行列が出来すぎていて断念。
で、夕方5時半すれすれに再び高はしに向かった。
雨にもかかわらず既に行列が・・・
本当に本当に大人気店なんだな。
店内は結構狭く、7席程度しかない。
L字カウンターのみで、ご主人お一人で切り盛りされている。
手際がとてもよいので、どんどんラーメンが出てくる。
(この手際のよさ、他のラーメン屋さんも参考になるのでは?!)
ここのオススメは「半肉入りつけそば」とのこと
(ラーメンフリークの小学校副校長先生のお話)
それを+玉子トッピングで注文(計800円)。
このお店は「無断撮影禁止」らしいが、
それを知らず、何気なく「写真撮ってもいいですか」と
尋ねたら、「いいですよ」というご返答をいただけた。
ちゃんと断れば何の問題もないようだ。
で、半肉入りつけそば。
いや~ 一瞬でおののきました。
とても品があって、とてもふくよかな魚介豚骨つけ麺でした。
「ふくよか」という言葉がすごくあうつけ麺なのだ。
ゲンコツが主体かと思われるが、とにかくまろやか。
これだけバランスの良いラーメンはあまり他にないかも。
方向性は違えど、成増の道頓堀や西台の欣家に近い「質の高さ」を感じた。
とにかく直球ストレート。まっすぐ。ど真ん中。
それでいて、今主流の「濃厚豚骨魚介」とは明らかに一線を画す。
高はしの魅力は、これ以上にない「バランスの良さ」だと思った。
麺は浅草開化楼のもの。とても食べやすい。
(やっぱり開花楼の麺はいいですね~♪)
柵切りの肉もたっぷり入っている。この肉がまた素晴らしい。
柔らかすぎず、固すぎず。いつまでも食べていたいチャーシューだ。
随分と手が凝ってそう。
ネギはスプーン三杯までは無料。4杯以上だと10円。
そこが面白い。あと魚粉も置いてあった。
いずれにしても、高はしは「ホンモノ」のラーメン屋さんと言えるだろう。
個性もあるし、流行り廃りもないし、手際もいいし、量もある。
さすが赤羽の大人気店なだけはある。
常連さんも多いみたいで、底力みたいなものを感じずにはいられなかった。
(ただ、やっぱり行列が常にあるので、僕は敬遠しちゃうかな~)