大分・宇佐市のさとう有機農園

夏:きゅうり、ピーマン、トマト、ナスなど15品目
冬:ほうれん草、ブロッコリー、キャベツなど20品目

踏み込み温床。

2007-02-20 20:25:02 | 今日の作業

少しずつ春夏の準備が進んでおります。

ナス、ピーマン、トマトの種を播きました。順調に芽吹いております。

踏み込み温床を作り始めました。

Farming03

こんなふうに板で囲ったスペースの中に裁断機で細かく切ったワラを敷き詰めます。佐藤農園ではそのワラに米ヌカを振りまきます。

そして、放水しながらギュッギュッと踏み込んでいきます。

Farming04

ワラを踏みこんだ後、その上から枯葉をふりまきました。

枯葉は彼岸桜、松、プラタナスなどなど。

Farming02

こんな枯葉。桜の枯葉はとてもいい香りがします。

この上から、さらに米ヌカを混ぜたワラを踏み込み、そしてもう一段枯葉を振りまき、最後にもう一度ワラを踏み込みます。

この時期の温床は長期間に渡って熱を保ってもらうために、間に2段も枯葉層をつくわけです。有機物が微生物のエサとなり、エサを食べる微生物の活動エネルギーが温床の熱になるわけですね。踏み込み温床は嫌気性発酵なので高温にはなりませんが、数日経つとホンワカ暖かい床が出来上ります。

昨年僕はこの温床の上で昼寝したことがありますが、とても気持ちいいものですよ。

さらにこの温床、一年後には良質の堆肥として活躍してくれます。優れものですね。昨年つくった温床が今年の堆肥になるわけですけれども、丸々と太ったカブトムシの幼虫がたくさんいました。

若苗をじっくり大事に育てるユリカゴは、自然界の生きものにとっても過ごしやすいのですね!

(じゅん)


すでに飛んでいますよー。

2007-02-12 18:37:06 | 今日の作業

花粉が飛んでいますね、マスクや薬などの準備はもちろん必要ですが、何より大事なのはじっくりと時間をかけての体質改善策を講じること。まともな食生活を心がけたいものですね。

僕も早く体質を改善したいものです…。

今日は出荷量がそう多くなかったので、育苗培土をつくるためのスペースを確保するため育苗ハウスの横にボーボーに生えていた草やほったらかしにされてた育苗トレイなどを片付けました。

なかなか片付ける機会が取れない(言い訳?!)ので良かったです。これであとはいい天気の日を待つばかり!

明日はトマトの種まきです。うまいんだ、これがまた。

Ume

梅の花が咲いていました。

桜もキレイですが、梅のほうが情緒豊かだと思えるのは僕だけでしょうか?桜の名所で育ったせいか、桜は見飽きるほど見てきたことも理由にあるのでしょうけど、梅はポツポツと控えめに咲いているところがいいです。

キレイですね!

(じゅん)


春夏への準備開始!

2007-02-07 20:40:37 | 今日の作業

先日、育苗ハウスのビニールをようやくはり終えました!

そして、ハウス内には育苗ベッドも作成。

苗箱2箱ぶん×8箱ぶんのスペースを、ビニールを巻き付けた木板で囲って、さらに地面にはもみがらを敷き、そして電熱線を設置してのベッドです。当然外気の流入・流出による温度変化をなるべく避けるためのトンネルも。

熱をもったホカホカの地面で、春夏作の野菜もすくすく大きくなってくれることでしょう。

そのうちワラを使った踏み込み温床もつくる予定です!

と、いうわけで本日は

Farming01

種を播きました!

先陣切るのはナス、ピーマンです。今年はパプリカ(レッド・イエロー)も少々。

これからが楽しみです!

(じゅん)