要約できない人生のあれこれ

気ままに日々のこと
いきづらさを抱えて。なんでもない日常のこと。ごみ捨て場。届かない。

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離れてくれて、ありがとう

2015-11-13 15:42:18 | 日記






私はあのひとと一緒にいることが、

いつか離れてしまうことが、

こわかった。



あのひとは、「卒業」ということばを使った

卒業しないといけないよ、と。


卒業……、その言葉をきいて私は

ほんとうにほんとうに哀しくなった

哀しくなるのはきっと、心当たりがあるからだ

私は誰を見ていたんだろう

私は私の話ばかりで、私の要求ばかり押し付けて

私のためにあなたを傷つけて、

私のためにあなたにごめんなさいと言う

一度でも私はあのひとのために何かしようと思ったか

純粋に、母親が子どもに与えるように、

そんな愛情を、私はあのひとに、、

なんにもあげられなかった。



いまは、離れてくれてよかった、と心から思う

一緒にいたくなかったわけじゃない

でも、あんな私と一緒にいてくれて

きっともう、そばにいるのは限界だったんだろう

今は、それが、そうということは知っていたけど、

今は、それがわかる。

わかると知ってるは、まったく違うものだと

教えてくれたのもあのひとだ。





もう傷つけることもない。よかった。

私はあのひとのことがやっぱり大事だから、

離れてくれてよかった。

あのひとの繊細なこころを、

私は傷つけてしまうことしかできなかった

なんでだろうと言って、ごまかしたり、

考えるのをやめるのはずるいことだな

病気のせいにするのも、おかしいことだな

ただはっきりとわかるのは、

私はあのひとのことが、今でも大切で、

私にあのひとと一緒にいるということは

無理だということ。

簡単に言うとそれだけなんだ。





なんかそんなことをひしひしと思ってしまった

なんだか今も涙が出そうで、出ないでいる

泣いてしまったら、私はまた私だけを救おうとする

だから、そんなことで泣くのは、したくなくて。

こんなことに意味なんてないのかもしれないけど

私はもう自分勝手に生きたくないんだ



あのひとは、私に手紙を書くと言ってくれた

どんな気持ちでそのことばをかけてくれたんだろうと

ずっと考えてきた。ひとのこころはわからない

だけど、

あのメールは、とてもとても、

やさしく見えたんだ。じんわり沁みたんだ。

そのことばにどんな意味がいるとしても

私はたしかにあのメールに、救われたんだ

もう、いがみ合うこともないんだ、

私、ひとりで、あのひとのことを愛してるというようなことを

勝手にことばで押し付けてそれとは反対の行動をとって

また、愛してると言う。



何度も言われた「ずるい」ってことばを

私はたぶん、すこしわかるようになった




手紙は届かなくてもいい。

あのひとが存在してくれればいい

間接的にでも、つながっていることがしあわせ



もう、自己完結しない

あのひとが、考えてくれるときが来たら

私はその話をきちんとききたい

きけるような人間になりたい

もう、自分のためだけに生きるのは、十分やった

自分のためだけに生きていたことを、今さら知った。

まだちゃんとわかってはないけれど、

私はこのままじゃいけない、とおもう。

素直に思う。



もう私は、というかずっと私は、これからも、これまでも。

ほんとうのことしか話せない。

話したくないんだ。


自分を守ってた殻みたいなもの、もう要らなくて。

ひとを傷つけることはしなくてよくて、

なんだか、前よりもすこしだけ、自由になれた気がします