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金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

梅雨前のサイクリングは定番神代植物公園へ

2023年06月07日 | まち歩き
そろそろ梅雨が近いですね。梅雨になるとサイクリングが楽しくないので天気が良いうちに定番の神代植物公園へ。
今は紫陽花が花盛り。
紫陽花は日陰に咲いていて少し陰気な感じがあるのですが、暑い日だったので日陰は助かりました。
ところで紫陽花の花言葉は「冷淡、無情、辛抱強い愛情」らしい。
もっとも紫陽花は咲いている間に色が変わるから「移り気、浮気」という花言葉もあるそうだ。
調べてみると色々な花に色々な花言葉がある。このサンジャクバーベナの花言葉は魅惑するだ。
上の黄色い花はビョウヤナギというらしい。漢字は美容柳とインターネットにあった。花言葉は「多感」。
花はただ無心にひたすらに咲くだけなのに人間が色々な花言葉を寄せる。
「花は愛惜に散り、草は棄嫌(きげん)に生(お)う」道元禅師
解釈はさておき心に響く詩のような一節だ。




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S&P500の上昇がダウを引き離すことへの投資家への懸念

2023年06月07日 | 投資
 WSJにThis Rally is about a few stocks. Investors are worried.という記事が出ていた。「現在の株価上昇は少数の株価によるものだ。投資家は心配している」という趣旨だ。

 S&P500とニューヨークダウでは、価格計算方法が異なる。前者は構成銘柄の時価総額をベースに構成銘柄の重み付けを行っている。時価総額の大きな銘柄の株価が上昇するとS&P500の値段が大きく上昇する仕組みだ。一方ニューヨークダウは30の構成銘柄の株価を単純に合計して平均株価を算出したものだ。
 この記事がかかれた時点で年初来S&P500は12%上昇しているのに対し、ダウの上昇幅は1.8%に留まっている。この差は記録的なものだが、その理由はS&P500がエヌビディアなど一握りのAI銘柄の時価総額急増により上昇していることが大きい。
 WSJによるとアルファベット、アマゾン、アップル、エヌデビアなどハイテク8銘柄の時価総額がS&P500全体に占める割合は、年初に22%から30%に拡大している。
 一方S&P500の中で200日移動平均線以上の終値をつける銘柄の比率は先週38%に低下した。
 過去の経験からすると、200日移動平均線以上の終値をつける銘柄の比率が48%を切ると翌月、3カ月先あるいは半年先の株価下落の予兆となると指摘するアナリストがいる。
 平たくいうと少数の銘柄や特定セクターが牽引して押しあがっている相場はやがて息切れして長続きしないということだ。
 もっとも少数銘柄が相場を支えている間に景気の改善等で他の銘柄も上昇し、相場全体が上昇傾向を続けることもあるから見極めはたやすくない。
 今日本株の急速な上昇に目を見張っている人も多いだろうが、その背景には米国株のラリーに乗り遅れて焦っている海外投資家の買いなどがあるかもしれない。長期的な展望を持たずに株価の目先の動きを追うには危険な状態かもしれない。
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