ウィーンでは、いつものようにスザンネさんと色々とお話したり、今後の話をしたりとするんですけど、今回は、ちょっと違いました。
もちろんスザンネさんとは会ったんですけど、そのパートナーのゲアハルトさんと二人でゆっくりと語り合いました。二人で話してて、「これまで色々と会ってきたけど、こうやって男同士で語るのって初めてだよね」、って。
ゲアハルトさんの話も是非聞きたかったんです。今僕が研究している「ドイツ(語圏)の社会教育」という点でも、ゲアハルトさんは「社会教育士」ですし、実際に、重症心身障害者施設、老人ホーム、児童養護施設等を経て、今は福祉施設の施設長ですし。
というわけで、3時間くらい語りました。色々と教えてもらいました。いい本も教えてもらいました。いいドイツ語もたくさん教えてもらいました。スザンネさんは僕によく似た人。なんていうか、「同志」。ゲアハルトさんは、僕の仲の良い友人に似たタイプ。内向的で、思慮深い人。
で・・・
日本にも来たことがあり、ラーメン好きのゲアハルトさんなので、「ラーメンを食べに行こう」ということになりました。
で、向かったのが、「HITOMI」という日本+中国ミクスチャー系レストラン。
ラーメンがあるのは確認済み♪
ありました♪
YASE RAMEN、、、苦笑
どこで、YASAIがYASEになったんでしょうね。
多くのこういうお店で、YASE RAMENになっているんですよね。きっと「過ちの元」があるはずです。
まー、どうでもいいんですけど。。。
日本+中国ミクスチャー系ですので、期待は全くしていなかったのですが、、、
あらら。
これが、意外と、いや、かなり美味しい。。。
ダシの味がしっかりしている。スープに深みもある。あれれ?!?!?
基本的には、鶏系のあっさりとした中国系ラーメンなんですけど、醤油ダレを使っていますね。
こっちにいると、醤油の味に敏感になりますので(いかんせん、醤油のラーメンがない、、、汗)
それに、クリスピーダッグ(北京ダッグ)がすこぶる美味しい。
このクリスピーダッグの揚げた衣がスープに溶けて、ファットさもうまく出ています。
これはいいです!!
しかも、麺も、極太麺で、もっちもち。うどんでもありませんでした。
これだけの太麺があるなら、もっと使ってくれてもいいのに、、、
(しかも、ゲアハルトさんが食べたラーメンの麺と違う麺でした!)
こういう系のお店で、ここまでのラーメンが食べられるとは、、、予想以外で、感動しました。
こんな麺です。
うどんっぽく見えるかもしれませんが、うどんではありません。
いやー、感動しました。
こちらが、ゲアハルトさんが食べたYASE RAMEN。
スープは、ほぼ同じかな?!
ただ、野菜の味がいっぱい出ていて、タンメンみたいな感じでした。
ゲアハルトさん、箸を使って上手に食べていました。さすがは日本でのラーメン経験者♪
この後も、議論しまくって、夜遅くまで、楽しい時間を過ごしました。
嬉しかったのは、「keiのドイツ語は本当に綺麗だよ。うちの施設にいっぱい外国人がいるけれど、keiほどしっかりと話せる職員はいない。十分に、こっちでやっていける語学力はあるよ。しかも、keiは、日本人っぽくないしね。普通の日本人はもっと静かで、無口で、上品で、配慮深いからね。君は例外だろ。だけど、ドイツ語の力は本当にすごいと思うよ」、と言われたこと。
僕は、僕自身、自分のドイツ語能力のなさにいつも辟易しています。本当に自分の中では、ダメダメだ!といつも思っています。まぁ、もうそろそろドイツ語を始めて20年になるわけで、外から見たら、ペラペラ話しているように見えるんでしょうけど、自分の中では、自分がドイツ語を全然分かっていない、ということだけははっきりしています。
きっとね、住めば、もっと流暢に話せるようにはなると思うんですけど、それでも、全然まだまだです。だから、正直、自信もない。だから、こうやって、たまにでも褒めてもらえると嬉しくなる。
語学って、ホント、一生続けられる「趣味」だと思います。で、できるようになればなるほど、楽しいし、世界も広がる。
そんな感じで、この日は終わりました、とさ。