金融そして時々山

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最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

中国のステルス戦闘機をどう見る?

2011年01月06日 | 国際・政治
ニューヨークタイムズによると、中国最初のステルス戦闘機が今週公開された。このステルス戦闘機は米国が誇るステルス戦闘機F22に対抗するものだ。ステルス戦闘機はレーダーの捕捉から逃れるように作られた戦闘機だが敢えて衆目を浴びる道を選んだ。
今週末にはゲーツ国防長官が訪中し、悪化している米中軍事交流の改善を図る予定だが、その前に武威を示す魂胆だったのだろうか?
武威というと、中国は来年にも旧ソ連の空母を修復した空母を配置する予定。覇権狙いを否定する中国だが攻撃的兵器の増強が気になる。
もっとも孫子の兵法は兵は詭道なり、能なるに不能を示す、と教える。その筆法にしたがうなら、中国の軍事力誇示は戦略的には正しくないと考えるべきかもしれない。
むしろ軍部の政治的意図などがあるような感じがする。ただし中国が確実に現代的戦闘能力を高めていることは軽視できない事実である。


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