Oregon on The Breeze ~ サトリの森

Yaplog時代のブログをこちらへ引っ越ししました。

シャイロ・シェパートとは?まとめ 1<サトリ>

2017-09-19 15:50:17 | シャイロ・シェパード/Shiloh Shepherd
この記事を書き始めるのに、かなりの時間がかかってしまいました。
完結は簡潔にしようと思ったけれど、やっぱり長くなるので二つに分けます。

犬を飼おうかな?と思ったらどうしますか?
ペットショップへブラッと行ってみる?
保護犬を探す?
ネットや本でチェック?

私もそうでした。運動量は?犬種の特徴は?大きさは?と色々知りたいこと出てきますよね。でも、実際に飼うのと、本やネットで調べた通りだった!と言う事は少ないのではないでしょうか?犬種としての特徴が如実な個体もあれば、そうでない個体もあるし、又は、それぞれの犬種の情報について書いた人たちは、何を根拠にして書いているのか?と疑いたくなるようなのもあります。

特にシャイロ・シェパードは、日本ではまだまだ珍しい犬種です。実際に、飼った人、出会ったことある人は少ないと言ってもいいと思います。
この記事を書くにあたって、色々なサイトを見ていたのですが、あるブログには、
『別名:シーロー・シェパード』とありましたが、『別名』はありません。
英語では
<Shiloh Shepherd>
日本人独特の”R””L”の区別がつけにくい発音だとしても、『シャイロ・シェパード』と言えばわかってくれると思います
『シーロー・シェパード』ではそんな犬種があるんですか?と質問されるかもしれません、。
また、『作出目的』の所に、『警察犬』』と言うのがありましたが、創始者のティナの記述には、『警察犬』と言うのは書いてなかったように思います。
毛のタイプについても書いてありました。
『被毛には、スムースとロングの2つの被毛のタイプがありますが、ワイアーの個体もいて、全ての被毛のタイプのシャイロ・シェパードがいます。』
これも同じく、ティナのサイトには、プラッシュ(ロング)とスムーズ(短毛)の2種類があると書いてあったはず。でも、最近のシャイロはワイアもあるのか?とびっくりして、友人のシャイロブリーダーに尋ねたら、
「突然変異なら考えられるけど、シャイロ作出にあたって、ワイアコートの犬種は入っていないはず。」
「それはスタンダードじゃない。」
と言う返事でした。プラッシュタイプのサトリ
そんな風に「犬種図鑑」みたいなのは、単にそこらの資料を基に作られているのだろうと思わざるを得ないことが多い。
実際にその犬種と暮らしている人からのアンケートみたいなのは取っていないだろうと言うのは明らかですよね。
そう言う意味で、ペットショップで子犬を求めるのではなく、信頼できる、又は評判のいいブリーダーから子犬を譲り受けるのが安全だと私は思います。ペットショップの従業員が、自分の所で置いている犬種すべてについて明るいとは思えないし。
そんなんで、たまたま見つけた犬種紹介のサイトに載っていた、『シャイロ・シェパードの特徴』を例にして、考えてみたいと思いました。

それがこれです。肉球の数が多ければ、その項目の特徴により近いと言う事だと思います。
ここではあくまでも、私がサトリとの生活の中で経験したり、感じた事を独断と偏見で書いていること、ご了承ください。
それにならって『うちのシャイロ・シェパード適性度』を作成してみました。
どうでしょうか?シャイロは飼いやすい犬種か否か・・・。項目ごとに簡単に説明させて頂きますね。
同調性: 他の者に調子を合わせるかと言う事ですよね。
はっきり言って若いころのサトリは、同調性ありませんでした当時は、正社員で働いていた私より、教職をして早く帰っていたサトレラパパが社会化を兼ねて散歩や犬仲間と会ったりしてくれてましたが、色々な場面でかなり抵抗する態度を見せていたようです。でも、10歳を過ぎてからのサトリは山羊ともニワトリとも上手くつきあってましたよ。
なつきやすさ:元々ジャーマン・シェパードは他人に愛想がいい犬種ではないそうですが、シャイロもその傾向あります。サトリは、うちのターニャのように、人を見ればバタバタちぎれそうなほどに尻尾をふるわけではない。だからと言って、キャスのように人見知りをするわけでもないです。とりあえず、そばに行くし、撫でてもらうけど媚びはうらないって言うんでしょうか?気位が高いと言うんでしょうか?
家族にはもちろん深い愛情を持ってなついてくれますが、レイラが家に来るまでのサトリは結構、クールで単独でいる方が好きだったように思います。
でも、家族は何してもOKのサトリで、とっておきの顔も見せてくれましたサトリ得意の「チャウチャウ顔」マッサージだと思ってたのか、気持ちよさそうでした
留守番可能度:よくこの意味がわかりませんが、これは飼い主さん次第ではないでしょうか?子犬の頃にちゃんとしつけをすれば、どの子も留守番は出来る、と言うのが私の考えです。サトリは何の問題もなく留守番出来ました。だから、肉球は5つです。
珍しさ:肉球5つになんの異議もありません。日本は勿論、原産国であるアメリカですら、まだまだ珍犬種ですからね。
高齢者適性度:これはいくつまでの高齢者の意味かわかりませんが、大型犬未経験者には勧めないですね。子犬の頃から、服従訓練に連れて行くとか、しつけをちゃんとするとかが必要だと思います。でないと、散歩のとき引っ張られて転んで怪我をすることになるやもしれません
自主性:頭もいいし、頑固です。少なくとも、サトリはかなり自主性のある個体だったので、それを制するのに時間を要しました。
しつけやすさ:自主性のある犬種なので、決してしつけやすい、とは思いません。飼い主側がどれだけリーダーシップを持っているかによるんじゃないでしょうか?しっかりした方向性を持って接すれば、頭がいいので物覚えもいいから、しつけやすい・・とも言えるのかもしれませんよね。
公共順応性:どの犬種にも言えることだけど、明らかに社会化がどれだけ出来ているか、ですよね。ものおじしないと言われるシャイロなので、一度、危険がないものだとわかれば順応性はある、と言ってもいいのかな?
初心者適性度:犬を飼ったことのない初心者の方にはお勧めしません。
高齢者適性度でも書きましたが、高齢者のみならず、大型犬初心者、又はシェパード初心者の方にはかなりのチャレンジになると思います。
私たちもシェパード初心者だったので、色々苦労しました。でも、その苦労も勉強になりますし、将来、また大型犬を迎える時、楽になると思います。
子供適性度:子供との相性はいいと思います。
かなり我慢強い犬種だと思うし、素晴らしい家庭犬となるはずです。勿論、子供たちにもいかに犬に接したらいいかを教えてあげてください。子供に寛大だったサトリ。サトレラパパの犬の接し方についての説明を一生懸命聞く子供たち
うちには小さい子はいませんでしたが、近所の子供たちがサトリを触りたがったので、子供がまわりにくるたびにおやつをあげてました。そのせいもあってか、子供に囲まれても、尻尾を踏まれても、歯をみせるようなことは一度もありませんでした。
そんな性格だったので、社会貢献に一役かっていました。
以上が、シャイロ・シェパード、サトリの特徴です。
多少は参考になったでしょうか?

サトリはそんなでしたが、某シャイロのオーナーさんの子たちは、とても愛想がいいそうですし、結構ずる賢いところがあると言うオーナーさんもいます。うちの子はとてもソフトな性格だと言ってた方もいました。個体で違う事がよくわかると思います。

さて、次回は、最後の最後で、シャイロ・シェパードのブリーダーさんからの話をまとめて記事にして『シャイロについて』のお話を終わりにしたいと思います。
また、時間かかるかもしれませんが、待っていてくださいね。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« “サンタ大将” 来訪 | トップ | ウェスティのブランちゃん旅立ち »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

シャイロ・シェパード/Shiloh Shepherd」カテゴリの最新記事