いろんなことがわからなくなった
ずっといろんなことを考えてきた私だけど、
それらはすべてなんの意味もないことで
私の存在を、肯定しようとする
方法だったのだとおもう
どうどう巡りの物事を、私の頭で考えたふりをする
いかにも考えている、というような主張
私は私が恥ずかしい
そんなんで、胸をはって、生きてる、だなんて
思い込んでいたことに
私は何者でもない、
考える、だなんて傲慢なことをしたようなふりをして
私は間違っていないと、疑いもしなかった
もう何も否定することができない
否定することで、自分を肯定してきたのは私だ
そうしないと立てなかった
自分一人では立てなかった
これはちがう、あれはちがう、と、正解のないものを
ただただ否定し続けた。
私はいつも考えてるふりをして、「わからない」
という便利なことばをつかって逃げていただけだ
ただ、ごめんなさいとおもう。
私のことばで傷ついてしまったひと
言ったことばは返ってこない
もう何も見えなくていい
何も聞こえなくていい
どうせばかなことばかりが浮かぶんだから思考も停止しろ
私は悪だ