追憶の彼方。

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日本の国難追記…麻生財務大臣

2018年04月22日 | 政治・経済
財務省が、福田淳一次官のセクハラ問題について、被害者である女性に名乗り出ろと恫喝的なコメントを発表し、その人権意識の欠如に大きな批判を浴びたが、そのトップである麻生財務大臣も記者団に対し「女性が名乗り出なければ事実の解明は難しい」「言われている人の立場も考えないと。福田の人権はなしってわけですか」などと強弁した。
麻生は漫画愛好家で、自ら新聞等は読まないと広言しておりパワハラ・セクハラ・人権の意味が解っていないのではないだろうか。女性差別主義者だと言う話も聞くが,深く考えての発言ではなく単に軽いノリで言っているだけに過ぎない様に見える。、要は軽薄なだけである。

記録に残す為、暴言・妄言・失言の一部を列挙すると下記の通り。軽薄さがよく判る。
*** 参院財政金融委での答弁で、 「TPP11というのは日本の指導力で締結された」「茂木大臣(敏充経済再生相)が0泊4日でペルーを往復していたが、日本の新聞には1行も載っていなかった」森友(問題)の方がTPP11より重大だと考えているのが日本の新聞のレベル」と言い放った。 しかしTPP11はまだ「締結」されていない。茂木が今月8日のTPP署名式に出席した場所も南米ペルーではなく、隣国チリの首都・サンティアゴ、でたらめもよいところ。又日本の新聞がこの署名式をまったく報じていないかのように答弁していたが、コレも真っ赤なウソ。朝日新聞は10日付で1行どころか4段組みでデカデカと報道。毎日新聞、読売新聞なども詳報した。TPP加盟各国の新聞(電子版)も確認したが、日本の扱いの大きさは他国と引けを取らないのと報じられている。 答弁が事実誤認・デタラメばかりでもドーカツまがいの答弁をすれば、メディアが萎縮し財務省の文書改ざんや森友問題の報道を矮小化できるとでも思っている節がある。
新聞を読まない人が、なぜ「1行も載ってない」「一面に載らなかった」などと言えるのかという、誰もが気付きそうな自己矛盾にも全く気付かないバカさ加減呆れる外はない。
***婦人が美濃部スマイルに投票したのであって、婦人に参政権を与えたのが最大の失敗だった
***岡崎の豪雨は一時間に一四〇ミリだった。安城や岡崎だったからいいけど、名古屋で同じことが起きたらこの辺、全部洪水よ
名古屋人というのは民度が低い。あんな市長(河村たかし)を選んじゃうんだから 
***民主党議員と接戦の自民党候補選挙演説で自分の乗った飛行機が遅れたのは民主党が飛行機を操縦していたから
***日本ほど安全で治安の良い国はない。ブサイクな人でも美人でも、夜中に平気で歩けるのだから
***(イスラエルの)シャロン首相の容態が極めて悪く、会議途中でそのままお葬式になると意味がないので延期ということになった(トランプ・ペンスを敵に回すことになるヨ)
***地球温暖化を心配する人もいるが、温暖化したら北海道は暖かくなってお米がよくなる
***金がないのに結婚はしない方がいい。稼ぎが全然なくて(結婚相手として)尊敬の対象になるかというと、なかなか難しい感じがする。(お金がなくて結婚すると苦労はするけど夫婦で協力すれば乗り越えられる程度の話が出来ない)
*** 2013年、憲法改正について「ナチスの手口を学んだらどうか」と発言して批判され、私の真意と異なり誤解を招く結果となったので、ナチス政権を例示として挙げたことは撤回したい」
2017年には、またもやナチスを例に挙げ、「(政治は)結果が大事なんですよ。いくら動機が正しくても何百万人殺しちゃったヒトラーはダメなんですよ」と述べ「ユダヤ人大虐殺を行ったヒトラーの動機は正しかったのか」などと国内外から批判を浴びた。 この時にも「私の発言が、私の真意と異なり誤解を招いたことは遺憾、ナチスの例示は撤回したい」と述べた。 この主張は自分は間違っていない、しかし、発言の真意を理解できない人たちが「誤解」したので、そのことは遺憾であり、発言を撤回する、という流れである。
 自分の発言や表現方法に問題があったのではないかという自省は全くない。麻生は過去誤解発言を連発してきた。国会議員、ましてや大臣に必須の発信力、表現力が如何に欠如しているかを物語っている。
麻生の演説を聞いてみると聴衆受けを狙った下品な言葉使い或いは意味不明のギャグを連発するがユーモアと呼ばれるようなものはどこにも見当たらない。
海外の要人との会話の様子を見ていると何やら言って一人で大笑いしているが相手はキョトンとしている場面によく出くわす。下手な英語が通じなのか、ユ―モアの心算で言っているギャグが相手に理解されていないのかのどちらかであろう。国民としては海外で曲解され変な誤解を生みはしないかと気がかりである。

傲慢、自省が無い、上から目線、この様に挙げるとトランプと似た点が多いのに気が付く。
日本の為にも一刻も早く国会議員を引退し麻生セメントの経営に専念して欲しいが麻生セメントの番頭からすればこのような役に立たない人物のお守りはまっぴら御免だろう。
最近は物忘れもひどいし呂律もおかしい、早々に悠々自適の生活に入られてはと老婆心ながら申し上げる。





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