先日五嶋龍を聴きに行った時、オケだけのナンバーでブラームスの『大学祝典序曲』を聴いた。私の好きな曲なのでこの話を書く。
ブラームスは1877年(44歳)イギリスのケンブリッジ大学から名誉博士号授与の通知を受けたが、ひねくれ者のブラームスは授与式に出席するのが条件だったためか、船が嫌い(これはホント)という理由で断ってしまった。
その2年後1879年(46歳)今度はドイツのブレスラウ大学(現在はポーランド領)から同じく名誉博士号授与の通知を受けた。今度は船に乗らなくてもよいし、授与式の出席も必要なかったので受けることにした。ただし大学側が「音楽による返礼」を望んでいるらしいと聞いて、それじゃあと書き上げたのが『大学祝典序曲』である。
ブラームスは4つの学生歌を使用してこの曲を書き上げた。
1.我らは立派な校舎を建てた
2.祖国の父
3.狐狩りの歌
4.ガウデアムス・イギトゥル(だから楽しくやろうじゃないか)
このうち3はかつて「旺文社の大学受験ラジオ講座」(文化放送)のテーマ曲として使われたものである。(これをリアルで知っている人はけっこう歳である?)
実はこの歌はドイツで新入生を歓迎して歌われる。ラジオ講座のテーマ曲として使われたのも、「君たちもこのラジオ講座を聴いて入試に合格し、新入生として歓迎されなさい」という思いがあったことと思われる。
4は通常ドイツの大学では卒業式で歌われる。したがってこの曲のストーリーは「校舎を建てる」「祖国に感謝する」「大学に入学する」そして「めでたく卒業する」という一連の流れに基づいているようだ。
ブラームスは、それらの学生歌の単純で親しみやすいメロディーに大家にふさわしく立派な和声や対旋律をつけ、重厚なオーケストレーションを施し、陽気で楽しい中にもアカデミズムの威厳を感じさせるすぐれた出来栄えだと思う。この曲の祝典性の故だと思うが、現代日本の大学でも入学式や卒業式などに記念演奏される機会が多い。
小生は、仕事柄そういった記念演奏(学生オケや吹奏楽による)は何回も聴いているが、ちゃんとしたオケ(笑)による生演奏(TVやCDは別)は初めてだった。とても楽しく聴くことができた。この曲は打楽器が多用されているのだが、生で観ていると打楽器奏者が立ち上がり準備して打ち鳴らしてまた着席するまでのプロセスが全部見えて面白い。
ちなみによく聴くCDは、ジョージ・セル指揮クリーブランド管弦楽団のもの。セルの引き締まった指揮が心地よく飽きがこない。
この曲を聴く時、聴き終わってからいつも思うのは、下層階級出身のブラームスにとって、若い頃は大学に行くなどまずありえない話、雲の上の世界、夢のまた夢だったことだろう。昔のヨーロッパの大学が今とは比較にならないくらいのエリートだったことを思うとなおさらである。そんな中、名誉学位贈呈の話を受けたブラームスがどんなにそれを喜んだことだろうか。
ひねくれ者のブラームスは、表面上露骨に喜んだりはしなかったかもしれないが、「音楽による返礼」であるこの曲にぴちぴちと漲る「はずむ心」が、ブラームスの内心を雄弁に物語っているように思えてならない。
ブラームスは1877年(44歳)イギリスのケンブリッジ大学から名誉博士号授与の通知を受けたが、ひねくれ者のブラームスは授与式に出席するのが条件だったためか、船が嫌い(これはホント)という理由で断ってしまった。
その2年後1879年(46歳)今度はドイツのブレスラウ大学(現在はポーランド領)から同じく名誉博士号授与の通知を受けた。今度は船に乗らなくてもよいし、授与式の出席も必要なかったので受けることにした。ただし大学側が「音楽による返礼」を望んでいるらしいと聞いて、それじゃあと書き上げたのが『大学祝典序曲』である。
ブラームスは4つの学生歌を使用してこの曲を書き上げた。
1.我らは立派な校舎を建てた
2.祖国の父
3.狐狩りの歌
4.ガウデアムス・イギトゥル(だから楽しくやろうじゃないか)
このうち3はかつて「旺文社の大学受験ラジオ講座」(文化放送)のテーマ曲として使われたものである。(これをリアルで知っている人はけっこう歳である?)
実はこの歌はドイツで新入生を歓迎して歌われる。ラジオ講座のテーマ曲として使われたのも、「君たちもこのラジオ講座を聴いて入試に合格し、新入生として歓迎されなさい」という思いがあったことと思われる。
4は通常ドイツの大学では卒業式で歌われる。したがってこの曲のストーリーは「校舎を建てる」「祖国に感謝する」「大学に入学する」そして「めでたく卒業する」という一連の流れに基づいているようだ。
ブラームスは、それらの学生歌の単純で親しみやすいメロディーに大家にふさわしく立派な和声や対旋律をつけ、重厚なオーケストレーションを施し、陽気で楽しい中にもアカデミズムの威厳を感じさせるすぐれた出来栄えだと思う。この曲の祝典性の故だと思うが、現代日本の大学でも入学式や卒業式などに記念演奏される機会が多い。
小生は、仕事柄そういった記念演奏(学生オケや吹奏楽による)は何回も聴いているが、ちゃんとしたオケ(笑)による生演奏(TVやCDは別)は初めてだった。とても楽しく聴くことができた。この曲は打楽器が多用されているのだが、生で観ていると打楽器奏者が立ち上がり準備して打ち鳴らしてまた着席するまでのプロセスが全部見えて面白い。
ちなみによく聴くCDは、ジョージ・セル指揮クリーブランド管弦楽団のもの。セルの引き締まった指揮が心地よく飽きがこない。
この曲を聴く時、聴き終わってからいつも思うのは、下層階級出身のブラームスにとって、若い頃は大学に行くなどまずありえない話、雲の上の世界、夢のまた夢だったことだろう。昔のヨーロッパの大学が今とは比較にならないくらいのエリートだったことを思うとなおさらである。そんな中、名誉学位贈呈の話を受けたブラームスがどんなにそれを喜んだことだろうか。
ひねくれ者のブラームスは、表面上露骨に喜んだりはしなかったかもしれないが、「音楽による返礼」であるこの曲にぴちぴちと漲る「はずむ心」が、ブラームスの内心を雄弁に物語っているように思えてならない。
しーちゃんと由希奈ちゃんが出る貴重な公演にはせ参じました。
じゅんじゅんの「アイスショー楽しんでますか~~~!?」の問いに、元気良く「は~~~い!!」と答える素直で熱い観客(満席状態)。
タクシーの運転手さんは、アイスショーはもとより参加アマスケーターの名前も全員知っており、驚くことにしーちゃんが色白だと言うことまで知っていた。
会場のお花屋さんは、お値段の割りにお花のボリュームがありとても良心的
由希奈ちゃんの演目はサラ・ブライトマンの「Winter Light」←ご本人さんに確認済み
フィニッシュはI字スピンとレイバックスピンとがあり、レイバックはもう美しすぎて圧巻
今回は、しーちゃんは少しお痩せになり、由希奈ちゃんは少し丸くなった感じ。
一番の関心事は、しーちゃんの髪。前日の公式でショートの写真を見たもんだから、出はじめのコラボはガン見した~~~あっ切ってない、何故かほっとした
>しーちゃんは「Memory」。フィニッシュの氷上に横たわる姿に、きっとオペラファンさんならしんでしまふと思った。
小生(シフ)もしんでしまふかもしれませぬ。
>由希奈ちゃんの演目はサラ・ブライトマンの「Winter Light」←ご本人さんに確認済み
もうさっそく由希奈さんと会話されたんですか!まったく隅に置けないんだから???(ええなぁ~)
>由希奈ちゃんは少し丸くなった感じ。
もともと丸顔ではありますがね(あまり重くなると足首に負担が??)。由希奈さんの演技観たいな~~!私の中ではしーちゃんに次ぐナンバー2です。
>前日の公式でショートの写真を見たもんだから
あの写真は以前切ったときのものなんでしょうね、きっと。私としてはショートの女性も好きですが(結局しーちゃんなら何でも好きってか!)
つまり新横で例えるならば、東の2階からは、ぐる~~と西の2階まで周り新横よりもずっと広いロビーを通り抜け階段を下りて外に行きチケット売り場の横正面玄関を抜けて西側リンク入りするような感じ。
たどり着いた時には、由希奈ちゃんもしーちゃんも、遥か正面まで進んでいる。。。
プレゼント渡す人の列と帰る人の列の間を、花束抱えてもみくちゃになりながらやっと追い着き、人の頭越しにやっと渡せた。その時の自分、きっと目が♥だったと思ふ
そのような事情で、今回の写真はナッシング~~~ゥ
お待ちになっていた方、申し訳ない
素人写真よりも、「Grazia」のしーちゃんはそれはそれは美しい
シフさま
私にはブラームスと言えばサガンの「ブラームスはお好き」しか知識がなく、ブラームスのスレッドに何回もお邪魔致し失礼致しました
>由希奈さんの演技観たいな~~!私の中ではしーちゃんに次ぐナンバー2です。
この同じ思いに免じて許してくだせい。。。
う~ん、横たわったにか!以前、ヨーロッパでのアイスショーでの写真でも同様な写真があり胸がドキドキしましたが・・・
いかん!昨日も血圧が高く苦しんだのですが、ますます上りそうである。
本当に、しんでしまいそうである。
氷上に横たわるしーちゃんをみてしんでしまふのも本望かも知れませぬが(笑)、しなないでその後もずっとしーちゃんを観続ける方がもっともっと幸せかと存じます。