新新☆もこほじゃほろみ日記

煩悩と私事のサイト

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誰がために鐘は鳴る

2007-08-31 | 雑感
 本屋で立ち読みをしていたらすごい記事を見つけた。以下シフの脚色を交えて記す。

 1942年、北ドイツの古都リューベック。
 美しい街は連合軍の猛爆にさらされ、街全体が紅蓮の炎に包まれていた。
 人々は地下の防空壕に逃げ込み空襲が終わるのを待った。
 その時、激しい炎と煙の中から大きな音が響いてきた。
 教会の鐘の音だった。塔に吊された大小全ての鐘が狂ったように鳴っていた。その音は炎を貫き街中に響き渡った。
 一人の男が言った。
 「あれは聖マリエン教会の鐘だ」
 別の男が言った。
 「聖マリエン教会にはもう誰もいないはずだ。一体誰が鳴らしているんだ?」
 別の男が言った。
 「あれは誰かが鳴らしているんじゃない。鐘が自ら鳴っているんだ」
 「どういうことだ?」
 「今大火災で外は凄い熱風が吹いている。その風にあおられて鐘が鳴っているのだ」
 「そんな凄い火災なのか」
 「鐘が苦しみ叫んでいるかのようだ」
 「まるでこの街の弔いの鐘のようだ」
 やがて大音響とともに塔は崩れ落ちた。鐘の音は止んだ。
 後には瓦礫の山と化した教会の塔と、地中に半分めりこんだ熔けかかった鐘が残った。

 なんていう実話があったそうです。火災による熱風で教会の重たい大きな鐘が鳴るってのが凄いですね。
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速報(でもないか ^^;)

2007-08-30 | 荒川静香
しーちゃんの公式HPに「Friends on Ice 2007」のメッセージがUPされていますっ!!
(行った人はいいなあ~~ぐすん

9月8日(土)午前 9:30~9:59(NHK総合)「課外授業 ようこそ先輩」に出演されます。
この番組は好きでよく観ています。すごく楽しみなのだ~~~~っ!!!!

知ってると思うけど公式HPはこちら。
http://www.shizuka-arakawa.com/index.html
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夏の終り

2007-08-29 | 雑感
 このところ毎日、埼玉・東京・神奈川あたりでは雷雨があって、大雨洪水警報が局地的に出たりする。真夏の太陽もようやく勢いが弱まり、上空には冷たい空気が入り始め、大気の状態が不安定になっているのであろう。

 こうして夏が去っていくなあ。ドイツ・オーストリア旅行、しーちゃん祭り(PIWともいう)で盛り上がった夏も、静香、いや静かに終ろうとしている。

  夏の終り    伊東静雄

 夜来の颱風にひとりはぐれた白い雲が
 気のとほくなるほど澄みに澄んだ
 かぐはしい大気の空をながれてゆく
 太陽の燃えかがやく野の景観に
 それがおほきく落す静かな翳(かげ)は
 ……さよなら……さやうなら……
 ……さよなら……さやうなら……
 いちいちさう頷(うなづ)く眼差(まなざし)のやうに
 一筋ひかる街道をよこぎり
 あざやかな暗緑の水田(みずた)の面(おもて)を移り
 ちひさく動く行人をおひ越して
 しづかにしづかに村落の屋根屋根や
 樹上にかげり
 ……さよなら……さやうなら……
 ……さよなら……さやうなら……
 ずつとこの会釈をつづけながら
 やがて優しくわが視野から遠ざかる

 この詩、去年も書いたっけ??
 まあいいや… と思っていたら、去年の引用は不正確だったようである。
 http://blog.goo.ne.jp/schiffberg/d/20060820
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期間限定

2007-08-28 | 荒川静香
ちょっと重い話題?が続いたので今夜は短く。

この際だから期間限定サービスしちゃおう。DL画面
やっとの思いで撮れたのだ~。保存・解凍してご覧下さい。

ATTENTION!
変なコメントに注意!見つけ次第削除します。怪しいリンクは開かないで下さい。
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なんだかね

2007-08-27 | 荒川静香
 PIW東京公演について、某大手ブログに寄せられた報告を読んだ。やはり交流タイムの陣取り合戦はかなり激しいものがあったようである。A席(自由席)でも上手く渡せた人もいたり、EX席でなぜか失敗している人がいたり、お目当ての人に渡せなかったり。スタッフが親切でうまくいったり。結局はその時の運であるな。

 渡せなかった花束を総合受付に預けたという報告もあり。なるほどね。ただし総合受付って外じゃなかったっけ。こう気温が高いと花が痛みやすそうな気もする。会場内にも受付が欲しいぞ。

 花を投げたという報告もやはりあった。それしか方法がないとはいえ、私は花を投げるのは好まない。理由は落ちた時の衝撃で傷ついたりバラけたりしそうだから。試合の時に投げられる花はラッピングに工夫がされていると聞く。普通の花屋さんに作ってもらった花束だと乱暴に扱うと壊れそうな気がする。花は優しく丁寧に扱いたい。

 ましてプレゼントを投げるわけにもいくまい。中国杯で滑走直前の中野選手に大きなぬいぐるみが命中したという事件があったな。

 だからやっぱり分かり易い場所に受付を設け、そこで受付している旨を周知しするのが良いと思いますなあ。

 恩ちゃんのエピソードは面白かった。きっと駅で電車の時間を見たら間に合いそうなので戻ってきたのでしょうな。どこかとぼけたところのある人である。関係ないかもしれないが「恩田」から「やっぱり猫が好き」を連想してしまったぞ。今回の公演でかなり好感を持った。

 話変わって、XOIの日程を見てガアア~~ン!!12月22日23日24日って、土日休じゃないの!地下活動をやっている人間にとって行きにくい日ばかりじゃないの!?どうするシフ?!このピンチどう切り抜けるか。ああ~、せめて24日が平日だったら、昼の部(=最終回)っていう究極の選択があったのだが…

 
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花は何処へ行った

2007-08-26 | 荒川静香
 ではいよいよ納得行かない点について話そう。その前に断っておく。私はPIWを吊るし上げる気持ちはこれっぽちもない。私の考えは近々建設的な意見としてPIW主催者に上程するつもりである。これから書くことをネタとして、あるいは私の真意を理解せずに、PIWを攻撃するような言動は厳に謹んでいただきたい。それができない人はここから先を読んではならない。私の願いはPIWが老若男女誰もが楽しめる上質のエンターテイメントとしてさらなるレベルアップをすることである。

 さて、これから書くことは、細かい言葉の言い方などで誤差があるかもしれないが、全て実際の体験である。

 PIW会場内では花束を売っている。値段は1000円、2000円、5000円。東伏見で私は北側の入口から入ったが、入るとすぐ花束売り場がある。花束売り場では入場者にこう声をかける。「フィナーレの後に出演者に花束を渡す機会がございます。どうぞお求め下さい」

 また座席の方でも、同じことを言って花束を抱えたスタッフが売りに歩いている。ただしこちらは1000円、2000円のみ。この花売り娘たちは休憩中も、2部の始まる直前まで同じことを言って売り歩いていた。

 場内アナウンス。「(開演中の写真撮影・ビデオ撮影・フラッシュの禁止などの諸注意の後)花束・プレゼントはご自分で直接出演者にお渡し下さい」

 別の場内アナウンス。「なお混雑を避けるため全員が花束を渡せない場合があります。あらかじめご了承下さい」

 私がおかしいぞと思ったのはそこである。では、渡せなかった花束はどうなるのか?用意したプレゼントは?ちなみにXOIでは、「花束・プレゼントを直接出演者に渡すのはご遠慮願います。受付にお預け下さい。我々スタッフが責任を持って出演者にお渡しします」というアナウンスがあった。

 私はクラシックのコンサートは割と行く方だが、どんなしょぼいコンサートでも入口近くには必ず花束やプレゼントを受け付けるカウンターがある。PIWは?私は場内の見物を兼ねて一周してみたが、受付らしいものは発見できなかった。花束やプレゼントの手渡しはどうするのか。EX席はもちろんリンクに直面しているので問題ない。私の席はSSである。とりあえず私は観察することにした。

 1回目の公演でフィナーレの少し前からEX席とSS席(壁で隔てられている)を結ぶ通路(ゲート?)のあたりに人が集まり始めた。フィナーレの間に見る見る人は増えた。ほとんどが幼い少女(とその母親)、若い女性、ちょっと前まで若かった女性でオジサンは一人もいない。ここに我輩が入っていくと相当浮くことだろう。私はこう見えても節度を知るジェントルマンである。そんな恥ずかしいことはできない。それに公演でもコンサートでも映画でも、最後まできちんと観て拍手するのが私の好みである。

 フィナーレが終り、その時間になった。私はそれでも一応ゲートの近くまで行ってみた。そこは花束を持った人、写真を撮る人ごったがえしていた。EX席には北と東と南があるが、その境の小さなすき間にSS側からの客を入れるのである。その入口はすでにスタッフにより封鎖されていた。もちろん花を持ったまま中に入れない人が大勢いた。そのうちにスタッフの計らいであろう、花束を持った人のうち入口に近い10名ほどが追加で入れてもらえた。子どもとその親が多かったが。私はその人たち越しに花束やプレゼントを受け取りながら廻ってくるしーちゃんを見ていたわけである。

 さて、2回目の公演までの間に私は考えた。手渡しという目的を達するためには、かなり早くからあの入口近くにいなければならない。それにしても女子どもに禿げたオッサンが混ざるのは抵抗があった。それにフィナーレはやっぱり見たいぞ。その時「しーちゃんとお近づきになるのは大変なのよ」という天の声が聞こえたような気がした。まさか?rinさん(笑)??そんなわけはないが、とにかく私はやってみることにした。

 夜の部もSS席。私はあらかじめ用意したプレゼント(手書きレター付)の他に花束も買い込みスタンバっていた。しーちゃんのあまりに美しい演技が終り、ショーはラストに向けて盛り上がっていった。結局私はショーに引き込まれているうちにタイミングを失い、私が入口に行ったときはすでにスタッフが通せんぼをしていた。そのメガネをかけた若い太目の女性スタッフは「もうご入場になれません」だけを繰り返していた。中はまだ若干の余裕があるように見えた。

 私がそれでもじっと待っているうちにも、人はどんどん増えた。そのうちスタッフが女性何人かを中に入れているのを私は見てしまった。「なんだよ、オレの方が先に来てたのに」と私は思った。しかし私はジェントルマンである。こんなところで揉め事は起こしたくない。私はとにかく花束とプレゼントがしーちゃんに渡せるかだけが心配だった。

 私の横に推定70歳代の男性とその連れの女性(若干若め)が来た。「もう遅かったかしら」と連れの女性が言った。「あのう、クーリックさんに渡せないかしら」女性はちょうど我々のエリア近くまで回ってきたイリア・クーリックを見て、太ったスタッフに言った。スタッフは花束を取り「クーリックさん」と言ってリンク近くのスタッフに渡した。

 そうかその手があったか、と私は思った。私は同様に太ったスタッフに「これも渡してもらえるかな」と言った。ところがである。スタッフは私を無視して返事をしなかった。私はもう一回言った。「これも渡してもらいたいんだけど」太ったスタッフはまたしても返事をしなかった。

 先ほどの件といい、私はこのスタッフに腹が立った。が、私はジェントルマンである。こんなところで揉め事は起こしたくない。その時隣の女性が私に味方して叫んだ。「この人のも渡してあげて!」太ったスタッフ無視!!

 話はそこで24日の記事のハイライトシーンになる。

 かくして私は見知らぬ女性の協力により、辛うじてプレゼントを渡すことには成功したのであった。私はあの時のしーちゃんの表情を一生忘れないだろう。

 私は確かにこのスタッフに対して腹を立てた。しかし彼女が職務に忠実だったのは認める。場違いなハゲオヤジに大きな声を出されて内心怖かったかもしれない??女性や子供を優先的に手渡しさせることも、人数が多ければやむをえないことだと思う。禿げてはいても私はジェントルマンである。女性を優先することに何のためらいがあろう。まして私のためにプレゼントが渡せなくて泣きながら帰る子どもがいてはならない。

 だからこそ、私は言いたい。

 「プレゼントは自分で渡せ」とアナウンスをするのなら、「直接渡せる」と言って花を売るのなら、渡せなかった人のことも考えて欲しい。渡せないのは本人の責任ではない。会場の都合である。会場側で責任をとっていただきたい。

 つまりこういうこと。花束やプレゼントの受付カウンターを設ければそれで済むのである。あるいは「渡せなかった花はスタッフにお預け下さい。スタッフから出演者にお渡しします」と最後にアナウンスすればいいのである。

 私は渡せなかった花束やプレゼントのその後の運命が気になる。受け取ってもらえないことほど淋しく悲しいことはないだろう。そんな花を持って帰るのもあまりに淋しい。もしあらかじめ心を込めて用意したものだったらどうするのだ。捨てるに捨てられず、かといって見るほどに寂しさや口惜しさがつのるのではないか?

 私は正直な話、1回目のショーが終わるとき、これは最後まできちんと観たいと思った。もちろん、しーちゃんと握手できればどんなに嬉しいだろう。しかしそれが保障されているわけではない以上、やはりショーをしっかりと観たい。なぜなら私は握手が目当てで来ているのではない。ショーを、しーちゃんの演技が観たくて来たのだから。もしスタッフに託すことができることが分かっていれば、私は2回目公演では初めからプレゼントを託し、もっと落ち着いてショーに集中できたであろう。

 もちろん、EX席がとれれば安心してショーを観て、かつ手渡しもできるわけで、これは今後の幸運に期待するしかない。花束・プレゼント手渡しというファンとの直接交流の機会は是非これからも続けて欲しい。アメリカ式にショーの前後にそういう機会を設けても良いと思う。そのあたりについては私の「建設的」意見としてまとめてPIWに送るつもりである。

 しかし、しーちゃんは偉い!姿も心も綺麗。長くなったが最後に私が会場で目撃したことを話そう。

 手渡しのコースは南サイド→東サイド→北サイドとリンクを回っていく。北西側が一番最後になるわけである。そこにはリンクサイドに入れなかった人たちが、客席の上のほうまで残っていた。しーちゃんはいやな顔ひとつせず上のほうの客にも手を振っていた。

 誰かが花を投げた。一人、また一人。しーちゃんはそれらを一つ一つ丁寧に拾い上げ、投げた人に笑顔で手を振っていた。全部で5人は投げただろうか。

 それが終ると、しーちゃんはもう人が残り少ない南サイド、次いで東サイドに向かい大きく手を振りお辞儀をした。そして残った人たちに最後まで手を振りながら幕の中に消えていった。

 私は胸が熱くなった。
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祭りのあと 2

2007-08-25 | 荒川静香
 引き続きPIWの話題である。
 しーちゃん以外の出演者の話にするか。それとも昨夜予告した「納得いかない点」と「本当の気持ち」にするか(笑)。

 まあ順番として出演者の話からいきましょうかね。

 八木沼団長(じゅんじゅん)について
 この人はカルガリーオリンピックの頃から知っている。「可愛い子だな~」と思った。可愛い子が優勝できないのも「天は二物を与えずってヤツかな」と失礼にも思っていた。スポーツキャスターとしてTVでよく見かけ「やっぱり可愛い」と思っていたが、実物は可愛さに加え艶かしさがあった。高校生の演技は笑えた。四季の演技のエンディングが一番綺麗だった。

 恩田美江さんについて
 TVの格闘技的な(失礼!)印象と異なり、実物は小柄で清楚な美人だった。目がくりくりしていて可愛いのだ。ソロの演技は、演技としてやっているのか顔の表情が悲しげで、ちょっと沈んだ気分になったが、拍手を浴びながらニカッと笑って見せ「これだ!」と思った(笑)。本当は淋しがりやなんだけど、決してそれを表に出さないタイプかと思ったぞ。「オズの魔法使い」のドロシーは可愛かった。特にウィンクがね(笑)。後半でも群舞の中心にいたり、全くコーラスの一員になったり、ソロも執れる人間がチームプレイをしている姿に感動した。

 中野友加里さんについて
 写真どおりタマゴに目鼻をつけたような可愛い子ちゃん。小さい体で勝負するにはスピード感が不可欠なのだろうなあと思った。例えばしーちゃんみたいに長い手足を生かした雄大なスパイラルやスプレッドイーグルは不利、となると鳥でいうとツバメみたいに素早い機敏な動きでアピールすることになる。ゆかりんのすごいところは、その中に日本的な情感やアダージョな雰囲気をも出そうとしていることだと思う。お目当てのドーナツスピンはさすがに回転速度といい回転する時間の長さといい驚異的だった。

 本田武史君
 ピアノ主体のしっとりとした曲で、すごくロマンチックな演技だった。なんか「愛を感じるな~」と思ったら、結婚するんだってねこの人。「しーちゃんとじゃなくて良かった~」と思ったバカ男は私だけだろうか??

 高橋大輔君
 登場のとき客席がワーッと沸いたぞ!さすがの人気である。アップテンポの戦闘的な音楽に乗って「これでもか!これでもか!」と言わんばかりにギッシリ密度の濃い演技(抽象的な表現でスマン)。この人表情に人を惹きこむものがあるね。

 スペゲスについて

 エレナ・レオノーワ&アンドレ・コワルコ
 このデュエットは去年のXOIにも出ていたが、演技の過激さが増したような気もする(汗)。とにかく凄い。もし失敗したら銀盤上で壮絶な死を遂げるであろう荒業を次々に繰り出す。すごいけど心臓に良くない??

 イリア・クーリック
 長野オリンピック男子シングルで金メダルを獲得した人。ゴメン、忘れてた!ソフィスティケートされた演技で、高度な技をやっているのに軽々としていて、私などはもっと巨匠的に「さあ跳ぶぞ!」とか「これがスピンだ!」という重厚さがあった方が感動するかもと思った。「いやあこんなの大したことないんだよ(ニヤッ)」と言われちゃったみたいな??

 プリンスチーム
 タウン[街]というコンセプトで、「スケーターズタウンへようこそ」に始まり「レストラン」「ブックショップ」「スケータズ学園」「ダンスホール」「スケーターズ・ドリームタウンの情景」「未来への道」といった各場面の間に、ソリストの演技が挿入されるわけである。
 「レストラン」は「飲み物」がテーマ。コーヒー、日本茶、中国茶、ビールなどをテーマに舞い踊る。日本茶の茶っきり娘がとても可愛く楽しかった。衣装も茶っきり娘そのもので白いスケート靴を足袋と草履に見せるのも面白い。
 「ブックショップ」ではさっきも書いた恩ちゃんのドロシーが良かった。「スケータズ学園」の団長とオカマ役の猿芝居も可笑しかった。
 「ダンスホール」では世界のダンスを披露するのだが、中でもワルツというのがスケートとすごく合うのに感心した。「スケーターズワルツ」なんて曲もあるくらいだし(今回の曲は「春の声」だったが)。
 「ドリームタウンの情景」とはつまり四季の情景。しみじみとしていて今回の演目の中で一番気に入った。

 いろいろ書きたいことはあるが、これくらいにする。全体としてとても楽しく、演者がお客を楽しませようと一生懸命な様子が、表情や所作の端々から伝わって、気持ちの良いものであった。ソリストの演技も良いが、こういう団体アトラクションも私は好きである。もっと芸術性を追求しても良いぞ(芸術性に欠けるって批判してるんじゃないよ)。フィギュアスケートって、バレエと並ぶ芸術の仲間入りが可能なジャンルだと思うからである。

 だから私は、フィナーレでチームメンバー全員を一人ずつ紹介するのは、とても良いと思った。一人一人に惜しみない拍手を送った。「ブラボーッ!」って叫びたい気持ちだったぞ(クラシック育ちなもんで^^;)。だからフィナーレはしっかり最後まで観たい。フィナーレの、あの大きな仕事をやり遂げた出演者の、満足そうな笑顔が大好きである。出演者もお客の満足の笑顔が見たくてやっているのであろう。これは明日の話題につながる重要な振りである(笑)。
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祭りのあと

2007-08-24 | 荒川静香
 このブログの常連さんにはご存知の通りであるが、本日私はPIW東京公演(昼の部&夜の部)に行ったのである。結論から言うと大変見応えがあって面白かった。非常に満足した。

 しーちゃんの演技に関しては、涙で何分の一か不鮮明なところもあったが(笑)、期待を上回る美しさと迫力だった。本田君との演技は、まあしーちゃんのソロの部分が一番良かった(笑)というのが正直な気持ち。「It's a beautiful day」は本当に美しかった。はためく布といい、膝をついて氷の破片をすくい上げる動作といい、競技ではできないことである。競技でできない美技で観衆を魅了する。いつもながら「プロになった甲斐があったじゃん!」と思う。

 充実と発展の確かな手ごたえ。あの細い体から創り出される美しくも雄大な世界。スパイラルとイーグルなんか、もう地上にいる感じがしなかったね。もっとずーっとずーーーーっと観ていたかった。

 八木沼団長、恩田さん、中野友加里さん、本田君、大ちゃん、それにプリンスチームそれぞれに感じるところはあるが、今はまだ頭がぐらぐら?しているので(笑)、今日一番の出来事を書きませう。

 まず結果的に、しーちゃんと握手はできませんでした。

 その代わり(と言っちゃあなんだが)こんなことがあった。詳しい説明は省き、肝心なことだけ書こう。

 フィナーレのあと、今一歩でリンクサイドに入れてもらえない小生。
 小生(叫ぶ)「これ(花束とプレゼント)渡して欲しいんだけど!」
 小生の隣の女性「この人の渡してあげて下さい!!」
 ちょっと離れた係りの人、気がつく。
 係りの人、花束とプレゼントを受け取り「どなたにお渡ししますか?」
 小生(たぶん大声で)「荒川さん!荒川さん!!」
 係りの人、渡す。
 しーちゃん、こちらを見る。
 小生、必死で手を振る。
 しーちゃん、気がついて手を振り返す。目と目が合う。
 しーちゃんの目『あなたですね?ありがとう!』
 小生の目『おいらだよ!おいらだよ!』
 2人、手を振り続ける。
 この間たぶん2秒か3秒。すごく長く感じたけど。

 はい、今夜はここまで(笑)。花束とプレゼントは確かに渡った。いろんな意味で嬉しかったぜ。

 ショーそのものはとても良かった。満足した。が、PIWのやり方には納得行かない点がある。落ち着いたら、その指摘と小生自身の本当の気持ちを書きたいと思う。
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ドイツ・オーストリア紀行 13

2007-08-23 | 雑感
(写真はシェーンブルン宮殿の庭園にある人工の廃墟)

8月5日(続き)

 かんかん照りの中を疲れてホテルまで戻る。その途中で、日曜日なのでスーパーや商店が皆休みなのに気づく。ありゃ~、夕メシをどうしよう?もう重い食事は欲しくないぞ。「しょうがないからノルトゼーか天満屋でも行くか?」などと言いながら「地球の歩き方」を見ていたら、フランツ・ヨーゼフ駅のBILLAは日曜日もやっているとの情報を発見!さっそく地下鉄U4に乗ってフリーデンブリュッケに行く。この線は途中からドナウ運河に沿って洞門状の線を走る。断続的に運河が見え面白い景色だった。

 フリーデンブリュッケからフランツ・ヨーゼフ駅はすぐである。BILLAはすぐ見つかった。夕メシ用のパンとサラダを少々、ビールと水を購入。他の店が開いていないせいもあるのだろう、レジはすごい行列だった。とにかくも欲しいものが買えて良かった。

 帰りはトラムのDに乗る。この線は途中からリング通りに入り、ショッテントーアからオーパーまでウィーンで最も見所の集まった部分を通る。「ほら右奥のダブルタワーがボーティフ教会。これがウィーン大学。反対側のあの坂の上の家にベートーヴェンが住んだことがあるんだよ。で、ブルク劇場。あっちが市庁舎。国会議事堂。自然史博物館。マリア・テレジア像の向かいに美術史美術館。王宮。ブルク公園奥にモーツァルト像。手前のあれがゲーテ像。でもってオペラ座に着きました」とガイドよろしく喋りっぱなし。ウィーンは見所が多い。今回は実質2日半しかなくて忙しいばかりでゆっくりできなかったなあ…

 明日はもう帰る日である。ホテルの部屋で買ってきたビールを飲みながら名残惜しさでいっぱいだった。ミュンヘンもザルツもウィーンもそれぞれ1週間はいたかったなあ。そのうち定年になって引退したら、ミュンヘンあたりにコンドミニアムでも借りてあちこち行きながら一夏過したいものだ。それよりムスコを留学させる方が良いかも?(だが金はどうする?)そんなことを財務大臣と話しながらウィーンの夜は更けていった。

8月6日 ウィーン~空港~帰国(8月7日)

 今日は帰る日。西から東へ向かうので6日は短い。成田では7日になっているはずである。予定通り10時に「英語のできる現地係員」が迎えに。最後のこの人はたぶんオーストリア人だと思う。レディファーストを心得ており、荷物も財務大臣のを真っ先に運んでくれたし、乗り降りでも手をとってくれた。ウィーン空港まで送ってもらう。

 あとは帰るだけである。ではチェックインをとルフトハンザのカウンターを探すがどこにもない!?変だと思って係りの人に聞くと「オーストリア航空のカウンターで一緒にやっている」だそうです。みなさんわかりましたか(笑)。

 ウィーン空港の手荷物検査はけっこう厳しいです。身につけている金属は全て外しましょう。ズボンのベルトまで外したぞ(男女問わず全員)!こんなの初めて??

 ウィーンからミュンヘンへ。そこで乗り継ぎ成田へ。ミュンヘンでは7日前に入国した入口が見えた。7日前は緊張していたが、たったの1週間でずいぶん慣れたものである??今度いつ来れるだろうか。

 帰りの飛行機は相変わらず長かった。特に変わった事もないが、機内で見た「ミス・ポッター」という映画は良かった。ハリー・ポッターとは何の関係もない(笑)。ピーター・ラビットの作者が主人公である。前半がピーター・ラビットの出版と恋の話。後半がナショナル・トラストのはしりを思わせる内容だった。

 映画が終る頃はハバロフスクの上空だった。それから成田までは2時間だった。成田着は日本時間7日の午前11時。なんだかウィーンから丸一日かかったみたいな気がした。日本では炎暑と熱帯夜が私達を待っていた。

 長々と続いた「ドイツ・オーストリア紀行」これにて終了。最後までお読みいただきありがとうございました。

    

 さて明日は祭りだ。へっへっへっ…
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ドイツ・オーストリア紀行 12-2

2007-08-22 | 雑感
(写真はオペラ座のカール・ベームの胸像)

8月5日(続き)

 ミサの始まりを告げる鐘が鳴り始めた。大小合わせて5~6個の鐘が異なった音程とリズム(周期)で奏でるヘテロフォニックなクラスター(どういう意味?)が実に美しい。これだけで「ウィーンに来て良かった!」と思う。ソリスト・合唱・オケ・オルガニストが揃って、音楽をふんだんに使った本式のミサが始まる。使用するミサ曲は今日はミヒャエル・ハイドンのもの。簡潔な中に明るく喜ばしいよい曲だ。そういやこの人も少年の頃この大聖堂の聖歌隊で歌っていたんだよな。ヨーロッパ音楽の奥深さはこういうところにある。古典の名曲を実際の典礼で使っていることの素晴らしさ!さすがウィーン。もともとミサ曲はこういう場所で演奏するために書かれたものだ。オケも合唱もソリストも昨夜のモツレクより上手いぞ!しかもミサなので無料なのがすごい。

 素晴らしいミサが終り、前から行きたかったイエズス教会に行く。ローマのサンティニャーツィオ教会と同じく、アンドレア・ポッツォの天井画で有名な教会である。シュテファンから歩いて5分くらいの場所にあった。こちらはまだミサの最中で聖体拝領が始まるところだった。ここでオルガニストが弾いていたのが難解な現代曲で、メシアンだろうか。実際の典礼で使うのだなあとこれも感心した。

 今日はオペラ座の見学ツアーを見るつもりなので、そちら方向に向かう。途中カプツィナー教会の前に来たのでせっかくだから地下のグルフト(墓所)を見物する。以前と違う新しい入口ができていた。前回来たときは階段を一歩降りるごとに死臭のような寒気の中に入っていったのだが、ずいぶん明るく華やか?になった。マリア・テレジアの棺の大きさは相変わらずだった。フランツ・ヨーゼフとエリザベート皇妃の棺は何処に、と探したら、新しく造っている最中の部屋に別置してあった。たぶんこれからこれがこの教会の目玉になるんだろう。

 オペラ座に着いて日本語ガイドツアーの時間が1時からとわかったので、近くのカフェ・モーツァルトで昼食にする。正午の鐘が鳴りはじめた。あれはアウグスティナー教会の鐘だろう。いいなあヨーロッパは(笑)。食事(写真参照)は量も多すぎず味も良かった(それでも私以外の家族は「多い」と言ったが^^;)。ビールも飲んでいい気分である。

 時間になった。見学ツアーが始まった。案内をするのは日本語の達者な現地の青年である。まずエントランス、皇帝専用の貴賓室、ロイヤルボックスなどを見る。エントランスのあたりは第二次大戦の破壊を免れた。よってオリジナルの豪華なインテリアがそのまま残っている。その中にマーラーとベーム(写真)とカラヤンの胸像があった。オペラ座の総監督を務めた指揮者は多いが、この3人が別格なのは一つには彼らがオーストリア人だからであろう。

 解説によると、現在オペラやコンサートで常識とされているマナーは、マーラーが在任中に定めたものが多いとのこと。例えば、演奏中の出入りの禁止、演奏中の私語の禁止など。昔はよっぽどマナーがわるかったのでしょうな。

 舞台にも上がらせてもらい、舞台裏なども見ることができた。思ったより小さい舞台で桟敷席が間近に見えた。面白かったのは人気のある大物歌手は出演料も高いので1シーズンに数回しか呼べない。そんな時は何日も前からチケットを求める行列ができたりする。なんだ日本と同じじゃん??国立なので予算の6割ほどは国家から出るが、あとは世界の企業などからの援助に依っている。ちなみに日本のトヨタが一番多く寄付をしている(これ意外だった)。今一番人気のある指揮者はムーティだそうで。

 オペラ座見学を終り、シェーンブルン宮殿に向かった。天気がよく暑くなって来た。私は実は宮殿にはあんまり興味がない。今回はモーツァルトがマリア・テレジアに謁見した部屋を見ておこうと思って行ったのだった。

 簡単に記すと、その部屋は思ったより小さく(まあもちろん宮殿だから狭いわけはないのだが)意外だった。床もそんなにつるつるしてなく、幼いモーツァルトが滑って転んだというより単に不注意で転んだのではないか(笑)??しかしなにしろ人混みがすごく、暑いこともあり(18世紀の建築なので当然冷房なんかない。扇風機が置いてあったが)ほとほと疲れてしまった。

 宮殿の背後には広大な庭園がある。グロリエッテという建物のある丘の上からのウィーン市街の展望は良かった。またわざと造ったローマの廃墟やその近くの「美しい泉」は気に入った。しかしとにかく疲れた。やはり私は宮殿向きではないのである(笑)??(続く)

次回はいよいよ最終回です。
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