新新☆もこほじゃほろみ日記

煩悩と私事のサイト

ヘンデルのオルガン協奏曲

2009-10-30 | 芸術
ヘンデルのオルガン協奏曲でも聴こうと引っ張り出したのが、カール・リヒター(オルガン・指揮)のCD。これ、オケが「sein Kammerorchester (彼の室内管弦楽団)」となっているが、実質的に「ミュンヘン・バッハ管弦楽団」のことであらう。なぜこう表記したのかは不明。

ヘンデルのこういった協奏曲は、オペラやオラトリオの幕間に、劇場の小型オルガンを使い、ヘンデル自身がソロ・パートを弾いて演奏されたものである。一連の合奏協奏曲もそうした機会に演奏されたもので、オーケストラは休む間がなくて大変だっただろうと思ふ(笑)。

有名なのは、ハープ協奏曲としても名高い「作品4の6(HWV294)」だが、私が最も好きなのは「作品7の3(HWV308)」である。第1楽章の「ハレルヤ」に似た主題はわざと似せたのか?面白い。第2楽章はアドリブ指定のフーガで、リヒターはバッハ風の壮大なフーガを奏している。

他に、「作品4の4(HWV292)」第2楽章の変奏曲。「作品7の4(HWV309)」第1楽章のメランコリックな雰囲気も愛好してやまぬところである。

オルガンパートはほとんど二声体で書かれ、ペダルパートもなく、技巧的には易しい曲だと思うが、そんな曲でもヘンデルは、楽しく爽やかで、しかも高雅な美しさに満ちた名曲を作った。真の大家とはそういうものなのだろう。♪~


アデステ・フィデリス

2009-10-29 | 芸術
NMLをサーフィンしていて、戯れに「クリスマス・ファンファーレとキャロル集(BBCウェールズ合唱団/トーマス)」と言ふアルバムを聴いてみた。クリスマスの讃美歌や伝承曲を集めたアルバムである。断わっておくが、私は早くもクリスマス気分に浮かれているわけではない。逆にクリスマスの曲など1年中聴いているぞ(笑)。題にある「ファンファーレ」とはなんぞやと思ひ聴いてみたのである。要は曲の禅僧、いや前奏として、金管楽器によるファンファーレがついているだけなのだが(^^;)

最初の曲である「アデステ・フィデリス」を聴いて、あり、これは、あれじゃん!愚息が中学のとき通っていた学校で、クリスマスにやっていた「大晩禱」つまりクリスマス礼拝なのだが、その時のアレンジと同じであった。

あの学校のクリスマス礼拝は、附属の学校全部と大学の合同で行う大規模なものだったが、それにふさわしく聖歌隊にもオケとオルガンの華やかな伴奏がついた。そのアレンジと同じである。もっとも演奏はこんなに上手くなかったが。

あの学校のすべてが良かったわけではないが、クリスマス礼拝は中でも最良の思い出の一つである。愚息は聖歌隊として、クリスマス礼拝を毎年楽しみにしていた。今の高校もミッション系なので、やはりクリスマス礼拝がある。今度はオケの一員として伴奏する側で出るのである。オルガンもR教のものよりよほど上等である。

中学は市立、高校は都立、大学は私立のバンカラ校出身の私には、ミッション系の学校のクリスマス行事は別世界のようにとても素敵なものに見えた。あ~ぁ、わたすもC大なんか行かずにR教に行ってりゃ良かった(受かったのに)と思ったが、もうずゐ分遅い。

ちなみに「アデステ」は、私の最も好きなクリスマス聖歌である。英語では「O Come All Ye Faithful」という題で歌われる。

http://www.youtube.com/watch?v=1eLDvM7eSq0&feature=related
(リンクは記事中のアレンジとは関係ありません)

いろいろ

2009-10-28 | 芸術
「君死にたまふことなかれ」で有名な与謝野晶子は、こんな詩も書いている。
私は揚げ足を取りたいわけではない。
自分に都合の好い部分だけを引用し、自分の箔付けに使ふ遣り方が好きでないだけである。
与謝野晶子は単なる反戦歌人ではない。そのことは知るべきであると思ふのである。

  戦争

大錯誤(おほまちがひ)の時が来た、
赤い恐怖(おそれ)の時が来た、
野蛮が濶(ひろ)い羽(はね)を伸し、
文明人が一斉に
食人族(しよくじんぞく)の仮面(めん)を被(き)る。

ひとり世界を敵とする、
日耳曼人(ゲルマンじん)の大胆さ、
健気(けなげ)さ、しかし此様(このやう)な
悪の力の偏重(へんちよう)が
調節されずに已(や)まれよか。

いまは戦ふ時である、
戦嫌(いくさぎら)ひのわたしさへ
今日(けふ)此頃(このごろ)は気が昂(あが)る。
世界の霊と身と骨が
一度に呻(うめ)く時が来た。

大陣痛(だいぢんつう)の時が来た、
生みの悩みの時が来た。
荒い血汐(ちしほ)の洗礼で、
世界は更に新しい
知らぬ命を生むであろ。

其(そ)れがすべての人類に
真の平和を持ち来(きた)す
精神(アアム)でなくて何(な)んであろ。
どんな犠牲を払う[#「払う」はママ]ても
いまは戦ふ時である。


なを、引用は青空文庫からである。


食べちゃうぞ!

2009-10-27 | 荒川静香
rinさん
あは~ん、こういうことだったのね!

http://blog.princehotels.co.jp/takanawa_shinagawa/takanawa/post_306.php

ホテル内にあるEdelweissの「アニマルパン」
形はミニダックス中はチョコ入りだそうで。
ちゃんとチョコちゃんも含んでいるじゃないの!
ちなみにお一人さま(一匹?)110円だそうで。


平面に並べてみました。


戯れに立ててみました。

おそらくしーちゃんも購入(&eat)したと思ふものである。
「う~可哀相、ゴメンネ~」などと言いながら美味しく食べたかも。

わたすも某王子様ホテル新高輪に行きたいだ。
そこでしーちゃんにばったり会ったらどうしやう(そろそろ妄想に入りかけている)・・・


食べちゃいたいくらい可愛いのだ!

2009-10-26 | 荒川静香
rinさんから貰った画像であります。感謝!


ワンちゃんたちの種類が明らかにしーちゃんファミリーを想わせる。


角度を変えてもう一度。

「キャー!可愛い~!!」なんて言われて、その後でぱくりと食べられてしまふのである。(@_@;)
ショーの会場で売ったら売れると思ふ。わたすも買ふぞ。


またびっくり!

2009-10-25 | 荒川静香
「モツレク」を選んだ安藤美姫がロシア杯で優勝。
やはりミキティの神様(てなんだ?)が良い風を吹かせている。
少なくともGPシリーズではそうだ。
このままオリンピックまで行けそうな気がする。
追い風を逃さずガンバレ、安藤美姫!

浅田真央GPF出場危うし!
真央ちゃんの神様(てなんだ?)はどうしたのか。
トリノのしーちゃんがそうだったように、乱調子の中から最後の勝利を勝ち取らせるということか。
GPFがだめでも全日本で優勝できれば、オリンピックには出られるということか。
しかしすごい試練である。浅田真央がオリンピックに出られなかったら、それはまさかのまさかで、世界中が激震するであろう。

浅田真央の神様(てなんだ?)が、どういう試練を与えるのか、目が離せない。
しかしこの乱調子は、浅田真央に最高の舞台を与えるための、真央ちゃんの神様(てなんだ?)の作戦のように思えてならない。
自分を信じてガンバレ、浅田真央!


びっくり!

2009-10-24 | 荒川静香
昨日「モツレク」の記事を書いたが、その時点で私は、安藤美姫がSPの曲を「モツレク」に変更したことを全く知らなかった。今日TVを観てびっくり!この偶然の符合をなんとしやう(笑)。

とりあえずトップと僅差で3位につけた安藤美姫。これはひょっとしたら!?とミキティの神様(てなんだ?)に呼ばれかけた?私は思ふのである。バンクーバーを制するのは誰か。いよいよ目が離せなくなってきた。

今はスランプに見える浅田真央だが、最後に勝つのは浅田真央といふストーリーを私は信じてゐる。ただ、その「最後」にバンクーバーの次のオリンピックを入れてもいいかもしれない。でもそれを言ふのはまだ早いな。とにかく今は、悔いのない最高の演技を見せて欲しいと願ふばかりである。


モツレクの思い出

2009-10-23 | 芸術
今を去る40年近く昔、私が中3だったか高1だったか忘れたが、ある日父(亡きG3のこと)が、モーツァルトの「レクイエム」のレコードを買って帰ったきた。

「何でこんなに安いんだろうな」などと言いながら、父が得意そうに取り出したのは、カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ合唱団・管弦楽団ほかによる演奏だった。テレフンケンの廉価版で1300円だったと思う。父はカール・リヒターの名を知っていたようで、高名なリヒターによる演奏がこんなに廉価で出ていることに、いたく感激しているようだった。とてもお得な買い物をしたと思ってご満悦だったようである。

そこでさっそく聴き始めたのが、私がモーツァルトの「レクイエム」(通称「モツレク」)を聴いた最初である。私が、歌詞カードがついていないことを発見すると、父は一瞬(そうかそれで安いのか?)という顔をしながらも、「いや、歌詞はみんな同じだからいいんだ」と言った。カトリック信者である父は、ミサ曲の通常文は皆同じなことを知っていたし、レクイエム(死者ミサ)の歌詞ぐらい暗記しているさというわけである。そんなものかと思いながら、私は父と一緒に「モツレク」を聴いていた。

やがて、父は「ここでモーツァルトが力尽きたんだな」と言った。今思うと「ラクリモサ(涙の日)」の8小節目から9小節目に移るところ、モーツァルト自身の死により絶筆となった部分である。私はそういう故事来歴にも興味がないわけではなかったが、それよりも当時バッハにはまっていたこともあって、モーツァルトがバッハ顔負けの複雑な対位法の曲を書いていることに驚いたのであった。

特に「キリエ・エレイソン(主よ、あわれみたまえ)」と「クリステ・エレイソン(キリスト、あわれみたまえ)」が対になった二重フーガにえらく感心した。それでバッハの権威リヒターが演奏しているのかとさえ思った。続く「ディエス・イレ(怒りの日)」ではモーツァルトがこんな恐ろしい曲を書いたのかと驚き、「トゥーバ・ミルム(不思議なラッパ)」で聴きなれたモーツァルトが帰って来たと安心したのだった。

そんなわけで、私にとって「モツレク」は、父と一緒に初めて聴いた時の思い出と分かちがたく結びついている。「モツレク」というと、帰宅した父が嬉しそうにレコードを取り出す顔と、昔の家の居間の家具調のステレオで、父と一緒にリヒターのレコードを聴いていた風景が蘇ってくるのである。


アンパーンはアンパン!

2009-10-22 | 芸術
ネットで見つけたもの。
まあ、空耳アワーの類でありますが・・・

リビア国歌 http://insidears2.up.seesaa.net/image/vip8481.mp3
これがこんな風に聞こえるわけで。

あんぱーんはあんぱん!あんぱーんはあん!ぱん!
ここはあんぱんとった敵もあたり!ここは林檎食って逮捕はあり!
あんぱんをあんぱんといった敵もあたり!あんぱんと林檎ン食って逮捕はあり!
アラビアは軽量入って太平渡り!蕨ーは胸張ってあたりあり!
ブールマー(・∀・)イイ!ブールマー(・∀・)イイ!
あぼーんあぼーんあぼーんだ、あっぼーん!
あぼーん!あぼーん!はいもう当たり!

あんぱーんはあんぱん!あんぱーんはあん!ぱん!
京成に一人矢野、検閲はないっ!京成ったら端から焼きますたい!
京成に一人矢野、敬礼はないっ!京成ったら端から焼きますたい!
伊佐美、トンファー売って、封は見たーリ~!やり方なんにしようかはっきりしない!
ブールマー(・∀・)イイ!ブールマー(・∀・)イイ!
あぼーんあぼーんあぼーんだ、あっぼーん!
あぼーん!あぼーん!はいもう当たり!

(間奏)

あんぱーんはあんぱん!あんぱーんはあん!ぱん!
ブルマいらぬわいと隠語、黙り!あんぱんのおかずだってみんながスリ!
ブルマいらぬわいと隠語、黙り!あんぱんのおかずだってみんながスリ!
あんぱんとあとたこ焼き、ヤギが好き~!おにぎーり、あと焼き芋、岩たん好き!
ブールマー(・∀・)イイ!ブールマー(・∀・)イイ!
あぼーんあぼーんあぼーんだ、あっぼーん!あぼーん!あぼーん!はいもう当たり!


なんとも勇ましく陽気な国歌である。
ちなみに私はブルマには特に興味はない。