先日、山口県のラーメン8杯を食べてきました!
山口県のラーメンは、本当に本当に素晴らしかった!!
テンションも上がったし、ワクワクしたし、
牛骨ラーメンに至っては、驚愕の美味しさでたまげました。
…
で、千葉に戻り、、、
「山口のラーメンって、千葉にあったっけかなぁ?」、とふと思ったんですが、
すぐに「あるじゃん!!!」って。。。
かつて、今から40年前に、山口県宇部市のラーメン店主さんに豚骨ラーメンの作り方を教わり、
40年にわたって、千葉で宇部の豚骨ラーメンを提供し続けているお店が!!!
しかも、拙ブログ『Dr.keiの研究室』(269g時代)に、足しげく通っていたお店が!!
(そして、今も事あるごとに食べに行っているお店が!!)
そうです!
長州ラーメン万龍軒
であります!!
宇部の豚骨ラーメンは、久留米ラーメンが由来とされています。
だから、根本的には、久留米→宇部→万龍軒、という流れになります。
宇部のラーメンの特徴は、「塩気と脂気の効いた独自の匂いを発する味」。
万龍軒のラーメンを考えると、「なるほど!」と思わざるを得ません。
もちろん、ただコピーしたのではなく、千葉で受け入れられる豚骨スープに変えています。
だから、万龍軒の豚骨スープは、久留米で生まれた豚骨スープが宇部で改良され、
その宇部で40年前に食べられていた豚骨スープに独自の改良を加えたスープと言えるでしょう。
なんか、すっごいドラマっぽい話じゃないですか?
でも、それで、40年。
千葉の地で「本格的な豚骨ラーメン」が食べられるお店として君臨し続けているんです。
そのベースは、久留米豚骨ラーメン。うーん、深い!
メニューです。
今回は、気分的に「和風」だったので、「和風らー麺」をお願いいたしました。
色んなラーメンがあって、どのラーメンも好きですけど、、、
最近、ますます「和風」=「ダシ感のある」あっさりスープを欲しています。
ここのスープは超濃厚ですが、それが「和風」になるとどうなるんだろう?、と。
これまでに一度くらいは食べたと思うんですけど、、、
改めて、味わってみたいと思います。
ジャジャーン!
こちらが、「和風らー麺」です!
うーん、いい感じ!
スープを飲むと、、、
「うわ~、やっぱ濃厚~♪」って感じになります。
最近、濃厚ラーメンがますます「濃厚」に感じられるようになってきていまして…
ものすごく濃厚なスープに感じられました。
でも、きっと超ドロ系ラーメンに慣れた人なら「普通」のレベルなんじゃないかな?
で、味わうと、やっぱり「塩気」と「脂気」がとてつもないことが分かります。
ただ、久留米で食べた豚骨ラーメンほどの「臭み」はなくて、そこは「千葉人向け」なのかな。
「豚頭と水のみ!」っていう感じではなく、臭みはほとんど感じられませんでした。
そこに加わるのが、乾物系の「旨み」。
いわゆる「濃厚豚骨魚介」のスープなのですが、改めて味わってみると、
九州のこってりとした豚骨スープに乾物の旨味を加えました!、という感じで、、、
ベースの豚骨スープがしっかりしているからこそ、この和風らー麺も成立している、というか。
だから、ここのこの和風らー麺を、僕は「またお前もか系」とは呼びませんよ。
魚介の旨みを加えた宇部風豚骨ラーメン。
もっとシンプルに言えば、
魚介風味の豚骨ラーメン!
麺は、こんな感じです。
わりと太いタイプの麺になっていました。
…
チャーシューも柔らかくて、ほろほろタイプ。
あと、万龍軒に来たら、味玉を存分に味わいましょう!
どうですか!?
この黄金色に輝く味玉!!
これは、もう千葉でもナンバーワンクラスの味玉ですよ。
デフォで半分入ってますが、それでも味玉は付けたいところです。
***
万龍軒の和風らー麺。
巷に溢れる「濃厚豚骨魚介」とは一味違った和風豚骨ラーメンでした。
上にも書きましたが、山口豚骨ラーメン×和ダシ、ですね。
万龍軒自慢の豚骨スープがあくまでも主体で、そこに乾物が加わる、という。
濃厚さもしっかりあって、パワーもあって、実に力強いです。
僕個人的には、「ちょっと強すぎかなぁ」と思う部分もありますが、
それは、今の自分がとっても弱っていて(疲労していて)、あっさりを欲しているから。
(最近、なんか、突然、濃厚系がダメになってきました…(;;))。。。
でも、元気な人、若い人には、是非とも食べてもらいたいですね。
もっと力強くなれること、間違いなし!です。
千葉では老舗店にして、どこまでもパワフルなラーメン屋さんであります!
実は、それって、凄いことだよなぁ、、、、と。