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金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

2014年ネパールトレッキング(5)ゴーキョへ

2014年11月24日 | 

11月10日快晴。この日も行動時間は短い。ドーレDhole4,110mからマチェルモMachhermo4,470mへ2時間の登りだ。8時15分ドーレ発11時25分マチェルモ着。昼飯はラーメン(野菜入りの即席めん)。高度が高くなると汁気が多い麺が食べやすい。

Machhermo

ロッジの西にはマチェルモ谷が大きく広がっている。昼食後ガイドが「高度順化のため2時間ほど丘を登ろう」という。疲労していた訳ではないが、2時間も歩くのは面倒なのでマチェルモ谷を少し歩いて左岸の丘の中腹あたりを1時間ほど歩くことにした。しかし後のことを考えるともう少し高度順化のため身体を痛めておいた方が良かったのではないか?と多少反省している。マチェルモ谷には救急センターがあり、日本人3人組の一人が高山病でヘリ搬送されていった。

11月11日快晴。この日はトレッキングの目的地ゴーキョGokyo4,790mに向かう日だ。8時にロッジ出発。

Gokyo1

丘を越えるとゴーキョへの道が見えた。道は左の山すそからL字状のコルに向かって登っている。10時10分坂を登りきると湖があった。標高4,710mFirst Lakeである。ここからゴーキョまでは緩やかな登りだ。谷の奥の白い山は世界第6位の高峰チョーオユーCho oyu8,201mだ。

Firstlake

小さなFirst Lakeを過ぎて大きなSecond Lakeを目指す。振り返ると左岸に鋭い山が見えた。恐らくArakam6,423mだろう。

Arakam

大きなSecond lakeを越え小さな丘を越えるといよいよThird lakeとゴーキョ・リが見えた。ゴーキョのロッジ群は湖の右側にある。

Thirdlake

11時45分ゴーキョ到着。ガイドがトイレ・シャワー付きの素晴らしい個室に案内してくれたので、ベッドに横になり一休みしていると、またガイドがやってきて「済まない。ポーターが部屋を間違えた。ロッジを移ってくれ」という。荷物をまとめて移ったところは普通のロッジだった。この日の朝ガイドは「ゴーキョについたら、高度順化のためエベレストの見えるFifth Lakeまで歩こう」といっていたが、このゴタゴタでウヤムヤになってしまった。

11月12日快晴のち晴。6時にアップルパイの朝食を食べるが、小麦粉が生焼けの感じで余り食が進まない。6時30分ゴーキョ・リ5,357mに向けて出発。腹具合が良くなく1時間ほど登ったところで少しもどした。更に1時間ほど登るとエベレストが見えるところに達した。右の三角形の岩山の向こうがエベレストでその右がローツェだ。

Gokyoli

後1時間頑張るともっと景色の良いゴーキョ・リに到着することは分っていたが、無理をすると後々の行程に悪影響を及ぼす可能性もあるので、あっさりここで引き返すことにした。降りはあっというまにゴーキョのロッジに到着。荷物をまとめてドーレまで降ることにした。当初の計画ではこの日はその手前のマチェルモまで下山の予定だったが、できるだけ下まで降った方が安心してビールが飲めると判断したした次第だ。

Todhole

First Lakeまで戻ってくるとマチェルモを越えてゴーキョに続く長い道が見えた。

12時にマチャルモ到着。昼食。15時20分ドーレ着。久しぶりにビールを飲んだ。

ドーレまで戻ってくるとトレッキングのHardest part is overという感じでポーター(リンジン・シェルパ)にも笑顔が浮かんでいる。このポーターはガイド・ラクパの親戚でラマ僧になる勉強をしながら、数年後にはガイドになることを目指しているという。ラマ僧とガイドが両立するものかどうかは知らないが、若いうちは選択肢が広いに越したことはない。

Porter

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