新新☆もこほじゃほろみ日記

煩悩と私事のサイト

こうして

2013-02-28 | 芸術
オルガン奏者マリー=クレール・アランさん死去

読売新聞 2月28日(木)11時5分配信

 日本の音楽関係者に入った連絡によると、フランスの世界的オルガン奏者のマリー=クレール・アランさんが、26日死去した。86歳。

 パリ近郊の音楽家一家に生まれ、パリ音楽院に学んだ。バロックから現代まで幅広いレパートリーを持ち、バッハの全オルガン曲を3度録音するなど多数の録音で知られた。教育者としても多くの演奏家を育てた。

 1973年以来たびたび来日し、オルガン・コンクールの審査員を務めるなど、日本の音楽ファンにも親しまれた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130228-00000460-yom-ent

また一人、私の青春を彩る人が亡くなった。
フランスを代表する女流オルガニスト。
ヴァルヒャ、リヒターとともに私が最もよく聴いた(今でも聴いている)人である。
記事にあるバッハのオルガン全集の一つは私も持っている。

今でこそ女性のオルガニストは珍しくないが、60~70年代は少数派だったように思う。
私はこの人の演奏を生で3回聴いたことがある。
最初はICUのチャペルで、2回目は聖マリア大聖堂の改修前の昔のオルガンで、3回目は東京芸術劇場の柿落しで。
2回目のオルガンの響きに全身を包まれたような感覚は今でも覚えている。

高校生の時、今はもう無くなったレコード屋でたまたま流れていた、ブクステフーデ・オルガン名曲集にしびれ、家に金を取りに行って衝動買いしたのも、今は懐かしい思い出である。
ご冥福をお祈りします。 合掌


もうすぐ

2013-02-27 | 雑感
春らしい暖かい日になったり
この冬一番の寒波が来たり
天気の入れ替わりが激しいのである。

でもこの冬は全体に寒く、雪国では大雪で除雪費用が足りなくなるほどであるといふ。
わたすは厳しい寒さが緩むとなぜか淋しさを感じるのであるが、
季節全体が春に向かってゐる状況はやはり心和むものがある。

先日も梅が満開だったしな。
子供の頃、何気なく歩いていた空き地の草っぱらでツクシを見つけたことがある。
「つくしんぼ」というのは共通語ですかね、
「あ、つくしんぼだ!」と喜びの声をあげたものである。
夜の道を歩いていて梅の花の香りに気がついたりね。
気がつくとオリオン座が西の方に移っていたり。
で、思い出したように寒さが戻り雪が降ったり。

で、唐突だが、もうすぐ早春のいわきに行く。楽しみだ。
待っててねさっちゃん。手土産はなんにすっぺ。


慰め

2013-02-26 | 芸術
悲しんでいる人たちはさいわいである。彼らは慰められるであろう。
(マタイ:5.4)
涙をもって種まく者は、喜びの声をもって刈り取る。
種を携え、涙を流して出て行く者は、束を携え、喜びの声をあげて帰ってくるであろう。
(詩篇:126.5-6)



ブラームス「ドイツ・レクイエム」第1曲。
私の愛聴盤の一つ。LPとCDの両方とも持っている。
久しぶりに全曲聴こうかな。


サヴァリッシュ逝去

2013-02-25 | 芸術
ドイツの名指揮者ヴォルフガング・サヴァリッシュが去る2月22日死去した。
2006年に事実上の引退をしてはや7年。享年89歳という。

私の若い頃はサヴァリッシュの全盛時代で、よくN響を振りに来ていた。
TVでもよく見たし、実演も何度も聴いている。

N響定期1000回記念でメンデルスゾーン「エリア」を振ったのが1986年10月。
61歳か62歳だったことになる。まさに円熟期に入った頃であろう。

このライブCDが出ているが、ソリストが凄い。
ルチア・ポップ、曽我栄子、五十嵐郁子、アリアナ・ナフェ、荒道子、
ペーター・ザイフェルト、小林一男、ベルント・ヴァイケル、高橋啓三、福島明也といった、
亡くなられた方、引退された?方も含め、当時の日本とドイツの選りすぐりのメンバーだったことがわかる。
私は残念ながらそのライブを見ることはできなかったが、TV放送とライブCDでもその凄さは伝わった。
生で聴けば、もっともっと、さぞ絢爛豪華なサウンドであったのだろう。

サヴァリッシュの演奏は、その場にドイツそのものが出現したかのような本物感があった。
私は必ずしも本場物主義者ではないが、なるほどこれがドイツの演奏かと納得できるものがあった。
オペラ、オラトリオ、ミサ曲。そして自ら伴奏する歌曲、室内楽。もちろんオケ作品も。
若き日の私に「これがドイツ音楽だ」と教えてくれたような気さえするのである。

そのサヴァリッシュが日本で最後に指揮をしたのが、おそらく2004年11月14日(土)であろう。
私は偶然にもその演奏会を生で聴くことができた。
あの時のサヴァリッシュの歩くのもやっとのような老いた姿、極めて小さい指揮棒の動き。
それとは全く正反対に、まるで今生の別れとばかりに猛烈に熱狂的な勢いで弾きまくったN響メンバー。
そして演奏後も誰も帰らず、オケが引き上げてからもスタオベし続けた聴衆。
サヴァリッシュ自身が「もう勘弁してくれ」とばかりに手を上げるまで。

その時の感想を当時の私はこう書いている。
http://www.geocities.jp/johannes_schiffberg/Sawallisch.html

「特別な日」の演奏会を聴く機会を与えてくれた音楽の神様に感謝します。

サヴァリッシュさんのご冥福をお祈りいたします。 合掌


買い物

2013-02-24 | 芸術
ちょっと高い買い物をしたのである。
と言いつつ値段はヒミツだが、楽器である。

ヴァイオリンのようでヴァイオリンでない、
ヴィオラのようでヴィオラでない、大型の楽器。
それは何かと尋ねれば、
わかる人にはわかりきったことだが、それはチェロ。

誰が弾くのかですと?
実は我が家にはチェロが弾ける人間は一人もいない(笑)。
我ながらなにを考えているのでせう。

まあ愚息はヴァイオリンが弾けるので、割と上達は速いだろう。
大きいことと、ヴァイオリンとは弓の向きが逆になることで、
指使いはかなり異なるようではあるが。

わたすは早速30分ほど弾いてみたら(といっても開放弦を鳴らしてみただけ)、
弓を持つ右手がつりそうになった。
普段使っていない筋肉を使うせいだろうね。

半年後ぐらいには音階ぐらい弾けるようになりたいな。
しばらくはギコギコと近所迷惑な音がするかもね。


春眠

2013-02-23 | 雑感
「春眠暁を覚えず」と云ひ、
~春は(暖かくて)眠くてつい朝寝坊してしまう~と云ふ意味に解釈する向きもあるやうだが、
~春は日の出が早くなり冬と同じ時間に起きてももう夜が明けてゐる~と云ふのがわたすの解釈。
まあ暖かくなると眠くなるのは事実。
わたすが好きなのは電車の中の居眠り(笑)。
適当な震動に揺られながらうとうとするのに春は最適である。

「終点~、終点~」
「いやあすっかり寝てしまった。ここはどこ?」
「お客さん、ここはいわきですよ」
「なぬ?いつの間に??まあいいや、せっかくだからハワイアンズに寄っていこう」
なんてことにはならないのである。(大体常磐線はわたすの通勤路線ではない)

「起きてよ!いつまで寝てんの!」
「ああよく寝た~、はて、ここはどこだろう?」
「なに寝ぼけてんのよ、自分の家でしょ!」
「そ、そうか」
「もういびきがすごいんだから!」
「ううう、ごめんよ・・・」
これはわたす自信の実話である。


怒涛の

2013-02-22 | 雑感
飲み会三連荘で今日も帰りが遅い。
今日行くのは、昔お世話になったある先生の定年を祝う会である。
謝恩会、お別れ会、いろいろ言い方はあるね。
温和でユーモアのある方で、本当にいろいろお世話になった。
とある会の会長を引き受けていただいて、ご一緒に北海道や京都まで出張したり、
プライベートでも仲間たちとともに何回も温泉旅行に行ったりした。
そのうちの一回がいわき湯本だった。
あの時、日程の関係でハワイアンズに行けなかったのが悔やまれるな~
4月以降はお暇になる先生、あの時の仲間たちと改めてハワイアンズに行きませんか!

と結局そこへ結びつけようとするわたす(笑)

もうすぐ本格的な春。別れと出会いの季節。


煩悩

2013-02-21 | 雑感
わたすの脳味噌は95%は煩悩でいっぱいである。
もとより95%とは感覚的な数字で科学的な根拠はない。
残りの5%で仕事や日常生活を送っている。

さて煩悩の内容は様々雑多であるが、
一言で言えば「欲」である。
各種の「欲」、
食欲、○欲、
フィギュアスケートを観る欲、
フラダンスを観る欲、
音楽の欲もその中に入る。
最近はベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」を歌うことになったので嬉しくてしょうがない。
理趣経に親近感を覚える。

欲が動いて楽しみが生じる。
きっと脳の中でドーパミンが出てゐるのであろう。
煩悩がわたすを生き生きとさせる。
わたすから煩悩を取り去ったら、何事にも意欲を示さない枯れた呼吸するだけのcorpusが残るだろう。
あるいはそれを「涅槃寂静」というのかな?なんちゃって。


サスペンス?

2013-02-20 | フラガール
得意の?妄想ネタである。
まあわたすの脳味噌は9割が煩悩と妄想で出来てゐるのだが・・・

TVいわき(そんなのあるのか?)制作
人気2時間サスペンスドラマシリーズ「ダンサー探偵サチ」
内容:
フラガールのサチが持ち前の切れ味の良いダンスを活かして難事件を解決する人気シリーズ。
「私、早着替えは慣れているの!」
「あなたたちが思うより舞台からは客席がよく見えるものなの」
「あなたのやったことは湯ノ岳が見ていたわよ!」
「人はごまかせてもダンスはごまかせないわ!」
など数々の決め台詞がある。
事件解決後はいつも晴れ晴れとした顔で踊るサチが大写しとなりエンディングとなる。

どーかしら


ニアミス

2013-02-19 | フラガール
どうやらロゼラニさんとニアミス?したらしい。

わたすの職場は東京ドームのすぐ近くにある。
その東京ドームで「世界らん展」が開かれてゐることは知ってゐた。
で、昨日の月曜日、フラガール公演があることも知ってゐた。
http://www.jgpweb.com/highlight02/01/

が、残念ながら今回は時間の関係で行けないなと思ってゐた。
昨日、わたすは午前中本来の職場以外の場所で所用を消化し、
それが意外に時間がかかり、午後2時近くなって職場にたどり着いた。
それからわたすは本来業務を片付け、終了したのは6時過ぎ。
フラガールのステージは2時間近く前に終わってゐた計算になる。

実はそのフラガール公演にロゼラニさんが来ていたらしい。
東京ドームと目と鼻の先の職場で、すぐ近くにロゼラニさんがいるとも知らず、せっせと労働してゐたわたす。
しかもその前日の17日、偶然にもわたすはこのブログで、ロゼラニさんのことを話題にしてゐたのである。
それがロゼラニさんを呼び寄せたとは言わないが、この偶然は単なる偶然だろうか、なんちゃって。
いずれにせよチャンスを逃したわたす・・・うう~ 


じ、実はそのあと、わたすは帰宅途中に新宿の某デパートに立ち寄り、
ロゼラニさん宛にある差し入れを送ったのである。
もちろんその時点ではロゼラニさんが東京ドームに来てたって知らずによ。
これも偶然。
どちらかというとわたすがロゼラニさん呼ばれているやうでもある・・・?
思い込みかもしれんが、何か見えない糸で繋がっているやうな・・・なんてね(笑)

3月11日、なんとかハワイアンズでロゼラニさんに会えるといいな。


P.S.
なんと!ロゼラニさんは東京ドームでタネイムア踊ったのね!!
あああ~ 惜しいことした ううう
せっかくロゼラニさんが東京でタネイムアやってくれたのに(涙)
ロゼラニさんのタネイムアを生で観ることがわたすの悲願である。

で、いわきに帰ったロゼラニさんはわたすからの手紙と差し入れに気がついたであろうか・・・・