新作ディープ(?改)「信じる?」
第一話は下記から始まります。
新作ディープ(?改)「プロローグ1」
グーさん以外に最初の方は保管済みです。
「キモ男三人衆セカンド、変態黒女教師と永久屋敷の呪い?」
5人はそっと207号室へ移動した。
しかし、誰もいなかった。
5人は207号室を出て、
先ほど人の声がした205号室の前に行く前に、
「よし、あそこであいつらを信じて交渉だ」
いきなり、おちたが小声で言う。
「ああ」
「そうねえ」
「こっちが信じないとね」
「ちょい、待ち」
木太郎が異議を唱える。
「水さすなあ」
「いいから、一旦もとこの部屋に戻るぞ」
木太郎は、
小声でそういうと、
いやがるみんなを無視するように、
さっさともとこの部屋に入る。
4人も渋々もとこの部屋に戻る。
木太郎は素早く鍵を閉めるとため息をついた。
「一つだけわからないことがあるから、
ここで相談したいんだ。
あの部屋はレイカの部屋だ!
何故、あいつらはレイカの部屋に隠れたんだ?
レイカがあの部屋の鍵を持ってるんだぞ。
しかも、
もとこの部屋に近いんだぞ。
もとこを怖れるなら、
1階の他の部屋に隠れた方が安全じゃないか」
「そう言われれば、そうねえ?」
「レイカが犯人じゃない
と思ってるんじゃないか?」
「他の部屋だと隠れる意味ないからじゃないか?」
「レイカを犯人だと思って、
逆をついたんじゃないか」
「でも、
もとこを怖れているって話しじゃなかったか?
レイカの部屋はもとこの部屋の前だぞ、
もとこが怖いならやっぱり怖いぞ!」
「うーん、わけわからないよ。
実際、
さんざん考えてわからなかったから、
行動に出たんだろう。
木太郎話しをややこしくするなよ」
「そうよ」
「行くしかないわよねえ」
「そうだよ。
あいつらを信じるしかない。
違ったら、
俺がやられてやるよ。
行こう!」
おちたの力強い言葉に木太郎以外は頷いた。
(続く)
第一話は下記から始まります。
新作ディープ(?改)「プロローグ1」
グーさん以外に最初の方は保管済みです。
「キモ男三人衆セカンド、変態黒女教師と永久屋敷の呪い?」
5人はそっと207号室へ移動した。
しかし、誰もいなかった。
5人は207号室を出て、
先ほど人の声がした205号室の前に行く前に、
「よし、あそこであいつらを信じて交渉だ」
いきなり、おちたが小声で言う。
「ああ」
「そうねえ」
「こっちが信じないとね」
「ちょい、待ち」
木太郎が異議を唱える。
「水さすなあ」
「いいから、一旦もとこの部屋に戻るぞ」
木太郎は、
小声でそういうと、
いやがるみんなを無視するように、
さっさともとこの部屋に入る。
4人も渋々もとこの部屋に戻る。
木太郎は素早く鍵を閉めるとため息をついた。
「一つだけわからないことがあるから、
ここで相談したいんだ。
あの部屋はレイカの部屋だ!
何故、あいつらはレイカの部屋に隠れたんだ?
レイカがあの部屋の鍵を持ってるんだぞ。
しかも、
もとこの部屋に近いんだぞ。
もとこを怖れるなら、
1階の他の部屋に隠れた方が安全じゃないか」
「そう言われれば、そうねえ?」
「レイカが犯人じゃない
と思ってるんじゃないか?」
「他の部屋だと隠れる意味ないからじゃないか?」
「レイカを犯人だと思って、
逆をついたんじゃないか」
「でも、
もとこを怖れているって話しじゃなかったか?
レイカの部屋はもとこの部屋の前だぞ、
もとこが怖いならやっぱり怖いぞ!」
「うーん、わけわからないよ。
実際、
さんざん考えてわからなかったから、
行動に出たんだろう。
木太郎話しをややこしくするなよ」
「そうよ」
「行くしかないわよねえ」
「そうだよ。
あいつらを信じるしかない。
違ったら、
俺がやられてやるよ。
行こう!」
おちたの力強い言葉に木太郎以外は頷いた。
(続く)