レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新「ミケーレの蒼き仮面」第二章41

2015-01-16 08:46:29 | 小説

新「ミケーレの蒼き仮面」第二章41



 「私から見れば、
 そこで寝ている妖精以外はみな化け物です」
 「妖精?」
 「さっきは化け物だと言ってたじゃないか?」
 「ここにもう妖精がいるはずはないので、
よく見るまではそう思い込んでいただけです」
 「肺女ハイジが?
 妖精で俺たちが化け物だってさ」
 アニーが呆れたように言って、
 ラーメンの方を見ると、
 「こちらのお方が、
 あの肺女様なんですか?」
 「おまえ、
 えーと、ぺーだっけ、
 肺女を知ってるのか?」
 ラーメンが訊く。
 「知ってるも何も、
 多分、私の祖母ですよ」
 「祖母?」
 「はい。
 と言っても、
 母の母じゃないんですけどね」
 「よくわからねえ奴だな」
 「そりゃ、化け物にはわからないでしょうねえ」
 「なんだと!」
 ラーメンが思わず凄む。
 「いえ、すいません。
 でも、
 何で、昇天した肺女様がこちらに?」
 「ということは、
 ここはあれからだいぶ先の世界だな」
 「そうだね」
 ラーメンとアニーは顔を見合わせた。
 「えっ?」
 ペーはそれだけ言う。
 「こっちの話しだ。
 で、この中途半端な森に人間はいないのか?」
 「人間? 何です? それ?」
 ペーは人間の存在を本当に知らないようだった。

(続く)


謎のズラヅラ仮面銃一「マヌケな嘘つきズラヅラ仮面?天下の三田?スラマー低脳対決?決着す?」

2015-01-16 08:08:03 | 小説

謎のズラヅラ仮面銃一「マヌケな嘘つきズラヅラ仮面?天下の三田?スラマー低脳対決?決着す?」


 はーちが正解だ!
 ほら、あとふたつだよ!
 いや、2秒だよ!

 きゅう?
 OK!

 ほら、びびるなよ!
 最後のカウント!
 江戸っ子なら思い切って言え!

 じゅう?
 銃?
 ゴウカーク!

 では、こちらも解答を、
 ごカイチーン!
 黒亀こんにちわ!

 なんて、嘘!
 条件は、
 プラチナズラヅラ仮面になりたいだろ?
 スラマーの考えることはわかるさ!
 後から来た成金たちが羨ましかったんだろ!
 キンキラ金がなあ!

 おっ、
 素直に頷いたな!
 
 ただし、
 こちらにも条件がある!

 えっ?
 何故?
 当たり前だろ!
 交換条件出してきたんだから、
 反対条件だすのが、
 江戸っ子の常識!
 きさま、スラマーといえど、
 江戸っ子だろ!
 男らしく条件飲め!

 考えたい?
 よかろう!
 同じ十秒だけ与えよう!
 同じ条件だ!
 いいな!

 よし!
 ウーノ!
 えっ?
 江戸っ子ならいちだろ?
 バカヤロー!
 この俺様はイタリアーノ!
 だが、
 言葉がわからねえだろうから、
 いちから始めよう!
 いち、
 に、
 さん、
 し、
 ご、
 ろく、
 ひーち、
 えっ?
 早過ぎ?
 しょうがねえな!
 目を瞑れ! 
 それなら、 
 いちから数え直すぞ!
 いいな!


「そして3人しかいなくなった?」681

2015-01-16 07:45:02 | 小説

「そして3人しかいなくなった?」681


 「マイケルのバカ野郎!
 何でここに来たんだよ!」
 こけた状態のまま、ジョンはマイケルにバカにされて腹をたてたのか、
 また、ジョリーかタケルに怒られることも考えずにムキになって大声を出すと、
 「相変わらず、マヌケだな!」
と、
 マイケルが言ったところで、
 ジョリーが二人を叱りつけようとしたところで、
 エミがにこにこしながら、
 「マイケルおにいちゃん、解読作業の邪魔だから
 あたしがポンと話して一緒にここに遊びに来たの」
と、
 信長の提案だということは言わずにそう言うと、
 「そうか!
 タケルおにいさんも、ジョリーもいないから、
調子に乗って解読作業邪魔してたのか!
 バカはおまえだろ!」
と、
 ジョンが大声で言ったところで、
 ジョリーがそんなバカな二人にブチ切れたのか、
 「二人とも、
 すぐそこで正座しなさい!
 喧嘩はしないって誓ったでしょう。
 それから、
 マイケル、
 どんな邪魔したのよ!」
と、
 二人を怒鳴りつけたので、
 こけていたジョンは
しびれがまだ残っているのかマヌケな格好で、ゆっくり正座し、
 マイケルはジョリーの目つきにびびったのか、
 すぐに毛布に変身した毛布から飛び降り正座して、
 「ちょっと大声だしただけで、そんなに邪魔してないよ」
と、
 小声で同じように毛布から降りたエミをちらちら見ながら、
そんな言い訳をしたのだった。
 すると、
 タケルが、
 「エミちゃん、こいつ、どんな悪さしてたんだ?」
と、
 毛布から降りて、元の姿に戻ったポンを抱いて、にこにこしているエミの頭を撫でながら
そう訊いたのだった。


 その頃、
 白猫たちの解読作業は、
やはりマイケルがいちいち大声を出して確認していたのが邪魔だったのか、
 「もう少しですね」
と、
 白猫が言うくらい、もう終盤まできていたのだった。


(続く)
 


サクラナ外伝フォー「ユリカの化身説?」

2015-01-16 07:36:23 | 小説

サクラナ外伝フォー「ユリカの化身説?」


 そして、
 しばらくすると、
 タマキが店に出ると言い出すと、
 サクラナも先程の話しをする口実だ
とすぐに直感し自分も行くと言いだした。
 あおむは、
 「僕は今日休むだす。
 最近、朝、早かっただすからなあ」
と、
 ソファーの上でテレビを見ながら言うと、
 「ママ、鉄板」
とだけ言って、
 同じく疲れているはずのウメナが二人について行く
という仕草をしたので、
 タマキはウメナも芝居に協力したことなどもあり、
 「じゃあ、ウメナ、疲れていて悪いけど手伝いに来てくれる。
 あおくんは留守番しててよ。
 百合さんからもし連絡あったらすぐあたしの携帯に電話してよ。
 多分、その前にあたしに連絡くれるとは思うけどね」
とあおむに言うと、
 「さあ、行きましょう」
と言って、
 相変わらず呑気そうにしているあおむを残して、
 3人でマンションを出ていったのだった。


 3人はマンションの部屋を出てエレベータを降りて
そのマンションの玄関まで出たところで、
 「喫茶店の方がいいわよねえ」
と、
 サクラナが言うと、
 ウメナが、
 「百合、ユリカ!」
といきなり言いだしてから、タクシーを呼ぶときの仕草をしたのだった。
 すると、
 タマキも百合はユリカの化身だとウメナと同じように考えていたのか、
 「ウメナもそう感じたの?
 で、どこにタクシーで行くの?」
と、
 ウメナに訊いたのだった。

(続く)


早熟美形女タレント!レイジー編「10年後には超絶劣化?も旬なら日本人勝てませぬ」

2015-01-16 02:00:49 | 小説

早熟美形女タレント!レイジー編「10年後には超絶劣化?も旬なら日本人勝てませぬ」

ハーフの劣化速度は子役を超える?

デブ化が骸骨化はほぼ確実?

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どブサ女お笑いコンビ!レイジー編「どブサだから生き残れるという逆説!」

2015-01-16 01:57:28 | 小説

どブサ女お笑いコンビ!レイジー編「どブサだから生き残れるという逆説!」

どブスに生まれておめでとうございます!


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BY NTTドコモみんなの声




hasanお倒産ラッシュ?エロHKも5年で?レイジー編「と言わずにエロHKさんは明日でも倒産してちょ!」

2015-01-16 01:54:19 | 小説

hasanお倒産ラッシュ?エロHKも5年で?レイジー編「と言わずにエロHKさんは明日でも倒産してちょ!」

エロHK潰すにゃ、刃物はいらず、
スクランブル放送にするだけでいい!
ちなみに17位にあります。

BY いまトピ

 


自慢比べ!レイジー編「人気者は絶対しないこと!嫌われ人の典型話し」

2015-01-16 01:51:16 | 小説

自慢比べ!レイジー編「人気者は絶対しないこと!嫌われ人の典型話し」

残念ながら、どこに行ってのひとり以上は必ずいる...
本人に自覚がないのがまず痛い!

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どブス以上のブス女!レイジー編「おい、そこのどブス、で振り返らないのが憎々しい!」

2015-01-16 01:48:28 | 小説

どブス以上のブス女!レイジー編「おい、そこのどブス、で振り返らないのが憎々しい!」

見た目が美顔でナイスボディだと、
ある意味、男にとっては最悪の女かもしれない...

 

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見飽きた漢字NO1!レイジー編「とっくに過ぎた年末年始限定!」

2015-01-16 01:45:16 | 小説

見飽きた漢字NO1!レイジー編「とっくに過ぎた年末年始限定!」

こんなつまらないアンケに多数の回答とは、
あら意外で記事埋め!
問題はすりかえましたあ...

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    寿

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音釣り料理?レイジー編「ニオイも忘れずに!幽霊料理でも溺れ料理でもありません」

2015-01-16 01:42:01 | 小説

音釣り料理?レイジー編「ニオイも忘れずに!幽霊料理でも溺れ料理でもありません」


どれも今一だなあ...

 

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カミサン伝説19「身代わりの像編第二部11」

2015-01-16 01:29:58 | 小説

カミサン伝説19「身代わりの像編第二部11」


 あおむがそんなことを言ったのは、
 龍之介にとって
 一番大事な人がマジメであることは間違いない
と確信していたので、
 二人の龍之介があおむの言ったとおりにすれば、
 身代わりの像の効果で、
 どちらもマジメに変身するのではないか
と思いついたからだった。
 だが、 
 予想に反しいっこうに二人の龍之介があのマジメに変身する気配がなかったので、
 「おい、こら! 龍之介!
 もっと真剣に考えるだす!
 二人とも本物なんだすよなあ!」
と、
 大声で正座している二人の龍之介を怒鳴りつけたのだった。

(続く)


新作ディープ(?改)レイカ編A50「共犯者1名確定?」

2015-01-16 01:17:45 | 小説

新作ディープ(?改)レイカ編A50「共犯者1名確定?」


 新作ディープ(?改)レイカ編46「もとめの選択」に続くA編です。
 
 
 「いえ、それはまだです。
 何せ、元が極秘なものですからおおっぴらには、
 ですがそちらは少人数でやってはおります」
 深海は先程慎重を期すために、
 つい、
 「はずです」
と答えたがために木太郎の怒りをかったので、
 今度はこういう答え方をしたので、
 「ならいい!
 だが、早くしろよ!」
と、
 木太郎は先程のように怒ることはなかった。
 そして、
 「深海、亀山を拘束しろ!
 できれば、早めに意識を戻して自白させろ」
と命令するように言ったのだった。
 「そこは私にもわかっております。
 き、いえ、彼が共犯者のひとりであることは間違いございません」
と、
 状況から例の薬に細工を出来たのは木太郎と亀山しかいなかったので、
木太郎の可能性を完全には否定できないが、
それを口にするとまた怒鳴られると思ったか、
 深海はそんな言い方をした。
 すると、
 ホウセイが、
 「深海さん、
木太郎を共犯者から除外した理由をお答えいただけますか?」
と、
 木太郎がその場で怒りそうなことを平然と訊くと、
 木太郎は怒ることなく、
 「そうだ!
 何故、俺を除外した?
 理由を言ってみろ」
と、
 深海には答えようがないはずなのに、
敢えてホウセイの質問にのったようなことを言って深海の目をじーっと見たのだった。

(続く)


 


新作ディープ(?改)「次は木太郎の推理」 

2015-01-16 01:06:18 | 小説

新作ディープ(?改)「次は木太郎の推理」 



  「木太郎、今までこんなに苦労していろんな話しを聴いてきたのに、
そんなに簡単に犯人がわかったのかよ」
と言って、ホウセイが疑わしそう目で木太郎を見ると、
 「ホウセイ、そう言わずに木太郎の推理を聞いてから判断しようぜ」
 くそたが笑いながら言うと、
 木太郎はまた鼻をほじった後、自分の推理した結果を話しだした。
 「俺もホウセイも、今回の件は単独犯という思い込みがあったから、
これまで苦労して推理に行き詰まっていたんだけど、
くそたが考えたように、もう一人共犯というか、
協力者がいるなら話しは簡単なんだよ。
 で、早速、その二人のことを話すぞ。
 まず、ある人物は俺たちや永久のように、
もとこの部屋の前を通ったときに、
もとこの話し声を盗み聞きして、その恐ろしい計画に気づいてしまった。
 そこで、
 くそたの考えのように、そのことをもうひとりのある人物に相談した。
 そこで、二人が話し合った結果、まず、もとこが持っているであろう凶器を探し出し、
それを取り除こうとし、もとこの部屋に行って、凶器となりそうなものを見つけた。
 多分、実際にもとこの部屋に入ったのは一人で、
 もう一人が見張り役だったとは思うけどな。
 で、見つけて持ち出した凶器は例の本物のナイフだったが、
 そのうちの一人が、
既にそのナイフにそっくりなアスカちゃんの演劇用のナイフを目撃していたので、
 そのことと、チウメちゃんが、アスカちゃんのナイフにそっくりなナイフを部屋に置いてあることを知っていたので、
もう一人の人物に話した。
 そこで、
 二人は、いろいろ話し合った結果、
そっくりな二つのナイフをすり替え合宿最後の日に、
 もとこが実際にそのナイフを使って犯行に及んだ時点で、
 正当防衛で、
もとこを殺す計画を立てた。
 だが、俺たちが先にもとこの計画を知り、もとこを縛り上げたので、
 二人はそれ以上何もできなくなった。
 これがナイフすり替えの真相さ。
 さて、
 問題の二人の人物だけど、
 俺が考えたのは、
 一人は、もとこの部屋に入っても不自然ではなく、
 また、俺たちが見つけられなかったナイフを簡単に見つけられた人物で、
かつ、最悪、もとこを殺すことに躊躇を覚えなかった人物だ。
 そして、
 もう一人は、もとこの計画を盗み聞きした人物で
チウメちゃんが偽物のナイフを部屋に置いていること
を知っていた人物なんだ。
で、
 その二人の人物なんだが」
と、
 木太郎がそこまで話すと、
 「そうか! あの二人だったのか」
と、ホウセイは木太郎の話をそこまで聞いた時点でそうつぶやいた後、
 「そうなら、
 うーん?
 木太郎、
 くそた、
 くそたはまだその二人の人物が誰かわかってないかもしれないが、
 この段階で、俺から提案したいことがある」
と言って、
 木太郎とくそたの目を交互に見たのだった。

(続く)


本編リメイク「迫る炎と逃走場所」

2015-01-16 00:42:04 | 小説

本編リメイク「迫る炎と逃走場所」


 木太郎は、
どうにかエイタとあおむを拘束している紐をほどいた。
 エイタとあおむはまだしびれている足をひきづりながら、
 いつきを一緒に抱きかかえると逃げ場所を探した。
 「うーん。露店風呂だすかな」
 「炎は上に行くから2階は危ないしなあ...」
 エイタとあおむが迫る炎の中でそう言ってると、
 木太郎が、
 「地下はどうだ?」
と言いだしたのだった。
 「炎は上に行くはずだから、
 たしかに安全だすが」
 「一階が燃えて、
 天井が崩れて来ないか?」
 「地下は、
 核シェルターみたいな構造だろ!
 それに、
 露店風呂に逃げても、
 その先はどうするんだ?
 回りは鉄柵だぞ!
 それに、
 この火の勢いじゃ、
 お湯が沸騰するぞ」
 木太郎は気絶していた割には意外にも冷静だった。
 木太郎のことだから気絶していたフリをしていたのかもしれない
と思わえるくらいの冷静さだった。
 二人もそのことに気づいたのか躊躇していると、
 「じゃあ、俺だけ、地下へ行く」
 木太郎は一人だけ時計裏からの地下の入り口に走っていってしまった。
 「どうするだすか?」
 「木太郎について行くしかないな」
 あおむの言葉に、
 エイタがそう答えたので、
 あおむは仕方なく、
 エイタと二人で、
 いつきをひきづるようにして木太郎を追いかけたのだった。

(続く)