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横田の里の常連さんが綴る里のネタ特集

大歓声がぁぁ♪

2013年09月08日 | 秋ネタ

「トウキョウ」。国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長が、そう告げた瞬間、割れんばかりの大歓声が響き渡った。

    

アルゼンチン・ブエノスアイレスで7日(日本時間8日)に開かれた2020年夏季五輪開催都市を決めるIOC総会。パブリックビューイング(PV)会場は、日本から地球の裏側まで乗り込んできた応援ツアー客らで埋め尽くされ“世紀の一瞬”を待ち、そして、喜びを爆発させた。

 前回敗れた2016年五輪招致から7年越しの悲願達成が決まり、会場は沸きに沸いた。涙が止まらない人、周りの人と抱き合う人…。しばらくの間、参加者の喜びは止まらない。

 「何も言えない。夢がかなう…」

 日本オリンピック委員会(JOC)職員の萩原直樹さん(42)は涙が止まらず、声を詰まらせた。

   

 応援ツアーに参加し、和服姿でPVを見守った東京都職員の倉嶋由紀恵さん(44)も「言葉にならない」と一言。涙を拭いながら、「4年前に(2016年五輪開催都市を決めたIOC総会開催地の)デンマーク・コペンハーゲンに行って悔しい思いで帰ってきた。そのことがあっただけに長かった」と、こみ上げてくるものを抑えきれない様子だ。

 PV会場となったのは、東京招致団の拠点ホテルにあるミニシアター。投票前から会場は計100人以上の都職員や一般客、都議、招致関係者らで埋め尽くされ、海外メディアも取材に訪れた。

  

途中で回線トラブルにより投票の様子が一時、会場のスクリーンに映し出されず、都職員が経過を口頭で報告する一幕もあったが、日本が決選投票に残ったことが発表されると大盛り上がりに。勢いそのままに発表のときを迎えた。

 決定後は繰り返し何度も「東京」コールが沸き起こり、万歳三唱も行われて熱狂の渦に包まれた。

 相模原市中央区の不動産業、佐藤浩一さん(37)は「決まるまで本当にドキドキ緊張したけど、オリンピックを生で見られるのがうれしい。24時間も飛行機に乗ってきて大変だったけど、来たかいがあった」と興奮した様子。

  

 東京都杉並区の設計事務所社員、中山佳子さん(26)も、「『イスラム圏初』というインパクトがあるイスタンブールが強いと思っていたけど、『まさか』と思った。東京の最終プレゼンテーションを見て、みんな本当に頑張ったと思う」と話した。

 これまで招致議連などで招致に尽力してきた鈴木隆道都議(62)は「最高。勝つためにやってきたことが全て報われた。ただ、責任は重く世界の期待に応えなければならない。五輪を機に、リーダーシップを持って都市間の交流を進めるのが東京の役割だ」と気を引き締めた。



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