のんびりしていたらもう5月である。
ほんに月日の経つのは速いものである。
去年の今頃は1回目の入院が終わりやはり家でうだうだしてゐたな。
さて、仏教では死後をどう説くか。
まず基本は、六道輪廻ですかな。
地獄・餓鬼・畜生・阿修羅・人・天の六つの世界を生前の行いに応じて転生する。
これは前世・現世・来世を繰り返すということでもある。
で、前世の記憶がない処を見ると、生命は連続しているようで
結局連続していないのと同じことじゃないか。
来世に行っても現生の記憶は残らないんでしょうな。
「自分」というものが無くなるという点では同じような気がする。
いわゆる極楽浄土を宗旨とする浄土宗・浄土真宗はまた別の見解があるみたいだけどね。
真言宗も高野山に行く南海電車の終点は「極楽橋」だったな。
禅宗は基本六道輪廻に立っているような気がするがどうでしょう。
日蓮宗はどうなんだ?