金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

インターネット接続悪化でルーターを交換

2013年09月10日 | デジタル・インターネット

少し前から我が家のインターネット接続状況が悪化していた。具体的にいうと時々接続が中断するのである。中断した時は、NTTから貸与を受けているルーターの電源コンセントを抜いて、一呼吸おいてから電源を入れるという方法で復旧してきた。しかし中断することが多くなってきたので、少々面倒だったがルーターを交換することにした。

我が家のインターネット接続は、NTTのルーターから無線LANルーターにつないでいる。インターネット接続悪化の原因はNTTのルーターか無線LANルーターか?というところが問題だったのだが、無線LANルーターは最近替えたので犯人はNTTのルーターの可能性が高くなった。

NTTに連絡するとその日の夕方に新しいルーターが届いた。またNTTの人が電話で「接続に問題が出た時はこちらの電話へ」とヘルプデスクの電話番号を親切に教えてくれた。親切はありがたいのだが、このことはルーター切替のハードルの高さを示唆しているようで若干不気味ではあった。

Dsc01403

翌朝9時頃からルーター取替にかかった。一番手間なのは、2階にあるデスクトップパソコンをルーターのある1階まで持っていく手間だ。設定時にはパソコンとルーターを有線LANで接続する必要があるからだ。

さて有線LANで接続して手順書通りに設定を進めたが、プロバイダーの名前とパスワードを入れてもPPPランプが点灯しない。プロバイダーへの接続ができていない状態だ。

あれこれ考えるのは面倒なので、前日教えてもらったヘルプデスクに電話をした。ヘルプデスクには簡単に繋がらないことが多いのだが、この時は直ぐにつながった。さすがNTT、分厚い体制を引いているのだろうか?と感心。

さてヘルプデスクさんのガイドで幾つか操作をしたが、最終的にはインターネットオプションで「クッキーの削除を行う」を選択した結果、PPPランプが点灯し、インターネット接続が完了した。

最初にNTTの光回線を自宅に引いた時このようなことを行ったかどうかというと余り記憶がない。光回線を引いた時はNTTの人がパソコンとルーターの接続を行ってくれたような記憶をもっているがやや曖昧である。

パソコンの移動、再移動を含めて1時間ほどで作業は完了した(ラップトップパソコンがあればもっと簡単だったが)。しかし作業の難易度は「新しく購入したパソコンを無線LANにつなぐ」などの作業に比べるとルーターの交換は難度が高いと判断した。

さてルーター交換の成果は?というと今のところは接続に不具合は生じていないが、もう少し様子を見る必要があるだろう。

無線LANによるインターネット接続に不具合が起きる場合の犯人探しは関係者多いだけに手間がかかる。犯人は無線側とは限らず、その手前のルーターに潜んでいる場合もありそうだ。NTTが非常に親切だったのも、ルーター交換者が増えているということなのだろうか?

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秋風とともにラリーが戻ってくる

2013年09月10日 | 投資

今日は9月10日、日中はまだ暑いが朝はすっかり涼しくなってきた。「暑さ寒さも彼岸まで」という彼岸まで後2週間の辛抱である。

さわやかな季節が戻ってくるとともに、株式市場も元気を取り戻しつつある。昨日(9月9日)は、2020年オリンピック開催で日経平均は344ポイント(2.48%)上昇して14,205ポイントとなった。

お隣中国では8月の貿易統計が発表された。8月の輸出は前年同月比7.2%の増加。7月の実績が5.1%の増加で、ブルンバーグ社が集計したエコノミストの予想の平均が5.5%増加だったから、市場にサプライズを与えた。このニュースに上海株式市場は72.52ポイント(3.39%)上昇した。

欧州の株式相場は低迷気味だったが、米国の株式相場は中国景気に明るさが見えたことを好感して、ダウは140.62ポイント(0.94%)上昇して15,063.12ポイントで引けた。

チャートを見ると8月2日に15,658.36の高値をつけたダウは、下落を続け8月27日には14,776.13の底に達した。それから少しずつ反発。漸く15,000ポイントまで戻った。

シリア問題についてはロシアがシリアに化学兵器を国際管理下に置き、OPCW(化学兵器禁止機関)に加盟するように提案し、シリアの外相が提案を歓迎するというコメントを発表している。

ことがそう簡単に進むかどうかは分からないが、良いニュースではある。

今月の米連銀公開市場操作委員会FOMC では、毎月の国債購入額を850億ドルから100億ドル程度削減するだろうという観測が広がりつつある(ブルンバーグ社調査の平均)。

市場はこの程度の削減策を織り込みつつ、ラリーを再開し始めたのだろう。8月の暑さとかぶし市場の停滞の間には、相関関係がある。「暑くてやる気がでない」「ファンドマネージャーが夏休みでサイドラインにいる」などなど。

加えて今年は連銀の金融緩和策の転換方向に対する不透明さ、中国経済の減速や金融システムへの不安、米国の雇用市場の回復力の弱さ、シリア問題など不安材料がたくさんあった。

それらの不安材料はそのまま残っているのだが、センチメントは前向きになってきた。秋風はラリーを運びそうだ。

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