要約できない人生のあれこれ

気ままに日々のこと
いきづらさを抱えて。なんでもない日常のこと。ごみ捨て場。届かない。

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詩を書きたい!

2016-12-31 11:17:07 | 日記






詩を書きたい。


いつからそう思うようになったか

私はしゃべることが苦手で、

言いたいことを口にするのはへただった。

でも作文は好きで、ブログは高校生のときから続けている

(このブログは5thで、その前にもこのタイトルでブログを書いていた)


しゃべるときには慌ててしまって伝わらないことも

書くことでだったら、ひとに伝わるようだ

そう気づいたときにはきっと、もう書いていた

ノートに書いたり、ブログに残したり、



そしていつか、詩に出会った。

正直はじめは詩を書くだなんてことは

恥ずかしいことだと思っていた

詩を書いている、なんて言ったら

ひとにわらわれるかもしれない。そんなことを。



いまではもう、そうは思わない。

ノートに思いのままをつづっているとき、私は誰よりもおしゃべりだ

それが、心地よくて、

しかもそれをいいなと思ってくれるひとがいるということを知る、

そのことによって、私は詩をかけるようになった。

これでいいんだ、そう思える。





来年も書ける年であるようにと祈ります。

今年もありがとうございました。
















容赦ない西日

2016-12-19 15:09:42 | 日記






気づいたのは大学生のとき。


1日うごくことができなかった私は

窓ガラス越しに見える夕日と、

そのひかりでオレンジ色になったワンルームの部屋で

ひとり、うずくまっていた。


私は夕方が1日の時間でいちばん苦手だ




そのアパートは窓が小さく、

かつ西日がいやというほど当たる部屋だったので

それを目の当たりにすると私はなおさらうごけなくなった



だからその時間はなるべく外に出るようにしていた

外に出ると、なぜだか西日もやさしく感じられた

そのころから土手を歩くのがすきだった

土手の植物たちは、西日が当たると、きらきらして

やさしげにひかっていた。

それを見て、よく写真を撮っていた。


散歩は夕日が沈むころまでした。

だから写真は夕日の写真ばかりだった。






いまは、夕方が来たら、

本格的にうごくことができなくなってきている

ほんとうはこの時間にスーパーに夕飯の買い物をしに

出かけられたらいい。

もしくはすこし遅めの洗濯をして、コインランドリーに。

でもそれができない


圧倒的な西日のきらめきに、

あのころみたいにはオレンジ色にはならないけれど、

ひかりであふれた部屋のなか

じっと、夜が来るのを待っている。




つらい

しんどい

そんなテキストばかり頭に浮かぶ



シャワーを浴びたりだとか、

台所に行ったりだとか、

いますぐに西日から逃げることだってできるのに

なぜかそれができない








夕日はエネルギーのかたまりみたいだ

朝のそれとはぜんぜんちがう


何もできないでいて、つらくて、

やっとのことでPCをひらいて

これを書いている。

そんなうちにも日は傾き続けて

もうすこしで淋しげな色になる



このまま書いていたいけれど、

特段書くこともなくなってしまったので

おしまいにしよう。








このあと私は何をしたらいいのか、

そんなことさえわからないし、考えることも放棄したい。













大人になるひと、ならないひと

2016-12-17 22:26:23 | 日記









先日、中学校の同級生が亡くなった



その連絡に、小中いっしょだった子たちと

話す機会があった。








大人になったひと、

大人にならないひと

その両方がいるのかもしれない、と思った。




中学のとき、明るくてばかばかりしてたあの子は

社会人っぽい言葉遣いをきちんとできるようになっている



彼らと私を比べると、


いまの私は中学の時とさほど変わらない



礼服を買いに行ったときも、

「お嬢さん」と呼ばれるような


そんな見た目でもあるし、

その子のようにかしこまった話し方もすることができない











私は宮城県の生まれで、

その子は震災のときに自動車学校のバスに乗っていた

そのバスに乗っていたひとは亡くなったひとがほとんどなのだけれど

その子は窓ガラスを自力で割って

外に出て、木に捕まって助かったらしい

ひとにきいた話だから本当かどうかはわからないけれど。

いっしょに乗っていた恋人は亡くなってしまったそうだ



その子は成人式には来ず、同窓会にもこなかった

震災以来、ふさぎこんでしまって

ひとが変わったようだ、と誰かが言ってるのもきいた







そうやって、大人にならざるを得ずに

大人になった、子。

自然に大人になっていった子。

そして、私のように、大人になれない子。


そういうふうにひとは分けられるのかもしれない

そんなことをおもっている。






私は文章を書くのも、何かを感じるのも、

行動も見た目も子どもっぽい

それはしあわせなことなんだろうか

みんなはどうやって、大人になったのだろうか



何か乗り越えなければならないものを、

私は逃げて逃げてきたのではないか、そう考えると

自分の未熟さが恥ずかしくなる。








それにしても

この先おとなになれる、そんな気はしない

このままずっと生きて、しんでいくのだろう





大人になってしまっていった子たちと、

変わらない子たち、

私の周りにはそんなふたつのパターンの大人がいるな、

そう感じる最近です。












西加奈子「炎上する君」

2016-12-12 14:29:22 | 読んだ本の感想文








おもしろかった!


そのひとことにつきる本です。



8編の短編で構成されている一冊の本


「太陽の上」

「空を待つ」

「甘い果実」

「炎上する君」

「トロフィーワイフ」

「私のお尻」

「船の街」

「ある風船の落下」




どれもおもしろかった。

一人称で語られない文章が、さらに物語を引き立てた



印象に残った一文をここに。

作者と私の恋愛観はきっと似ている、それは

白いしるしを読んだときにも感じたことだった



「恋愛のさなかにいる君、恋の詩をつづる君、恋の歌を歌う君よ。
 周囲の人間に、馬鹿にされるだろう、身の程知らずだと、おのれを恥じる気持ちにも、なるだろう。だがそれが、何だというのか。
 君は戦闘にいる。恋という戦闘のさなかにいる。誰がそれを、笑うことが出来ようか。
 君は炎上している。
 その炎は、きっと誰かを照らす。煌々と。熱く。
 君は、炎上している。」


なんて素晴らしい文章なんだろう。

これを読んだとき拍手をしたくなった、

なんて力強いんだろう。

感動しながら、本に折り目をつけた上に栞を挟んだ。


これは「炎上する君」からの一文。







それから、「ある風船の落下」これもとてもおもしろかった

というか、ぜんぶがぜんぶおもしろいんだけれど……。


私はこういう類のファンタジーがもともと好きだったような気がした

それに、私の書いた詩、「レインドロップス」に

すこしだけ、似ているような気もした





一人称で書かれないからこそ、

その物語と自分がリンクすることができた

まるで物語のなかにいるような、そんな気さえした。

あれやこれやとことばを尽くしても、

きっと足りないし、何かちがう。




とにかくも、

めちゃくちゃおもしろかったのでこの本はオススメです。













最近読書の記しのようなブログになっていますが、

私の日常を気ままにつづっているブログで

すきなことを書いたりしています。



詩を書きます。音楽をききます。最近は本も読めます。

これも最近、アルバイトを始めて、服屋さんで働いています

精神科に通っています。自分ではBPDだと思っていて

それで入院したこともありますが、

いまの主治医にはパニック障害と診断されています。






ちょっとした自己紹介を含めて、






ではまた。
















アルバイト辞めたい、、でも

2016-12-12 09:02:08 | 日記








昨日はバイトだった

出勤してから立て続きに注意を受け、

ああもう辞めたいな泣いてしまいたいな

そんなことばかりおもいながら仕事をしていたら

また注意を受けた


そんな繰り返しで、昨日は散々だった

散々だったのは、私の仕事レベルの話。

私のミスが多いから、不自然な接客が目立つから

注意される、それだけのことなのに

いかんせんからまわりしてばかりで

どうにもこうにもならないまま6時間が過ぎた。




うれしいこともあったけれど

なんだか気持ちがずっとうわの空で

最後の終礼のときにも、

このまえの仕事のミスがあったことを指摘された





私のためを思って注意してくれるのもわかるし、

なによりだめな私がいちばんの原因だし、

なんでこんなにだめなんだろうと思い始めると


どうやってこの仕事を辞めよう

ということばかりを考えてしまうようになって

もう自分にうんざりしてしまう。

その繰り返し。




注意を受けないと成長しないのもわかる

わかるんだけど

注意、が怒られているように感じてしまって

その一言ひとことにひどく落ち込んでしまう



ダメージは思いのほかつよかったらしく

今朝の夢にまで出てきてそこでも怒られる始末











だけどここで辞めるのもな……と、おもう

そしてふんばる

今回ばかりはたやすく辞めないように。

そう言い聞かせて

感情に、蓋をしよう





壊れたときはそれはそれでいいじゃないか

家のなかにいるということは

壊れもしないし、でも、うれしいこともない

朝が来て

日が傾き出して

空の色がどんどん変わって

深い深い夜が来る。

その繰り返しを窓越しにずっと見ているよりも。




好きなものに囲まれて、

多かれ少なかれくるしいことやしんどいことがあっても

ときどきうれしいことがあること




それがあるから、きっと続けたい、って

願ってるんだとおもう























西加奈子「こうふく あかの」「こうふく みどりの」

2016-12-12 08:50:46 | 読んだ本の感想文







私はこの作家がすきだとおもう


読んだ本はすくないけれど、

以前にもブログに書いた「白いしるし」という本が

私の最近の本のナンバーワンかとも思っている。











図書館でひときわ目をひいた、この二冊。

一面が赤色の本と緑色の本

赤色の本には緑色の字で、こうふくあかの。と。

緑色の本には赤色の字で、こうふくみどりの、と書かれている




二冊組なのかな、と思って手に取った





読んだ感想は

この、西加奈子というひとのエネルギーに

ただただ圧倒されたということ。

読んでいて、わかる、しみてくる、

そんなことばを見るたびに、

私にもそのエネルギーがうつってくるようで。






読んだあとにはすっかり頭のなかのテキストが

関西弁になってしまっていた




西加奈子いうひとは、えらいひとや。



そんなことばが浮かんでは笑ってしまう。










なんせこの、赤色と緑色というのは

生命の象徴にも感じられて、

内容もともかく、手に持って一ページめくることで

どんどん自分が生きてくるのだ。


不思議だな、と思う。







そしていま読み進めているのは

文庫本の「炎上する君」こちらも西加奈子の本である


積ん読になっていた、まえに買ったもの。

なんだかいまは本が読めるようになってきたので

この際に読めればいいなとおもっています。


































星野源「働く男」

2016-12-09 17:27:14 | 読んだ本の感想文








以下、ノートに書いたもの







たくさんインプットしよう

たくさんインプットしよう

たくさんインプットしよう!!


そんなテキストが浮かんだので書いておく

常にノートを広げていると、

いざというときにメモをすることができて便利だ。



日が傾き出して、もう夕方になりつつある。



星野源というひとは才能人じゃない

努力をするひとだ

努力をする才能があるひと。

生きる気力といってもいい

おもしろいものを探したい気持ち、

つくりたい気持ち、

そして、

それに伴う行動力がある。






私も何かをつくりたい!!

まずは今晩カレーをつくること。































瀬尾まいこ「僕らのごはんは明日で待ってる」

2016-12-08 23:22:42 | 読んだ本の感想文






昨日、星野源の本二冊と一緒に買った、一冊。

映画化されるらしく、文庫本コーナーの目立つところにおいてあった


瀬尾まいこさんの作品がすきだったので、手に取った。





家族が亡くなったことによって、ひとが死ぬ本ばかり読んでいる男の子

それから、清々しい女の子が出てくる物語。





読んだけど、すきな作家さんの本だけれど、

なんだかしっくりこなかった

きっと、この本は希望の一種なんだと思う

どんなに悲しみに暮れても明日はやってくる

明日、

生きる、

食べる、

書かれていたのは、きっと、そういうこと、かな

明日へのまたね。

いろんな種類のふりかけがあれば生きることが楽しみになる。






正直言うとあんまり共感しなかった



瀬尾まいこさんの本でいちばんすきなのは、幸福な食卓

という物語だけど





この本は方向性が少し違う。




昨日読んだ星野源の「生活はつづく」に書いてあった

いくらすきなひとの作品であっても、

ぜんぶがぜんぶすきなはずはない

そうでなくていい、と。




ああ、これもそんなことなのかな、そう思う。










ここには、印象に残った本だけ書き記しておこうと思った

でも、せっかくだから読んだ本のことは

どんな感想であれ書いていきたいなと思う。










主人公の男の子は、後ろ向きなようですごくポジティブで、

女の子は瀬尾まい子さんの作品によく出てくるような

聡明で明快なタイプの女の子だった

鯖がきらいらしい、あと鶏肉、マヨネーズ、などなど。





男の子はきらいな食べ物がないらしい

ごはんにマヨネーズ以外は、とのこと。






















星野源「そして生活はつづく」

2016-12-07 21:54:27 | 読んだ本の感想文











関西の旅行にこのまえの土日行ってきたのだけれど

一緒に行った高校の友人にすすめられた一冊




アマゾンだと15日に入荷ということだったので

夜、本屋さんで買ってきて早速読んだ








ひとことで言うと、おもしろかった。

おもしろさ、ユーモアの裏に

丁寧さを感じた。







生活がにがてな著者

誰にでも降り続く日常という生活というものを

なんとなく、想像した。



私もブログを書いていないとき、

アルバイトをしているとき

その他、以外に

生活、というものをしている。



ひとの生活はあまり目立たないけれど

見ようともしないのかもしれないけれど



おなかがすいてごはんを食べたり、

食べ物も喉を通らないくらいにつらいときでも、

洗濯物は増えるしほこりはたまる。













「手を手をつないで、ふたつになろう」


作中にこんな言葉が出てくる




ひとり、や

ふたり、

ということを考える



まえに、あのひとは

見つめ合う恋愛じゃなくて、

並ぶような恋愛がいいと言った



見つめ合うことでひとりはひとつになるかもしれない

並んで手をつないだら、ひとりとひとりは

ふたりになれるかもしれないね





みんなでひとつ、ということがわからない私にとっては

なんだかしっくり、すんなり入ってくるような言葉だった







いま放送している逃げ恥のテーマとも似ているな、と思った

というか、主題歌のほうが近いかなあ



ずっとそんなことを考えているから、

ああいう歌詞が書けるんだ。







恋をしているように星野さんのことが

すきになってしまいそうだったけど

本を読んだらすこし気持ちが落ち着いた

(さめた、という意味ではない)





もう一冊彼の本を買ってみたので、

それもちょこちょこ読めたらいいな。









不意にやってくる、絶望

2016-12-01 11:43:02 | 日記











がたがきてしまったのかもしれない


アルバイトは週2日くらいでのんびりやれたらいいなと

思っていたけど、

実際入ってみると人員不足で週3から4くらい出勤、

忙しいときには週5くらい働くことになってしまった







私は限界がくるまできっと頑張ってしまうから、

それでいつか爆発してしまわないか、

自分のことが心配でもあります



昨日はお仕事で、今日はお休みなのだけれど

本当の意味での「休む」ということができないまま

午前中がおわろうとしている









中学生のときに部活の部長をしていた

決して慕われるような人柄ではなかったけど、

先輩からの推薦が一番多くて、決定した



そのころ私は学校に行くのがしんどくなってきた

身体の具合はわるくないのに学校を休むことが多くなった

先生には心配され、

ある先生の前では涙を流し、抱きしめられ、

また違う先生には、燃え尽き症候群じゃないかな、と言われた


どうやら私は頑張りすぎて頑張れなくなったらしい





その状態はいまもつづいている

一回エンストしたまま、もとのようには戻らなくて。


車は壊れたら買い換えればいいけれど、

私は壊れてもこのからだで、このこころで、

生きていかなきゃいけない

そんな当たり前のことにいま気がつく



一回壊れてしまったら、修理して、ごまかして、

薬を飲んだり、ねむったり、やり過ごしたりして

一生を、生きていかなきゃいけないらしい。




壊れたものは直らない

よく、ものに対しては思うことがあるけど

もしかしたら精神もおんなじなんじゃないか



もう一生健康にはなれないかもしれない。