新新☆もこほじゃほろみ日記

煩悩と私事のサイト

ひっちゃん

2012-01-31 | 芸術
この歌は元々三木聖子が歌ったのをカバーしたものだが、今では石川ひとみを代表する歌になってゐる。
紅白でこれを歌ひながら泣いてしまったのを覚えているぞ。

石川ひとみバージョンが出されたのが1981年4月。すなはち、わたすが就職した年である。
なのでその頃のことはよく覚へてゐる。
でもこれユーミンの作詞作曲て迂闊にも知らなんだ。
当時は分からなかったが、今聴くとずゐ分やるせない歌詞である。



歌い終わってニコッとするところがイイね。
1959年生まれといふから、今年で53歳。
この動画がUPされたのが2009年といふから50歳くらいであらうか。
声も姿も昔のままだねぇ。とても可愛い50歳である。

この人も容姿に恵まれてゐる割になかなかヒット曲が出ず、その後長期間闘病したり、なかなか大変な人生を送ってきたやうだ。
可愛い容姿に人生の重みのやうなものが加はって、とても素敵な歳の取り方をしてゐると思ふ。歌にもより深みが出てゐるではないか。
昔よりむしろ魅力的だと思ふのである。


150

2012-01-30 | 芸術
今年2012年はドビュッシーの生誕150年にあたるさうである。
わたすは当然のこと?ながらドビュッシー好きだが、このたびNMLでびっくらこいた録音を発見!
Pierian Recording Societyというレーベルから出てゐるドビュッシーの自作自演である。

これはドビュッシー自身のピアノ演奏をピアノ・ロールに記録したもので、それを再生したもののステレオ録音なので音質も大変良い。
ドビュッシーのテンポの取り方などの解釈面、指の回り方などの技量面がありありとわかって面白い。
わたすは必ずしも自作自演が最高の演奏であるとは考えるものではないが、おほいに参考になることは間違いなからう。
これからじっくり聴いてみやうと思ふ。

CDの内容についてはこちらを参照
http://ml.naxos.jp/album/PIR0001


昔と今

2012-01-29 | 雑感
 昔と今

小学生の頃
二階建ての家は金持ちだと思ってゐた
カツ丼は高級料理だと思ってゐた(近所の蕎麦屋で一番値段が高かったから)
カラーテレビのある家は金持ちだと思ってゐた
ステレオを持ってゐる家は金持ちだと思ってゐた

中学生の頃
車を持っている家は金持ちだと思ってゐた
クーラーのある家は金持ちだと思ったゐた
海外旅行するのは金持ちだと思ってゐた
自分の部屋を持ってゐる友人の家は金持ちだと思ってゐた

高校生の頃
シャワー付きの風呂のある家は金持ちだと思ってゐた
別荘を持ってゐるのは金持ちだと思ってゐた(今でもそう)
ジョニーウォーカーは高級酒だと思ってゐた
ゴルフするのは金持ちだと思ってゐた

その後
これらの価値観はずゐ分ひっくり返った
特にバブルの時代 なんだありゃ?
ちょっと飲みに行くと万札が飛んだ時代
若者が得意げに高級車に乗ってゐた時代
高級ホテルがラブホテルみたいに使われてゐた時代
見栄と背伸びの脳味噌空っぽな時代
あんなものはじけて当然だ

わたすは質素な生き方が好きだ


あるフラガールの話

2012-01-28 | フラガール
この話はフィクションです。


ユキちゃんは児童養護施設で育ちました。
15年前、ユキちゃんは誰かに手をひかれてその施設に連れられて来ました。
その人は施設の人にユキちゃんを渡すとどこかに去っていきました。

施設の人はユキちゃんをあたたかく迎え入れてくれました。
ユキちゃんはお父さんの顔もお母さんの顔も覚えていません。
でもその施設にいるのは同じような境遇の子供ばかりだったので、ユキちゃんは特に淋しさを感じることもなく明るく元気に育ちました。

ユキちゃんには小さいころのかすかな記憶がありました。
プールで遊んで、お風呂に入って、綺麗なお姉さんたちが大勢で踊っているのを見て、とっても楽しかった。
それがユキちゃんの施設に入る前の唯一の幸せな記憶でした。
ユキちゃんはときどきそれを思い出して、すごく懐かしい気持ちになりました。

あるときユキちゃんは偶然「フラガール」の映画を見て、「これだ!」と思いました。
自分の遠いかすかな記憶、プール、温泉、ダンス。
記憶にあったのはこれだ!
そうか、私はハワイアンズに行ったんだ。

記憶の謎が解けたユキちゃんは、「フラガールになりたい」と思うようになりました。
ユキちゃんは園長先生に相談しました。
「自分の将来の希望が持てるのはとってもいいことだわ。素敵じゃない。頑張って!」と園長先生は言ってくれました。
園長先生のはからいでユキちゃんはダンスを習えることになりました。一生懸命稽古をし、フラガールになるための学院の試験を受け、見事合格しました。

ユキちゃんは長い間お世話になった施設を離れ、研修生として社員寮で同期の新入生たちと寮生活をすることになりました。
「園長先生、今まで本当にお世話になりました。ありがとうございました」
「ユキちゃん、おめでとう。よく頑張ったわね。ウチで育てた子がしっかりと一人前になって出ていってくれることが、先生一番嬉しいわ。これからも元気で頑張って、素敵な踊り手さんになってね!」
園長先生は涙をふきながら言いました。
「はい、私頑張ります。園長先生もお元気で・・・」
「ユキちゃんの初舞台、見に行くわ」
「はい!是非いらして下さい!」
一緒に暮らした仲間たちも口々に「がんばれー!」と言い泣きながら笑顔で手を振って見送ってくれました。ユキちゃんは涙が止まりませんでした。

それから・・・・
社員寮に入ったユキちゃんは、もともと集団生活に慣れていたので、親元を離れ暮らし始めたばかりで不安な他の同期生たちの精神的支柱になっていく。
半年後、研修生たちの初舞台の日、客席には園長先生と施設の仲間たちが横断幕を持って駆け付けてくれる。2年間の研修生期間が終わって学院を卒業、いよいよプロとしてデビューする日が決まって、ユキちゃんが真っ先に報告したのも園長先生だった。

数年後、チーム内で頭角を現したユキちゃんは、ソロダンサーに抜擢される。
ソロデビューの日、客席の隅の方にハンカチを握りしめて、じっとユキちゃんを見つめる初老の女性が目に入る。その女性はそれから何回もユキちゃんの舞台を見に来る。
ある日、偶然、通路でその女性と出会ったユキちゃんは思い切って声をかけてみる。
しかしその女性は口を閉ざしたまま走るように去ってしまう。
それきりその女性はショーに来なくなる。

そのことを園長先生に話したら、もしかしたらその人はユキちゃんのお母さんではないかと言う。
そして、ユキちゃんは、自分が施設に預けられることになったいきさつを知る。
ユキちゃんのお父さんが事業に失敗して失踪。借金取りに追われ、生活力のなかったお母さんはやむなくユキちゃんを施設に預けた。そのお母さんもそれきり音信が途絶えていた。
偶然娘の名前を見つけ、確かめるためにこっそり見に来たのではないかと。

「もしお母さんだったら会いたい?」
「はい」
「お母さんのことを恨んではいない?」
「恨んでなんかいません」
ユキちゃんは自分の幼いころの記憶の話をする。
「私が今こうして踊っているのもそのおかげだと思います。私はお母さんに会ってそのことを確かめたいのです」
「わかったわ。私が調べてみる」

そして再会する母娘。
「ごめんなさい、娘に会う資格なんかないと思った」
泣き崩れる母。
母をなぐさめ、遠い記憶について話すユキちゃん。
それはやはり本当だった。
ユキちゃんを施設に預ける前に、もうこれで当分会えないだろうと思い、残りのお金を全部使って幼いユキちゃんを連れてハワイアンズに遊びに行ったのだという。ユキちゃんと最後の楽しい時間をすごすために。
親の愛を知らずに育ったと思っていた自分にも、本当はお母さんとの切なくも幸せな時間があったのだと知り、心の氷が溶けたように涙があとからあとから流れ出すユキちゃん。
「私が今あるのはお母さんのおかげだよ」

お母さんと一緒に住むことにしたユキちゃん。
いつかお父さんとも会えるといいね。


もういっちょ

2012-01-27 | 荒川静香
映画「フラガール」の主題曲に英語の歌詞をつけたもの。
英語で歌ふだけで、何故かフィギュアスケートの雰囲気が出るのが不思議。(思い込み?)



やはり音もなく滑るしーちゃんの姿が目に浮かぶのである。(思い込み?)

なお、日本語verはフラガールのステージで終曲として踊られることはあまねく知られてゐる。


星に願いを

2012-01-26 | 荒川静香
かの有名なディズニーアニメ「ピノキオ」の曲ではない。
映画「フラガール」の挿入曲「Wish on my star」
「星に願いを」はわたすの勝手な訳。(正しいのか?)

松雪泰子演じる「まどか先生」と生徒たちの別れのシーンで使われる。
映画を観た人はご存知の感動的名シーンなのよね。(ちなみにオチもある)



とても美しい曲。
だが、聴いているうちに、わたすにはほとんど音も立てずに氷上を舞うしーちゃんの姿が浮かんでくるのである。
ウクレレの南国的な音色と氷上の舞は一瞬異質な気もするが、ボーカルが入った時点でもうしーちゃんの繊細な所作が見えてくるやうな気がする。
あとはもう、脳内のしーちゃんが創りだす世界に勝手に酔ってゐるわたすなのである。


探し物

2012-01-25 | フラガール
ハワイアンズのショー終演直後に流れるこの曲。
曲名が分からず、ずっと探してゐたのである。

ジェイク・シマブクロの「Coffee Talk」という曲であることが判明。
踊り終わったフラガールたちが笑顔で手を振りながら退場してゐくときに流れる曲。
ダイナミックなショーのあとの爽やかな余韻。満足感と一抹の淋しさ。



これ聴いてちょっとでもハワイアンズの気分を味わおう。
「GENTLY WEEPS」というアルバムに入ってゐるのかな?
「静かなむせび泣き」てなところか。
これどうやらBeatles(Geroge Harrison)の「While my guitar gently weeps」からきているみたい。
買おうかな。


○○美人

2012-01-24 | 荒川静香
世の中にはいろいろ美人があるやうである。
・うしろ美人 後ろから見ると美人
・影美人 影だけ見ると美人
・マスク美人 マスクしてると美人に見える
これらは想像力が勝手にはたらいて美人と思はせるもの。
「夜目遠目傘の内」なんてのもその類であらう。

一方、こちらは見た目ではなく精神的なものである。
・性格美人
しーちゃんは性格美人である。
親切さうである。おそらく人が良ささうにも見へる。
たぶん恋にオクテ?慎重?なしーちゃんがわたすは好きだ。
人見知り・恥ずかしがり屋・引っ込み思案、なんてね。
でもさういふ子が心を開いてくれた時って嬉しいんだよな・・・
想像(妄想)だが、しーちゃんと一緒にいるとすごく心が落ち着きさうな気がするのである。


カワイイしーちゃん

2012-01-23 | 荒川静香
東京は本降りの雪。
ウチの周りも5センチくらい積もってゐる。
しーちゃんも雪を見ているだらうか。


ゆんべのしーちゃんの番組(ホントは倉木麻衣の番組なんだけど)楽しかったぜぃ!

しーちゃんと倉木麻衣のコラボの映像もちょっと出たぞ。(rinさんに貰ったやつね)

でも面白かったのは、倉木麻衣vs荒川静香
「男性にモテるのはどっち?」のコーナーでありんす。
(わたすの中では初めから答えは決まってるけどね)

倉木麻衣としーちゃんの2人に同じ質問をして、会場の男子50人がそれぞれの回答に投票する。
「限りなく女子力は低い。それが30歳独身の秘訣...」と予防線を張るしーちゃんだが・・・・

Q1 好きな男性を振り向かせる為にあなたがすることは?
倉木 いつでも視線を送る 40票
荒川 あえて何もしない  10票
しーちゃんは「待つ女」らしい。
もちろんわたすはそんなしーちゃんが好きである。

Q2 気になる男子と初デートの後、送るメールの内容は?
倉木 今日は楽しかった。こんなに楽しかったのは久しぶり!!!ありがとう!!!また、誘ってくれたら嬉しいな。 42票
荒川 考えて...考えて...携帯握って寝ちゃうかも... 7票
しーちゃんはけっこう考え過ぎらしい。
もちろんわたすはそんなしーちゃんが好きである。

Q3 好きな人にオムライスを作ったあなた、ケチャップで文字を書くとしたら?
倉木 L.O.V.E(Oははぁと) 24票
荒川 スキ  26票
これは当然「スキ」でしょう。
こんなことされたらわたすだったら喜びのあまり発狂するかもしれない。
きっとオムライスを食べる前に全身が溶けてしまうだらう。
意外に和風なしーちゃん。
もちろんわたすはそんなしーちゃんが好きである。

しーちゃんの素の表情がメチャメチャ可愛くて、わたすは猛烈にしーちゃんと一杯やりたくなったのであった。
変な冗談は言はないから大丈夫だよ。