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竹原友徳のさすらいうどん武者修行道中記

香川でのうどん修業の後、2年間の日本一周うどん行脚の武者修行の旅を完遂!現在は京都・綾部での開店目指し奮闘中!

道場破り

2007年07月21日 | 岐阜・愛知・三重
岐阜県美濃加茂市に日本そば文化研究所「半布里道場」という所があると聞き、たのもう~と門を叩き、道場破りに…
というよりも勉強させてもらいに行ってきました。

ここではそば打ち体験や入門、また出張販売などされている。

うどん職人でもそばの事知ってた方がいいよと師範の波多野さんによる楽しくわかりやすいそば打ち講座を体験。
そば打ちの技術だけでなく道場ならではの指導方法も勉強になった。

昼食に打ちたてのそばをごちそうになり、その後はうどん講習となった。

夕食にうどんを食べてもらい、話の中で多治見に「信濃屋」という珍しいうまいうどん屋があると聞き、翌日波多野さんが連れていってくれました。

信濃屋さんは昔ながらの名古屋伝統の手打ちを受け継ぐお店で戦争時に多治見へ疎開され、その後はそのまま今の場所でされている。

ご主人の滝さんと波多野さんは親しいためうどん話も聞かせてもらえた。
まずはうどんをどうぞところうどんをいただく。

太麺でちょっと濃いめのつゆ。
麺はふわふわチュルチュルって感じで優しくどんどん食べれてしまう。

麺とつゆが絶妙でした。話しを聞くとなんと麺の茹で時間70分。
下手な麺だと溶けて失くなってしまうらしい。思いを込めて14時間かけ仕込んだ麺ゆえに耐えられる。

以前取材にきた食通が「魂のこもったうどん」と言ったそうです。
いつか自分のうどんも70分茹でてみるかな。
ちなみにころうどんの発祥はこの信濃屋さんでもともとは「香露うどん」からきている。

また不思議と食べたくなるうどんでした。

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