要約できない人生のあれこれ

気ままに日々のこと
いきづらさを抱えて。なんでもない日常のこと。ごみ捨て場。届かない。

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嫉妬したおんなのこ

2015-11-25 17:37:55 | 日記



あまりひとのことを妬んだりしない人間だとおもっていたけど

中学生のころに嫉妬していた女の子のことを思い出した


彼女は違う中学校に通っていて、しょうたやひろうみと一緒の学校

みんなが憧れるような、あだち充作品に出てきそうな女の子だった

私はホームステイに行ったときに友達になるのだけど。



彼女はなんでもできた、

かわいかった。スタイルがよかった。

明るかった。思慮深かった。

みんなその子のことが好きだった。

男子はきっと、みんなそのひとのことが好きだった。

ひとに(特に女の子)よく嫌われたり嫌味を言われると言っていた

気にならない、と笑ってた。なんかすっとしてた。

話しやすかった。かっこいい生き方をたぶん知っていた。



高校は留学するために、すこしランクを下げた私立の女子高へ行った

そして一年海外へ行く。


ずるい、と思ってた。

才能も環境も容姿も、何もかも完璧で、何もかもうまくいってて、

誰からも好かれるような性格で。そして簡単に夢をつかむ。

両親に感謝している、ということばも、それは本当のことばだった

だからよけいに苦しかった。自分の足元をみる。


私は汚かった。私は嫉妬していた。そんな自分がいやだった。




受験生のときに図書館で彼女に会った。

ひさしぶりだねと話して、どこの大学に行くの?と訊く

誰でも知ってる、とおもう、大学の名前を言った

そこで英語の勉強をするという

もう英語をぺらぺらに話せるであろう、すらすらと読めるであろう、

彼女がうらやましかった。



いやなやつならとことん嫌いになれたけど、

私はその子のことが、すきだった。

さっぱりしていてきれいでしたたかで、快活で。素敵だったから

だから素直に認めることができないことが、くるしかったんだと思う





それからはひとに嫉妬したことは、たぶんなくて(思い出せないだけかもしれない)

語学からちょっとずつ、離れるようになった。

それはなんだか、さみしいことだった。

何も日本にいるから英語が勉強できないわけじゃない、


私にとって本当のことを知るとは、

自分の目で見て、耳できいて、さわってわかること

そう思ってたけど、

それにこだわりすぎると、自分で自分の首を絞めてしまう

うわべだけしか知らずにしゃべるのがこわい、そう思うけど

でも、私のスタート地点はいつもここだ。

だから、本当のことはわからないけれど

なるべく本当に近いことを、いいことを選んで取り入れる

そういうことをやっていくのは無駄じゃないと思えること

思うこと、それからだとおもった。


いまなら素直にできる気がする。