金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

持ち物チェックリストなどメモ作成にはKeepのインデントが便利です

2024年02月03日 | デジタル・インターネット
 パソコンやスマートフォンで作成するメモアプリには色々なものがありますが、私は旅行などの持ち物チェックリストなどを作るのであれば、GoogleのKeepが一番手頃だと考えよく利用しています。
 写真は今月半ばに滋賀県にスノーシュートレッキングとスキーツアーに出かけるための持参品や宅急便で送る物品のチェックリストです。
Keepが優れている点は次のようなところです。
  • PCやスマートフォンから簡単にアクセスでき、追加・削除・修正が簡単。
  • チェックボックスをつけられるので点検に便利
  • 印刷はGoogleドキュメントを経由してできる
  • 必要に応じて仲間と共有が可能
  • インデント機能を利用してメモの階層化が可能(ただし2階層まで)
  • 各項目の上下への移動が簡単
  • リマインダーを設定できる
今回のトレッキング旅行のように、一つの旅の中で持ち物が変わる(途中の宿で宅急便を受け取る)場合など持ち物チェックリストを入念に作る必要がありますね。
 この場合第一階層を「持参品」「出発時の服装」「宅配便」などとして、第二階層に個別アイテムを書いていくと全体像がはっきりします。
 ざっと作ったチェックリストの項目(衣類など)を関連性の高いものを近くにまとめるなど各項目を上下に簡単に移動する(リストの左端の六文銭型のアイコンを上下に動かす)機能も便利ですね。
 時々山登りを始めて日が浅い人から「装備リストを送ってください」という依頼を受けることがあります。Googleドキュメントを経由してプリントすることは可能ですが、Googleアカウントを使ってKeepメモそのものを共有することも可能です。
 Keepはビジネス利用には不向きですが、プライベートな利用には大変便利なメモアプリです。
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メタ(フェイスブック親会社)の好決算から日本のSNSをちょっと考えてみました

2024年02月03日 | デジタル・インターネット
 今週発表された四半期決算によるとメタ(Meta Platforms)は売上・利益とも事前予想を上回る好調ぶりで、さらに初めて配当を実施するというニュースも好感され、株価が2割アップと躍進しました。
 私は山の会などでフェイスブックをただで利用していますから、メタには随分お世話になっています。メタの収入源は企業広告ですが、フェイスブック経由で商品を買うことはほとんどありませんから、メタにとってはありがたいユーザーではないでしょうね(笑)。
 フェイスブックは、日本の5大SNSの一つで日本国内のアクティブユーザー数は26百万人です。実名登録制でビジネスユーザーが多いのが特徴です。世界の月間利用者数は29.1億人と世界的には圧倒的に利用者が多いSNSでは日本では利用者は減少傾向にあります。
 メタはIstagramも運営しています。こちらの日本のアクティブユーザー数は33百万人で、世界の月間利用者数は14.8億人です。 フェイスブックと較べると日本人のインスタ好みの傾向がよく分かりますね。
 SNSに関する日本の特徴はツイッター(現在の「X」)の利用率が1位という点です(「暴走する脳 生贄探し」 中野信子・ヤマザキマリ著より)。中野さんによると日本以外ではフェイスブックやインスタグラムが利用率1位ということです。なお日本で一番ユーザー数が多いSNSはLINEです。ただしLINEはクローズドツールで「連絡ツール」として定着しています。従って中野さんはLINEをフェイスブックと同列のSNSとは考えなかったのでしょうね。
 中野さんとヤマザキさんは「日本で実名制のフェイスブックが好まれず匿名のツイッターが好まれる理由は、匿名で人格を変え、ふだん言えないことをツイッターで言っている」「フェイスブックのほうがきちんとした文をとうこうしなければならない感じがする」と解釈しています。
 匿名性・俳句的短文性・写真というビジュアル性好み論理的表現嫌いという日本人の特性がフェイスブックが日本で伸び悩む背景なのでしょうね。
 それが良いことなのかどうかはまた別の議論でしょうが、事実として理解しておくことは必要でしょうね。
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米、1月の強い雇用統計で利下げ観測後退するも株は堅調

2024年02月03日 | 投資
 昨日(2月2日)発表された米国1月の雇用統計では驚くほど強い数字がでた。1月の非農業部門雇用者数は事前予想を倍近く上回る353千人で、12月の数字も216千人から333千人に上方修正された。
 失業率は前月と同じ3.7%だった。
  雇用市場が極めて堅調なことを受けて、3月に連銀が政策金利を引き下げる見込みは大幅に後退した。WSJはCMEグループの「1カ月前は3月の金利引き下げ確率は80%近かったが、今週木曜日までに38%に低下し、昨日20%近くまで下落した」というコメントを紹介している。
 金利引き下げの先送りは、株式市場にマイナスと思われる可能性もあったが、株価は堅調に推移し、S&P500は1.1%上昇し、高値を更新。ダウは0.3%, ナスダックは1.7%上昇し、3市場とも4週連続で上昇を記録した。
 株価を押し上げた要因は、前日決算を発表したフェイスブックの親会社メタやアマゾンの株価が各々20%、7%上昇したことにある。
 株式市場は「連銀の金利引き下げが先送りされても、景気は堅調でリセッションリスクは低い。つまり堅調な雇用という経済全般にとって良いニュースは株式市場にも良いニュース」と判断したと思われる。
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