はい。
いつもの「まるわ」です。
最近、完全に「バーンアウト」していて、ラーメン屋巡りをする気持ちが起きません。
それでも、「まるわ」は、生活圏にあるので、行く気になりました。
なんといっても、やっぱり「まるわ」は居心地がいい。それに尽きます。
日々、疲れている社会人にとっては、味だけじゃなくて、「居心地の良さ」も重要ですね。
あと。
こうもバーンアウトしていると、どんどんコンサバになっていく自分がいます。
新しいお店や新しい世界に触れるより、馴染みの店で気軽に食べたい気分になる、というか。
疲れていると、コンサバになる。
考えると、今、「自民党」が強いのは、自民党を心から支持しているというよりは、
「震災後ということもあり、皆が疲れていて、コンサバな雰囲気になっているから」なのかも。
民主党政権が誕生した頃は、まだ、みんな元気があった。
でも、「東日本大震災」という未曽有の災害に直面し、誰もが満身創痍だった。
そういう時って、無意識的にも、コンサバに向かう空気が生まれて、
新しいものを嫌悪するようになるのかもしれない。
そんなことをちょっと考えました。
今の自分も、まさに「コンサバな空気」に支配されているような…
…
でも、まるわ自体は、変化し続けております。
いつものラインナップ。
いつものつけ麺なども。。。
まぜそば&台湾まぜそばも。。。
今回は何を食べようかな~って考えていたら、
店長のビギー君から、また「悪魔の囁き」が…
「いいの、ありますよ~。今日だけですよ~」、と。
気持ちはコンサバでも、「今日だけ」と言われたら、食べたくなる。
まだ、「ラーメン魂」は失っていないようだ。
というわけで、、、
ジャーン♪
「今日だけ特別の鶏節ラーメン」です。
鶏節というと、僕的には、「麺屋玲」でいっぱい食べさせてもらいました。
まるわで鶏節!?
意外な気がしますが、それには事情がありました。
先日、千葉パルコ近くで活躍した「粋や」が、「しろきや」跡地に電撃復活しました。
粋やは、千葉駅前の実力派人気店で、惜しまれながら閉店してしまいました。
が、店主さんは、その後、千葉の有名店で経験を積み続けました。
そして、電撃復活。
早速、今日、らんちばさんが「<新>粋や」のレポを上げていました。
僕も近いうちに行きたいです。
(けど、車がないと、ちと厳しい場所なんですよね…)
その「粋や」の店主さんから分けてもらったという「鶏節」を使ったラーメンがこちら。
すっごい見た目が綺麗で、幸せな気分になりました。
まるわの魅力って、「ヴィジュアル」へのこだわり、というのがあります。
まるわのラーメンは、どれも、見た目が美しいんです。
そして、旨い。
だから、千葉のラーメンフリークが集まってくるわけでもあります。
このラーメンも、すっごい綺麗なヴィジュアルでした。
zoom up!
で、味ですが、これまた、たまげる美味しさで。。。
鶏節の旨みをスープに反映させた、とビギー氏は言っていました。
なるほど、鰹節等とは違う独特の旨みがあります。
玉ねぎも入っていて、甘みもあって、うっとりする美味しさでした。
これを、レギュラーにしないなんて…って思うほどに。。。
上品さもあり、パンチもあり、「さすがはまるわ!」っていう感じでしたね。
ブログで紹介しておきながら、もう、食べられないっていうのが、悲しいです。。。
麺はこんな感じ。
結構太めの縮れ麺、ですね。
麺も色々とアプローチを変えているまるわ。
その都度、どの麺が合うのかを考えていて、面白いです。
たかが麺、されど麺、です。
麺が美味しいお店は、やっぱり人気が高まるわけですし。
今回の麺もばっちり、でした。
これまでより若干、もちもち感が増しているように思いました。
で、チャーシュー丼。
お肉がいっぱい♪
チャーシュー丼に関しては、かなりシンプルですね。
他のお店よりは、シンプルで、ストレート。
目立たない「サイドメニュー」に徹しているようなミニ丼です。
***
疲れ切って、バーンアウトしている今の僕には、「細やかな贅沢」でした。
最近は、何をしても、どこに行っても、ため息ばかり。
楽しいこともなければ、嬉しいこともほとんどない。
きっと40代ってそういう年齢なのかな、と思います。
「したいこと」はなくなり、「すべきこと」に追われ、、、
気持ちは沈み、体力の衰えも感じ、、、
まー、人にもよると思いますが、僕は、沈んでいます。
そんな沈んだ気持ちを受け止めて、細やかな幸せを感じさせてくれる一杯。
そんな「今日だけの限定麺」でした。
感謝感謝。