レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新本編リメイク「ミカエルの仮面と盗聴?」

2015-05-31 01:02:17 | 小説

新本編リメイク「ミカエルの仮面と盗聴?」



 しばらくして、
 あおむが、
 「あの仮面が無線の転送機代わりなんだすかな」
と言い出すと、
 「俺にはそういう難しいことはわからない。
 ただ、
 普通の盗聴器は何百メートルも電波が届かないだろうから、
 そういう電波を再転送できる機械があるならば、
 ミカエルの仮面がそういう役目をしているのかもしれないな」
と、
 エイタが言う。
 「それか、
 この辺には建物がまったくないから、
 遠距離に届く電波発信器のようなものを使っているだけで、
 ミカエルの仮面は、
 そのオトリか、
 ただの受信機みたいなものかもしれないな」
と、
 いつきが言うと、
 「だすが、
 僕らの声がミカエルに聞こえないと意味ないだすよ」
 「たしかに、
 それはそうだが、うーん?」
 あおむの言葉にエイタが首を捻ると、
 木太郎が何か気づいたように、
 「でも、
 俺たちが木を無視して歩いたら盗聴器も役に立たないじゃないか?
 それからな。
 俺、今、気づいたんだけど、
 俺たちが前に屋敷の地下から偽の露店風呂に出たことがあったよな。
 でも、
 今まで、通ったところにそんなものはなかったぞ。
 もしかしたら、
 ミカエルは俺たちが逃走しようとしているところとは、
 反対側、
 つまり、屋敷の裏の方にいるんじゃないのか?」
 木太郎が思いつきでそう言うと、
 「木太郎さん、
 それなら、さっさと逃走した方がいいじゃないだすか」
と、
 あおむが言ったとき、
 いつのまにか、
 いつきが落とし穴がないかだけを確認しながら前進しており、
 木の下のミカエルの仮面を取ろうとしていたのだった。
(続く)

 

 


新「ミケーレの蒼き仮面」第四章41

2015-05-30 07:45:00 | 小説

新「ミケーレの蒼き仮面」第四章41


 「ペーはなんとなくあそこにいるのが嫌だったんでしょ」
 ペーの背中の上に乗って空中を一緒に飛んでいるウトーが話しかけると、
 「わかりました。
 そのとおりなんですよ。
 なんとなく、
 自分は歴史が変わらなければ、
本来、存在しなかったような気がしまして。
 もし、
 歴史が変わらなくても存在したなら、
私のところに胸女さんたちがまっ先に来たはずですからね」
 「でもさあ、
 僕にもよくわからないんだけど、
 肺女も2体いるし、
 もう、歴史が変わった以上、存在したものは消えないんじゃないかなあ。
 僕らにできるのは、ただ、歴史を変えることだけじゃないのかなあ。
 実際、いなかったはずのペーが誕生してここにいるからねえ。
 正直、難しいけど、生物が絶滅したのは
僕らの行動のせいだけじゃないんじゃないかなあ」
 ペーの言葉にウトーが自分なりに考えたことを言うと、
 「あー、そういう考えもありますね。
 あれえー。あそこに見えるのは、
 お城じゃないですか?」
と、
 ペーが言ったので、
 ウトーが上空から前方を見ると、
 まだ、小さくしか見えなかったが、
 どこかで見たような城のようなものがウトーにも見えたのだった。

(続く)



「そして3人しかいなくなった?」748

2015-05-30 06:53:01 | 小説

「そして3人しかいなくなった?」748


 「タケルもマルナもやっちゃったな!
 歳から考えると、ジョンくんレベル以下だよな。
 この先、まだまだ長そうだから、メンバー変えた方がいいかもなあ」
 みつるが呆れたように言うと、
 タケルもマルナも俯いたまま、反論もしなかった。
 すると、
 ジョリーが、
 「でも、一番悪いのはジョンなので、
口を聞けないように口に何か挟んでおきます」
とだけ言って、やはり俯いたままのジョンをさせてから、
持っている小さなバッグのようなものからハンカチーフのようなものを取りだして、
抵抗せず黙ったままのジョンの口を開けさせると、
猿ぐつわのような感じで口の間に挟むと背後からそれを結んだ。
 そして、
 それまで静観していた白猫が、
 「虎之介くんでしたっけ、
彼、本当にそのことでやって来たんでしょうか?」
と言い出すと、
 みつるが、
 「玉様、今はその話しやめましょう。
 3人とも、反省しているみたいですし、
このままなら、メンバー変えないでも大人しくしてそうですから」
と言ったので、
 「そうですね」
と、
 白猫は虎之介の意図に勘づいているようだが、
みつるに言われるまま、
また、黙って、親熊に押さえ付けられている奇妙な生命体の方を見だした。


 その頃、
 秀吉とケンシロウは、
 「信長くん、
 結局、秀吉くんの代わりに虎ちゃんの応援に行ったのに戻って来ないね」
 「やっぱり、あそこで自分が行けばよかったかな。
 信長くん、あまり口は得意じゃないからね」
 「まあ、しょうがないよ。
 先に怒られそうなのは自分だと信長くん言って、
秀吉くんと交代したんだから。
 もう少し、様子をみよう」
などと、
 運良く、二人がエミを連れ出すことに成功したのに、
秀吉の代わりに虎之介に応援に行った信長が戻って来ないので、
失敗したと思いつつも、もうしばらく待つことにしていたのだった。



 他方、
 虎之介と信長が両脇からエミの手を握って、
ケンシロウたちの待つ場所に向かう途中、
 さっきまで泣きそうというより怒っていたエミが、
 完全にタケルたちの姿が視界から消えると、
 「さっきのあたしの演技なの。
 ポンがね。
 そうしろって教えてくれたの」
と、
 急に悪戯っぽい笑みを浮かべてそう言ったのだった。

(続く)



サクラナ外伝フォー「小袋の秘密」

2015-05-30 06:16:14 | 小説

サクラナ外伝フォー「小袋の秘密」


  あおむがそれを手に取ると、
 「可愛い柄の小袋だすが、空だすよ」
と首を傾げながら言うと、
 「かなり古いみたいねえ」
 タマキもそれを覗き込んで首を傾げてそれだけ言ったところで、
 ウメナがニコっと笑って、
何も持っていない右手をまたあおむの方に向けたので、
 「くれたんじゃないだすな。
 返すだすよ」
と、
 あおむが言ってウメナにその小袋を返すと、
 ウメナは受け取った小袋を大事そうにポーチにしまうと、
 そのまま、キッチンへひとりで行ってしまったのだった。


 「何だすかな?
 僕らの話しに関係するものだすかな」
 「わからないわね。
 でも、ウメナが凄く大事にしてるのは間違いないわね。
 で、多分だけど、ウメナのあの感じだと、叔父様、大丈夫な感じよね」
 「そうだすけど、何故、空の小袋を見せてくれたんだすかなあ」
 「まあ、そのうちわかるわよ。
 それより、後は叔父様の検査の結果を待つしかないわね」
 あおむとタマキがそんな話しをしていると、
 「何、ふたりでこそこそ話してるの?
 叔父様に何かあったの?」
と、
 今度はサクラナが背後から二人に声をかけたのだった。

(続く)


syuusenジャニーズ派閥争い終戦?レイジー編「キムタ、嵐一の大根相葉に敗北」

2015-05-30 02:02:00 | 小説

syuusenジャニーズ派閥争い終戦?レイジー編「キムタ、嵐一の大根相葉に敗北」

大根同士なら若い方がいい?
なワケないか...
派閥争いが決着しただけ?

BY いまトピ

 


恥将語第?レイジー編「ggrksはまだ現役?使ってましたwww」

2015-05-30 01:59:33 | 小説

恥将語第?レイジー編「ggrksはまだ現役?使ってましたwww」

さすがにキボンヌ使う香具師はいないだろwww

 

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自称17歳擬声集!レイジー編「二回り鯖読むとはおぞましババア?」

2015-05-30 01:56:40 | 小説

自称17歳擬声集!レイジー編「二回り鯖読むとはおぞましババア?」

自称17歳被害者の会の結成はない?

ひぐらしって何年前のループアニメだよ!

って、これ全部知ってるキモヲタの方が怖い!

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侏儒の言葉?レイジー編「阿呆じゃないんだからもっと知恵を使えよ」

2015-05-30 01:54:33 | 小説

侏儒の言葉?レイジー編「阿呆じゃないんだからもっと知恵を使えよ」

絶対しないは「絶対する」の意味!

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オヤジ自覚法復習版レイジー編「若作りしてもコレやったらすべてパー」

2015-05-30 01:51:09 | 小説

オヤジ自覚法復習版レイジー編「若作りしてもコレやったらすべてパー」

外見だけ若作りしても、つい...!

歳鯖読みたいなら、さあ、復習!

って、最近、こういうオヤジ女も増えている!

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カミサン伝説?「謎の像103」

2015-05-30 01:41:24 | 小説

カミサン伝説?「謎の像103」


 すると、
 しばらくして、今度はマジメが手をあげたので、
彼女の母親がノートとペンを彼女に手渡すと、

 あなた、マジメの様子がまた変なんです。
 家に戻って来るなり、結婚前の自室に籠もってしまい、
そのまま出てこないんです。
 龍之介さんに事情を訊いてもいつもの感じで要領を得ないし、
 扉の外から二人で声をかけても、
 最初は返事をしなくて、あげくはパパを早く呼んで来てですって。
 出張中だとわかっているのに。
 あなた、お仕事中、悪いんですが戻ってきてマジメと話してくれませんか?

と、かなり長い文章を書くと、
 他の3人のうち、マジメの母親だけは感心したように、娘を見ていたが、
まだ、何か足りないのか、
 あおむとかおむの双子はその文章を見てから互いに顔を見合わせてから
揃って首を横に降ってから、また、考え込んでしまったのだった。

(続く)



新作ディープ(?改)レイカ編A98「知らない仲間と?」

2015-05-30 01:33:32 | 小説

新作ディープ(?改)レイカ編A98「知らない仲間と?」

 新作ディープ(?改)レイカ編46「もとめの選択」に続くA編です。

 
  「そうだ!
 オチタと永久は?」
 「ああ、あんたの意識が戻っていないときに
二人揃ってお見舞いに来てくれたわよ。
 ほら、そこのお花、二人から。
 あの子たちは何も知らないで良かったわね。
 でも、凄く驚いていて、
 あんたが意識を取り戻して話しができるようになったら連絡ください
って。
 だけど、あの子たちにはまだ連絡しないから。
 もとこのことは秘密だから。
 わかるわよねえ!」
 木太郎は実母の最後の言葉の後の今までと違う怖い表情を見て、
 もしかしたら、今度の事件は実父と警察が考えた陰謀ではないか
と勘ぐり始めていたのだった。

(続く)


新作ディープ(?改)「真の悪魔?と木太郎と永久の疑問」

2015-05-30 01:21:12 | 小説

新作ディープ(?改)「真の悪魔?と木太郎と永久の疑問」


 ホウセイの意見に対し、
 「最初に俺が言いだした意見を変えるようでなんだけど、
 もし、
 チウメちゃんも、
 もとこに脅迫されていたとするなら、
 アスカちゃんもそのことを知っている可能性があるんじゃないかな。
 まあ、もとめ先生がその事実を知らない
とアスカちゃんは思っていたかもしれないけどな」
と自分の疑問点を話すと、
 「いや、それはないと思う。
 真の悪魔がチウメちゃんで、
脅迫されていたネタが誰にも知られたくないものなら、
アスカちゃんも生かしてはおかないさ。
 彼女を犯人に仕立てても、
 その口から、
 チウメちゃんがもとこに脅迫されていたネタはバレるに決まっているからな。
 だから、
 そこは心配しないでいいんじゃないか?」
と、
 ホウセイが言うと、
 「それもそうだな。
 でも、
 その前提だと、
 アスカちゃんの立場からすると、
 チウメちゃんが、
 何故もとめ先生まで自殺させた、
と思い込めるのかな?
 ホウセイが話したとおりなら、
チウメちゃんがもとめ先生まで自殺させる動機はない、
と普通なら思うんじゃないか?」
と、
 永久が首を傾げながら話すと、 
 「うーん?」
と、
 今度は木太郎が永久の言いたいことがわからない
と言った感じで首を傾げながら鼻をひくひくさせた。 
 「言葉足らずだったか。
 要するに、  
 今までの前提だと、
 アスカちゃんから見れば、
 チウメちゃんが共犯になったのは、
 自分を脅迫していたもとこを殺すことに協力すること、
 もうひとつは
もとこがもとめ先生を殺そうと考えていたことに憤りを感じたことなんだから、
 チウメちゃんには何の悪意も感じてないハズなのに、
あんな態度をとって怒る程、チウメちゃんが故意にもとめ先生を自殺させた
と思い込めるのかな?
 そこが俺にはわからないんだ。 
 逆に、
 アスカちゃんがチウメちゃんにもとめ先生を殺す動機に思い当たるのであれば、
ああいう態度もよくわかるんだけどな」
 永久の疑問に対し、
 「永久、今ので、今回の二人のああいう態度がわかったよ。
 アスカちゃん自身は、
 最初はさっき話した二つの理由だけで、
チウメちゃんがもとこ殺しに協力した
と思い込んでいたんだろうが、
 もとめ先生が自殺したことを知った時点で、
 チウメちゃんがもとこを殺すのに協力した真の理由は、
 自分と同じように、もとこに何らかの理由で脅迫されていて、
しかも、そのネタをもとめ先生も知っていたに違いない
ということに気づいたからなんだよ。
 だから、
 アスカちゃんからすると騙されていたというか裏切られたというような気持ちで
あんなに怒っているわけさ。
 でも、
 自分も共犯者だから口にできないだけでな」
と、
 ホウセイが言ったのだった。
(続く)





新本編リメイク「束の間の笑顔とミカエルの仮面再び?」

2015-05-30 00:40:07 | 小説

新本編リメイク「束の間の笑顔とミカエルの仮面再び?」


 木太郎とあおむのやりとりを聞いていた、
 エイタは、
 あおむと木太郎の顔を見比べてから、
 「顔が下品だから怪しいか」
と笑いながら言った。
 「だったら、木太郎さんもだすよ」
 エイタの言葉を聞いて、さっきまでペコペコ頭を下げていたあおむは、
 その前に木太郎から言われていたクセにそんなことを言ったので、
 「バカヤロー!
 俺に少しくらい似ているからって、
 調子に乗るな!
 顔が下品かどうかは性格から出てくるもんなんだよ!
 とにかく、
 こいつは怪しいから、
 ここに縛っておいてこうぜ」
と、
 木太郎は鼻をひくひくさせながらムキになってそう言ったのだった。
 「おー、すまんだすよ。
 売り言葉に買い言葉ではないですから、許してくれだすよ」
 あおむは木太郎に向かって、
また、ペコペコ頭を下げ始めたが笑顔だった。
 「こいつらがいると、
 本当はとんでもなく怖ろしい状況にいることを忘れるな。
 まあ、
 とにかく、
 あの木まで行こうぜ。
 あおむの処分はそれから考えよう」
 いつきがにやにやしながら、あおむと木太郎の顔を順に見て言う。
 「処分保留なら、いいや」
 「処分保留だすか」
 木太郎とあおむは、
 そんなことを言った後スコップで前に落とし穴がないか
を確認しながら既に歩き出している、いつきの後を追ったのだった。
 そして、
 目標の木に近づいたとき、
 あおむが、
 その木の下を指差して
 「まただすよ」
と言ったのだった。
 「ふーん。
 今度はミカエルの仮面だけが、
 あそこの木に掛けてあるな」
 いつきがあおむの指差した方向を見て行った。
 すると、
 エイタが、
 最初に見つけた木と、
 あおむが指差した木、
 それから、
 爆破された木を交互に見て、
 「もしかすると...」
と言って腕を組んで黙り込んだ。
 それを見ていたあおむが、
 「ありえるだすなあ」
と、
 あおむがエイタの考えていることを理解したように呟いたので、
 「あおむ、
 何がありえるんだ」
と、
 木太郎が鼻をほじりながら言った。
 いつきも、
 「そういうことは可能なのか?」
と呟いたまま、
 そこで立ったまま、腕を組んで考え始めた。
 「なんだよ!
 3人とも何かわかったのかよ」
 木太郎は、
 鼻をひくひくさせながら、
 不満そうに、
 そう言うと 
 あおむが指差した方向にある木に掛けてあるミカエルの仮面をじっと見て、
 いつきを真似するように、
 3人が何に気づいたのか、
 腕を組んで考え始めたのだった。

(続く)