昨夜(8月20日)午後8時からNHKで1964年東京オリンピック第2回「オリンピック招致にかけた男たち」を見た。良かった。特に日系二世フレッド・オサム・ワダ(和田)氏の私財を投げ打った中南米諸国への招致活動には心を打たれた。
ワダ氏は敗戦後間もない1949年にロス・アンゼルスで行われた全米水泳選手権に日本の古橋選手らが出場した時に宿舎を提供するなどのサポートを行っている。日本のスポーツ界とのつながりはこの時できた。ワダ氏の活躍とともに、見落としてはならないのが、米国一般市民のスポーツにおける勝者への賞賛の姿勢だ。水泳選手権前はジャップと蔑まれたいた日本人選手が競泳で立派な成績を残すと米国人は惜しみない拍手をおくった。第二次大戦を引き起こした国に対する怒り、少し前まで敵国だった国に対する憎しみはあったと思うが、スポーツの英雄に対して素直に大きな拍手を送るところは米国の良いところだ、と改めて感じた。
良いものが素直に受け入れられ国だから、やがてソニー製品が売れ、パナソニックが売れ、トヨタが売れた。最近ではスバルが売れに売れている。
さて番組に話を戻すと、この番組は一昨日から今夜までの3日通しの番組だが、一日目を見落としてしまった。何とか見たいものだ、と思ってNHKのオンディマンド配信を見たが今のところ配信リストになし。NHKネットクラブから「再放送ウオッチ」に登録した。
余談ではあるが、オンディマンドもNHKネットクラブも忘れるほど長い間使っていなかった(新規登録しようとすると、ID=メールアドレスは使われていますと返事が返ってきた次第)。
オンディマンド配信は無料番組もあるが1番組105円か見放題で月945円の配信料がかかる。NHKの受信料を払っているからタダで配信して欲しい、とは言わないが受信料を払っている人には少し割引があっても良いのではないかと感じた次第。
それはともかく今夜は見ます!「アスリートたちの挑戦」を。暑い夜が熱くなると思います。