今、ちょっと、色々とありまして、、、
「千葉大学病院」に行くことになりました。
大学病院に行く機会なんて、そうそうありません。
7年くらい前に、何度か行ったことがありましたが…
千葉大学病院へは、千葉駅前からバスに乗って行きます。
駅前のバスターミナルの一番手前に、停まってくれるんですね。
なので、行くのは結構簡単です。
千葉駅周辺は、全面リニューアルしていて、華やかです。
(僕の心とは裏腹に…)
千葉大学病院のメインゲート前です。
こちらも、数年前に全面リニューアルしたみたいで、とっても綺麗なんです。
この病院は、基本的に「紹介制」で、紹介状のない患者さんは来られません。
…それだけ、大変な人が多く集まっている病院とも言えます。
事実、たくさんの「患者さん」がいました。
みんな、それぞれ、色んな事情を抱えているんだろうな…、と。
メインゲートを通ると、こんな素敵なエントランスに…。
ここは、ホテル?
ここは、空港??
とても、大学病院にいるようには思えません。
ちょっと衝撃でした。。。
…
さて。。。
ここで、僕は病院紹介がしたいわけではなく、、、
この病院にも、飲食店があるんです。
11階の展望レストランと、地下1階の外来レストランです。
…となれば、問題は「ラーメンがあるのか否か」、です(汗)。
11階の展望レストランには、ラーメンはありませんでした。
「さすがに、こういう大学病院内にはラーメンはないか…」、と。
・・・
しかし、あったんです!!!
地下1階の外来レストランに!!!
千葉大学病院内、地下一階、
であります!!!
…外来レストランって、、、
なんか、、、
名前的に、美味しそうに感じない、、、汗
営業時間は、朝8時~夕方17時まで。
病院時間、ですね。
土日祝が休業なのも、なんとも、、、
さて。
「おしながき」♪
ここに、ラーメンがあるっていうんだから、、、
さすがに、ここまでラーメンを食べにくる人はいないだろう、、、と(苦笑)
あるかな???
あった!!
ラーメン、一杯、617円(税込)☆
一杯600円かー。
院内プライス!院内サプライズ!
そばやうどんは色々種類がありますが、ラーメンは一種のみ!!
いったい、どんなラーメンなんでしょう!?
店員さん曰く、「とても美味しい昔ながらのラーメンですよ」、とのこと。
ワクワク。
さらに、ミニ丼も充実。
僕は、ミニ天丼を注文しました。
ミニ天丼は、360円☆
なんで、こっちは、価格がすっきりしているんだ!?!?
それはさておき、、、
ジャジャーン!!!
もう、一目見た瞬間に、「ビビビビ!!!」って来ました。
「なんだ、この本格的なヴィジュアルは!?!?!」、、、
只ならぬヴィジュアルのラーメンですよ。
まさか、院内のレストランで、こんなラーメンが出てくるとは、、、
スープは「醤油系」で、表面に背脂がちょろっと浮いています。
ちょいこってりタイプ!?
スープを飲むと、まさかまさかの「い志い食堂系」の生姜醤油味。
和風って感じじゃなかったけど、じんわり美味しいクラシカルな味わい。
「ま、ま、マジ!?!?!」、と。。。
当然ながら、い志い食堂のラーメンほどには、強烈ではないですけれども、
紛れもなく、昭和レトロで生姜炸裂のあっさり醤油ラーメン、になっています。
zoom up!
病院内のラーメンだから、全くもって期待していなかったのですが、、、
いい意味で、裏切られました。
これは美味しい!!!
しかも、聞けば、毎朝、スープをちゃんと厨房で作っているんですって!!!
「ホントですか?」と、何度も確認しました(苦笑)。
けど、このスープ、間違いなく、「手作りの味わい」、です。
(ただ、「かえし」はどうかなー、とは思いましたが、、、汗)
い志い食堂と比べちゃうと、ちょっと大人しくて、平坦な感じはします。。。
いずれにせよ、これは、「大当たり」かな、と。
チャーシューも、結構大きめなのが二枚も入っています。
しかも、このチャーシューが美味しいんだから、、、
もう、絶句です。
さらに!!!!
麺まで美味しいんです。
中太の柔らかめの縮れ麺。
この縮れ具合がたまらないんです。
「この麺も、い志い食堂の麺にちょっと似てる…」って思いました。
い志い食堂の麺も、こだわりがあって、抜群に美味しいです。
それに負けずと劣らない「昔ながらの良質の麺」になっていました。
凄い凄い!!!
…
ふと思いました。
ここは、紹介状なしでは(通常)来られない大学病院。
たくさんの人がここで「入院」しています。
当然ながら、かなり危険な状況の人もいっぱいいます。
中には、ここで人生を終える人もいるわけです。
「人生最後のラーメン」となることも…、と。
ここのラーメンは、まさにそういうラーメンになっていると思いました。
い志い食堂ファンだから、というわけではないですが、ここのラーメンは「LAST RAMEN」に相応しい、、、と。
もし…
僕が不治の病に倒れ、この病院にたどり着いた時…
ここのラーメンが食べられたら、満足して天国(地獄)に行ける気がしました。
もちろん、車か何かで移動ができたら、食べに行きたいラーメン店はあります。
けど、もう院内から出られないほどに病が悪化したら、、、
そうしたら、ここのラーメンが、本当に「人生最後のラーメン」になるんです。
まさに、そういうラーメンに相応しい見事な(ちょい背脂入り)生姜醤油ラーメンでした。
心から、感動、というか、うるっときました。
で、こちらが、ミニ天丼。
大きい海老天とさつまいもとシイタケの天ぷらでした。
まさに、小量のミニ丼で、食べやすかったです。
天ぷらも、揚げたてでサクサクで、、、
まさか「病院内のレストラン」とは思えないレベルのミニ天丼でした。
味付けは薄味だったかな!?
(そう考えると、ここのラーメンはかなりイケイケだ…汗)
他にもいろんなミニ丼やミニそば・うどんがありました。
天むすも食べたかったなぁ…。
さらに!!!
こんな「今月のメニュー」もありました。
まさかまさかのオムハヤシライス!!!
これも食べたかったなぁ、、、、
更に、「冷し皿そば・うどん」もありました。
この時期に、冷しそば!?ってちょっと思いましたが、、、
さすがに、アルコール類はないか、、、(ここは千葉大病院!)
でも、キリンフリーは置いてありました。
***
いやー、驚きのラーメンでした。
素敵な素敵なラーメンとの邂逅でした。
千葉のラーメンフリークさんとはいえ、ここのラーメンまでレポしている人はいないんじゃないかな!?
(誰も、それを求めてもないとは思いますが、、、)
…
ただ、もし、「あなた」が千葉大病院に患者として行くことになったら、、、
ふと、この記事を思い出してみてください。
ここのラーメンは、きっと、塞ぎ込んだ「あなた」をそっと包み込んでくれると思います。
それだけ、深い、そして優しい一杯になっていました。
「こういうラーメンもあるんだなぁ…」って、しみじみ思いました。
…
PS
11階の「展望レストラン」にも行きました。
眺めはこんな感じでした。
この画像の向こう側は、鎌取とか市原とかかな、、、と。
青葉の森は見えます。
京葉工業地帯も見られました。
この向こうに、辰巳や、八幡や、五井なんかがあるんだなぁ、、、と。
…
というわけで、千葉大学病院内のレストランのラーメンレポでした。
おしまい!