金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
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地球温暖化の犯人はやっぱり人間、IPCCレポート案

2013年08月19日 | ニュース

暑い日が続いている。暦の上では立秋を過ぎているので「残暑」というそうだが、連日の暑さは残暑どころか本格的な暑さ、本暑である。

一体どうしてこんなに暑いんだ?と文句を言いたくなるのは、科学者も我々庶民も変わりはあるまい。ロイターは来月正式に発表される予定のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告書原案を入手し、そのサマリーを記事にしていた。

それによると、パネルの専門家は20世紀半ばからの地球温暖化の主犯は化石燃料の燃焼等人工的なものであるということだ。人間が地球温暖化の主犯である、という確率は1995年の50%、2001年の66%、2007年の90%から今回のレポートの95%と次第に高まっている。自然環境の変化が温暖化の主要因とする人は益々少数派になった。

科学的なことは全く分からないが、隣近所の様子を見ていると、この夏の暑さの一部は確実に人工的なものだ、ということを改めて感じる。

私の家ではワイフが冷房嫌いということもあって、夜は極力エアコンをつけないで窓を開けて寝ている。さすがに1週間ほど前の酷暑の夜はエアコンを付けて寝たが、ここ数日は庭先から流れこむ涼しい風で眠りについている。

ところが隣の家は一晩中エアコンを付けっ放しだ。当然室外機の放熱は隣近所に撒き散らされる。私は地球温暖化にはこのような合成の誤謬的な側面がある、と考えている。

つまり個々の家庭や事務所が快適さを求めて、エアコンをつけると、室外機からの放熱は街全体を暑くする。

個人の家では緑のカーテンを増やす、ビルとしては輻射空調を取り入れるhttp://www.mec.co.jp/j/news/archives/mec120426.pdfなどの努力をして、街にそして地球に優しい暑さ対策が必要なのだと痛感する次第だ。

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