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精華よもやま話   佐々木まさひこ議員のつぶやき

京都・精華町会議員佐々木まさひこのローカル日記

ビキニデー

2009年03月01日 15時48分33秒 | 平和・憲法9条
 今日は3月1日、ビキニデーである。
 一般的に、「ビキニ」と聞けば女性の水着を連想するが、それとは違う。今から55年前、1954年3月1日に、アメリカが南太平洋のビキニ環礁で水爆実験をした日であり、当時その近くで漁をしていた日本の「第5福竜丸」が被爆した。この船は、現在、東京の夢の島公園内に展示されている(JR・メトロ「新木場」下車)。船だけでなく、周囲の住民も多数被爆した。6月23日、8月6・9・15日、10日21日、12月8日など平和に関する節目の日は多々あるが、最近では労働組合や平和団体もさほど目立った行動をしなくなり、風化している恐れがある。
 私たちが、子どもの頃見に行った「ゴジラ」も、相次ぐ核実験で永い眠りから目覚めたという設定で登場している。確か、ゴジラのデビューも1954年だったと思う。ある意味で、核兵器開発への警鐘だつたのかも知れない。
 核兵器は、使うためでなく外交交渉の相手を脅かす・けん制するためにあるという理屈で、核武装を容認する方もあるが、そのような恐ろしいものを使いたくなる権力者が全く登場しないという保障はどこにもない。情報化社会を逆説的に言うと、自分の五感で確認せずに信じ込む心配もある。世界中に拡散しつつある核兵器ボタンを持っている全員が、ニセ情報を根拠にボタンを押す可能性もある。ましてや、テロが顕在化している今日、国会意思とは無縁のグループの手に渡ることも心配される。
 このような、道具は1日も早く全廃すべきではないだろうか。
 ちなみに、冒頭で水着のビキニとは関係ないと書いたが、ビキニの命名者(フランス人らしい)は、ビキニ環礁での核実験の衝撃から、「ショッキングな水着」という意味で命名したとの説もある。水辺の光景に溶け込んでいる水着も元をただせば、恐ろしい語源があるものだ。

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