小諸はとてもいいところですね、と言ってくれた
手紙を書きます、とメールがきた
私はあのひとに復讐ができなかった
そんなことを言わないで
そんなにやさしいことばをかけないで
うん、ここはとてもいいところなの。
来てくれて、本当にありがとう
どこを見たのかな
懐古園とか、駅前の鎌倉みたいな感じとか、
私がお花をよく買うお店とか?
駅前の感じ、私もすきだよ
この町が、私の好きな町が、あなたも気に入ってくれたこと、うれしい
手紙を書いてくれるそうだ
それが、私が死なないようにするためなのか
あのひとが心から書きたいと思っていることなのか
私にはわからない
あれ、、
涙出てきた。
だけど、どんな理由であれ
あのひとが私に言葉をくれる
それは私にとって、とてもうれしく
とてもせつなく、
けれど確実に私の人生のことばになる
そんな、
そんな大きなことなのです。
私は8月25日に籍を入れるつもりです。
私の苗字は変わって、
この、一緒にいて安心するひとと
この、私なんかのことを、愛してくれるひとと
一生を共にすることを願います。
ねえ、
人生ってなんなんでしょう
ねえ、
私はいま、きょう、いまこの瞬間
しあわせを感じています。
私の生き方は
おかしいでしょうか
ばからしいでしょうか
それでも
それでも
気持ちの向くままに
笑いながら
その何倍もの涙を流しながら
生きていたいっておもうのです