大分・宇佐市のさとう有機農園

夏:きゅうり、ピーマン、トマト、ナスなど15品目
冬:ほうれん草、ブロッコリー、キャベツなど20品目

春、来ちゃいました。

2014-03-17 22:26:03 | 今日の作業

こんにちは、研修生のイクオです。

こちらは日中の気温が20度近くなり(朝は相変わらず寒いですが)、いよいよ春めいてまいりました。

あちこちの花が爆発的に咲き誇っております・・・。

そんな中、3月13日に蒔いたオクラ(グリーンソード、エメラルド両方)の芽が出てました!

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電熱線の温床パワーの力もありますが、意外と早いんですねぇ。

今日はズッキーニ(品種:ダイナー、オーラムの2種)の種まきを行いました。

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蒔いてるところを撮るのを忘れました・・・;

種が大きくて非常に蒔きやすかったです(レタス類やタァサイと比べると特に!)。

割と早くに芽が出るそうです、楽しみっす。

そして今大急ぎで行っている作業がこちら↓

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人参収穫っ!

ここ最近一気に暖かくなり、植わったままだとアッと言う間に花芽ができてしまうので、片っ端から引っこ抜いております。

というわけでして、人参はたくさん出荷できますよ・・・!

最後にこちら↓

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夕方に撮ったのであまりキレイに撮れなかったのですが・・・。

多分さつま芋畑だったと思うのですが、畝の上にホトケノザがキレイに花咲かせておりました。

なんかちょっと花畑みたいですよね(笑)

それではまたノシ

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近況

2014-03-15 21:00:34 | 出来事・イベント・農園お知らせ等

こんにちは、研修生のイクオです。

いよいよ佐藤農園も出荷出来る野菜が限られてきました。

現在出荷可能な野菜は、春菊、菜花、キャベツ、ブロッコリー(枝芽)、カリフラワー、人参 以上の6種類になります。

キャベツですが、寒玉に加えて春キャベツが獲れ始めました。

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ただ今年は低温や雨続きの天候の影響か、病気にかかるキャベツが多く、収量が例年より落ち込む可能性があります。

上に挙げた野菜達も、気温がグッと上がると一斉に花開くため、タイムリミットは近そうです・・・!

さて、佐藤農園では3月13日から今日にかけて、オクラといんげんの種まきが行われました。

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いんげん(品種:いちず)

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オクラ(品種:グリーンソード、エメラルド(丸オクラ)の2種類)

オクラは今まで作っていなかった(ずっと以前は作ってたかも?)ので、今年はチャレンジの年になります。

直播でも十分作れる野菜だそうですが、何せ初の試みなため、今回は堅実にポットで育苗した苗をメインにすることになりました。

直播も行う予定です(4月以降の気温が暖かくなった頃を予定しています)。

去年僕は自家製オクラ(20本くらいしかありませんでした(笑))のミラクルを目撃しているので、大量に作った場合どういう感じになるのか超気になってますd(^o^)

それでは今日はこのへんで~ノシ


鉢あげ

2014-03-09 21:20:16 | 今日の作業

こんにちは、研修生のイクオです。

佐藤農園では今日から、セルトレイor育苗ケースで育ててきた苗を1つ1つ育苗用ポットに移し替える【鉢あげ】と呼ばれる作業がスタートしました。

今回はトマト(品種:桃太郎8、種から育てた自根苗です)で行いました。

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今年の苗はかなり大きく、良い苗だそうです。

ポットに植えかえる際に必要な土ですが、これから春の定植期間まで苗のベッドになるため、鉢あげ専用の土を用意します。

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田んぼの土、赤土、前年の踏み込み温床からできた堆肥、ぼかし等の肥料少々・・・これらの材料を混ぜ合わせ、少し寝かせたものですね。

鉢あげの手順は、

①セルトレイor育苗ケースから苗を取り出し、一つ一つバラしていく。

※根を切り離す作業でもあるため、慎重に且つ手早くやる必要があります。僕は「ほどいていく」イメージでやってます。

②植え替え用のポットの底に粗めの土(粗い方が根が伸びやすいそうです)を少し敷く。

③苗をポットに入れ、鉢あげ用の土を根に被さる様にポットの8割程度入れる。

④指でポットの土を上から押さえる。

※野菜によって力加減を変えます。

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これを繰り返し、出来上がったものを踏み込み温床に並べて水を与えます。

③と④はかなり絶妙なテクニック(文章にするのは難しかったです、すみません・・・)が必要になります・・・早く身につけたいっす。

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これが完成系なのですが、右と左、ポットの色が違うのがお分かり頂けるかと思います。

実は佐藤農園では今年、セルトレイで育苗したもの、育苗トレイで育苗したもの、培土100%のもの、培土に腐葉土を混ぜ込んだもの、以上の条件を各野菜で行い、成育の違いを見る という試みを行っております。

そのため鉢あげ後も識別できるよう、ポットの色を変えているんです。

今のところ成育にはそれほど差が見られないように思います。

腐葉土入りのものが根の張りが少し良いかも?くらいですね。

これから変化するのかしないのか・・・ちょっと楽しみですね。

僕ら研修生にとっても非常に勉強になる試みだと思います。

それではこのへんで~お疲れさまでした^^ノ


スナップエンドウの誘引

2014-03-08 21:12:42 | 今日の作業

こんにちは、研修生のイクオです。

最近はまた冷え込んできましたが、梅やさくらんぼ(ソメイヨシノじゃないやつです)、獲り損ないの各野菜の菜花が開花したりしてだいぶ春っぽくなってきました!

そして冬の間畑で寒さを耐え忍んできたスナップエンドウもここ最近で急激に大きくなってきました。

ネット張りも無事終わって苗も大きくなったため、今日はスナップエンドウの誘引作業を行いました(まだ未完ですけどね(^^;))。

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↑園主、としのりさんが誘引を行っているところです。

スナップエンドウはツルがなかなか上に伸びず、巻きつく力も弱いため、写真のように半ば強制的にテープナーと呼ばれる道具(ヒモでもいいのかも?)でネットに固定する必要があります。

こうすることでツルが巻き付きやすい状態になるんですね。

余談ですが、なぜスナップエンドウは初冬に種を蒔き、越冬させるのか・・・その理由を佐藤農園で研修されていたじゅんさん(潤一郎さん)から勉強させて頂きました。

スナップエンドウは冬の間は寒さで地上部はほとんど成長が止まりますが、その分地下部・・・根をどんどん伸ばします。

そして気温が暖かくなった瞬間に育った根が養分、水分を一気に吸い上げ、爆発的な成長を遂げるんです!

確かに去年、小さかった苗がアレ!?っと思ううちにガンガンデカくなっていったのを覚えています。

あまり深く考えていなかったので、かなりの衝撃でした^^;

今回はちょっとした疑問や興味、違和感などを追及したり、聞いてみたりすることで新しい発見ができるんだということ、普段何気なく行っている事にも意味があることを学びました。

これだから農業は面白いのだ・・・!

それではこのへんで!また会いましょう~ノシ